池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田太平記(十)大坂入城

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    鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎が描く真田昌幸・真田信之・真田幸村達真田一族の盛衰を圧倒的な迫力で描く大長編物語です。

    この本を読めば真田幸隆の登場から上田の陣での昌幸達親子の活躍、大坂の陣での幸村の討ち死にそして信之の徳川時代の活躍と日本史でも燦然と輝く戦国真田一族の活躍が丸ごと楽しめます。

    全12巻と大長編なのですが、説明より登場人物達の会話で物語が進んでいくので読書のリズムが切られることなくどんどん読み進んでいけますし、変に物語をはしょったりしていないので途中で話が分からなくなることもないです。

    物語の中では真田忍軍の成り立ちや拠点とした城の役割、状況の変化により何故真田家が表裏比

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    2009年10月04日
  • 池波正太郎の銀座日記[全]

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    淡々とした語り口。池波正太郎の生き様が伝わってくるような。。
    試写見て、食べたいものを食べ、そんな晩年を過ごしたいと思わせてくれます。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    鬼平の誰に対する時にも人情と厳しさを忘れない態度、部下への管理能力、上司への対応、ルールに縛られない考え方、どれを取っても魅力のありすぎる人物像。こんな人間になりたかった。
    読むなら1巻からどうぞ

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    2009年10月04日
  • 剣客商売番外編 黒白(上)

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    番外編でありながら、大変な傑作というか、最高でしょう。あくまでも、主人公は波切八郎なのですが、若き日の小兵衛の姿もそれなりに魅力的に描かれています。新装版となり、シリーズの一部であることが以前よりも明確に示されるようになっていますが、この作品のみでももちろん堪能できる完成度です。タイトルもニクイな〜。

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    2009年10月04日
  • 剣客商売番外編 黒白(下)

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    普段、上下巻構成のものも、無駄遣い防止ということで、一冊ずつ買ったりなどすることもありますが、こちらは絶対、一時に上下巻を揃えることをお勧めいたします。
    でないと、急いで駆けつけた本屋に下巻が売られていなかった場合など、「ああ、波切先生はどうなってしまうんだ・・・・」と、不安でいてもたってもいられなくなってしまいます。
    バッチリと上下巻を揃えて、週末どっぷりはまって完読!きっと、それはとても幸せな時間になります。

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    2009年10月04日
  • 梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七)

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    北京で読む。日本語をつかわない地域ではじめて日本語に飢える感覚。おいしい日本語日本的表現の池波正太郎本。

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    2009年10月04日
  • 梅安蟻地獄 仕掛人・藤枝梅安(二)

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    池波正太郎3大作品のひとつです。仕掛人藤枝梅安を主人公に江戸の闇を描くテレ朝の仕事人シリーズはこれが大本です。やはり作者逝去により最終巻は途中で終わっています。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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    このシリーズは全部まだ読んでないんだけど、絶対読みたい。ほんとは全部持ってたいんだけど、、、冊数が多いので13巻までは売りに出しました(涙)中古屋さんに「キレイに読んでますね」と褒められました。長谷川様の下で働きたいです。

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    2009年10月04日
  • 幕末遊撃隊

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    幕末に活躍した、イバハチこと伊庭八郎の物語。
    結核になったからこそ、剣に生きようとした伊庭の姿が切ない!

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(二十四)

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    大好きな『鬼平犯科帳』の最終巻。これを読んでしまったら、もう新しい「鬼平」には巡り会えないと思うと、もったいなくて、ずっと読めなかった巻。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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    これは出てくるお盗め人の個性を味わう一冊。盗賊三箇条を守り抜くお盗め人たちのどこかずれたダンディズムを楽しむべし。

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    2009年10月04日
  • 闇の狩人(上)

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    初めから、良い!!冒頭からすぐに引き込まれます。けっきょくはおせっかいな主人公の怪盗が巻き込まれたお家騒動にまではってする陰謀を暴く…のかな??と思ったけど、最後は皆幸せで、和やかな気持ちにさせてくれます。

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    2009年10月04日
  • 鬼平犯科帳(三)

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    鬼平の人柄も良さも見所なんだけど、周りの人たちの個性溢れる面々や、それにまつわるエピソード、怪盗も千差万別でとにかく面白いです。特に冬に読みたくなります...お酒と蕎麦が欲しいですよ。

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    2009年10月04日
  • おせん

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    短編集。13編あり、すべてが女性を主人公としたもの。見た目だけでは、わからない人間の業と言うものを描き尽くしている。根っからの悪人も、根っからの善人もいない。
    池波正太郎独特の食事の場面が、その人を妙にリアルにさせてくれるのである。

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    2025年12月02日
  • 食卓の情景

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    久しぶりに本棚から取り出して読んでみた。時代小説の大家である作者の日々の食事がどれも美味しそうに描かれている。池波さんの時代小説は読んだことが無いがきっと食事の場面も上手に買いているんだろうと想像した。フットワーク軽く様々な所に出向いて食べる食事は凡人には真似できないが、美味しさを想像して面白く読むことが出来ました。時代小説にもチャレンジしようと思いました。

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    2025年12月01日
  • 食卓の情景

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     『鬼平犯科帳』『剣客商売』で有名な時代小説家・池波正太郎先生の食に纏わるエッセイで、鮨、鰻、チキンライス、ポーク・カツレツ、カレーライスなど思わずお腹が空いてくるような筆致と先生が過ごした昭和の情景描写、自身の作品と食事の深い結びつきが印象的で、思い出した時に繰り返し読みたくなる作品だった。

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    2025年11月26日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

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    昌幸と幸村が九度山に軟禁されてからも、生き残った草のものたちはあるかないかも分からない一度の機会がある事を願って地味ながら潜伏を続けている。
    病に臥せっていた昌幸が危篤になったものの、次巻はいよいよ家康上洛。さてどう動くのか。

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    2025年11月16日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

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    「何これ」「うめー」って体験憧れる

    個人経営の店に入るのにだいぶ気合いが必要な私からするとふらっと知らない店入れるの凄すぎ

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    2025年11月15日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十一)

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    池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈21〉』を読みました。
    『決定版 鬼平犯科帳〈20〉』に続き、池波正太郎の作品です。

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    大島勇五郎は、名前ほど勇ましくないが有能な同心だ。
    しかし最近おかしい。
    不審を感じた平蔵が、自ら兇盗の跳梁を制する「春の淡雪」、探索方から勘定方に戻されて、ふて腐れていた細川峯太郎が、非番の日に手柄を立て、再び探索方に戻るまでを描く「泣き男」、浮気の虫が騒ぎ出した木村忠吾にも温かく厳しい眼をそそぐ「麻布一本松」ほか、「瓶割り小僧」「討ち入り市兵衛」「男の隠れ家」を収録。
    “仏の平蔵”の部下への思いやりをしみじみと

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    2025年11月03日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二十)

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    池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳〈20〉』を読みました。
    池波正太郎の作品は先日読んだ『決定版 鬼平犯科帳〈19〉』以来ですね。

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    女は、いきなり甚助へつかみかかり、「何をしゃあがる」立ちあがった甚助に突き飛ばされると、「か、敵討ちの約束がまもれぬなら、わたした金を返せ、返せえ!!」白眼をつりあげて叫んだ。
    逃げ廻る甚助に旧知の平蔵は助太刀をするが、事は意外な方向に展開して行く。
    女心の奇妙さに、さすがの鬼平も苦笑い。
    花も実もある鬼平の魅力──「助太刀」。
    ほか「おしま金三郎」「二度あることは」「顔」「怨恨」「高萩の捨五郎」「寺尾の

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    2025年11月02日