池波正太郎のレビュー一覧

  • 池波正太郎短編コレクション1夜狐 暗黒時代小説集

    購入済み

    過去に読んだこともあるものも含めて、池波時代小説はいつ読んでも面白いですね

    0
    2020年07月11日
  • 人斬り半次郎 賊将編

    Posted by ブクログ

    中村半次郎改め、桐野利秋の後半生。
    明治維新で、西郷隆盛と共に活躍。
    だが、維新後は凋落していってしまう。
    西郷隆盛と似たもの同士の性格が、西郷との結び付きを強めたのか。
    最後まで、西郷隆盛を慕い、守り抜いた桐野利秋。
    漢の中の漢である。

    0
    2020年07月04日
  • 鬼平犯科帳(十九)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鬼平犯科帳 (19)

    ここのところ、密偵の方が亡くなってしまう事が続く鬼平シリーズ。
    「妙義の團右衛門」では、敵に探っている事がバレてしまい、密偵・馬蕗の利平治が命を落としてしまう事に。
    シリーズの内容的に、登場人物が命を落としてしまうのは仕方のない事なのですが、やはりやりきれないですね。
    「逃げた妻」「雪の果て」は2話連続して、“木村忠太郎”こと木村忠吾さんの居酒屋でのお知り合いの浪人、藤田彦七の破滅の話。
    藤田さんと先妻・おりつの受難は自業自得と言えなくもないです。お気の毒なのは後妻の方と娘さんですよね。頼りない亭主と身勝手な先妻のせいで、いい迷惑だったと思います。

    0
    2020年06月16日
  • 鬼平犯科帳(十六)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (16)

    木村忠吾さんがついに結婚。まずは、おめでとうございます。というところなのですが、結婚直前に遊女屋へ行こうとしたり、結婚したらしたで惚けすぎて上司に叱られるという、相も変わらずの兎っぷりを見せてくれます。
    しかも新婚なのに、探索中と言い訳しながら飯盛宿に泊まってしまったりと、本当、女性に関してはしょうがない人ですよね・・。
    そんな忠吾さんが、またまた“さむらい松五郎”に間違われて、勘違いのまま展開する「影法師」は、オチがナイスでした。
    そして、鬼平さんが過去に弟のように仲良くしていたのに、失踪してしまった男が登場する「霜夜」。又四郎さんの失踪理由が何ともせつないです。

    0
    2020年06月08日
  • 鬼平犯科帳(十三)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (13)

    鬼平さんが身分や名を隠すときに使う、「木村忠右衛門」という名乗りは、恐らく“兎忠”こと木村忠吾さんをもじってますよね。本巻でも「熱海みやげの宝物」「墨つぼの孫八」で“木村忠右衛門”を名乗られていました。鬼平さんは、というか池波先生は“忠吾いじり”がお好きなようです。
    「殺しの波紋」では坂道を転がるように破滅へ進んでしまう、富田与力が哀しすぎました。鬼平さんは「(富田与力が転落した)そもそもの原因を知ることができぬやも・・」と仰せでしたが、思わず“忠吾さんでしょ”と言いたくなった私でした。(忠吾さんが悪いとまでは言わないけど、事の起こりの原因ではあるかと・・。)
    「一本

    0
    2020年06月01日
  • スパイ武士道

    Posted by ブクログ

    筒井藩士でありながら、その実は幕府から派遣された隠密として、スパイ活動をする主人公虎之助の活躍と苦悩。正江のキャラがはっきりしない。

    0
    2020年05月28日
  • 真田太平記(八)紀州九度山

    Posted by ブクログ

    九度山での蟄居生活が始まる。

    主人公幸村の影は薄く、草の者達が主役である。

    そして真田丸ではあっさり飛ばされてしまったが、
    加藤清正がここに来て存在感を増している。
    真田丸でも司馬遼太郎の関ケ原でも単なる脳筋で、
    家康の手のひらの上で踊らされる哀れな道化だったが、
    この作品では熊本城を築城した名将として、
    相応しい信念と知恵を持った人物として描かれている。

    0
    2020年05月28日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

    Posted by ブクログ

    池波正太郎氏のエッセイを読んでいると、
    「この店に行きたい・・・・・・・」
    とか
    「ここでこれを食べてみたい・・・・・・・」
    などと
    三点リーダーとか中黒を6つばかり並べてカギカッコで閉じたような感想が浮かぶ。

    ともあれ、こういう古い店や街、池波正太郎氏が当時ですら消えてしまったと嘆いていた江戸の情緒が失われてしまったのはとても寂しいが、われわれは幸運なことにこういう優れたエッセイにて疑似体験することができるのだから考えてみたらありがたい話だ。

    0
    2020年05月20日
  • 鬼平犯科帳[決定版](四)

    Posted by ブクログ

    鬼平シリーズ第四作。
    ついに女密偵・おまさ登場。

    初登場がいきなり見張り相手の盗賊団に囚われるというハードな話。
    その盗賊たちが地も涙もない残酷な野郎どもだけにおまさの状況が心配でたまらない。
    ついに監禁場所を突き止めた鬼平が、なかなかやって来ない部下たちにしびれを切らして単身飛び込み、おまさを救う。
    格好いい~。しかし多勢に無勢、鬼平絶体絶命…と思いきや、待ちわびた部下たちが現れる。格好いい~。

    こんな酷い目に遭ったというのに、おまさは連続夜鷹殺しで、再び危険な役目を買って出る。夜鷹の振りをして囮となるのだ。
    そこまでするのは勿論、鬼平への気持ちがあるからなのだが、そんなおまさの気持ちを

    0
    2020年05月20日
  • 鬼平犯科帳(十二)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (12)

    鬼平さんの活躍に欠かせない密偵達。彼らも“元・盗賊”という事で、〈昔とった杵柄〉で盛り上がってしまう、「密偵たちの宴」。密偵達の台詞のみのやり取りが、読んでいて自分もその宴を覗いているような気分になりました。それにしても、すべてお見通しの鬼平さん。恐るべし。
    そして、鬼平さんの息子・辰蔵さんも登場する「白蝮」。
    “女好き”なお気楽同心・忠吾さんでさえ、辰蔵さんの女性趣味には若干引き気味になっているのが笑えます。この話では、凄腕同心・沢田さんが過去敵わなかった女性が出てきますが、なんとなく、沢田さんには幸せになってほしいと思ってしまう私です(あ、小柳さんも)。

    0
    2020年05月16日
  • 真田太平記(九)二条城

    Posted by ブクログ

    加藤清正は毒殺された?知らなかった。それにしても、家康は地元出身の武将だが、どうにも好きになれない。

    0
    2020年05月15日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二)

    Posted by ブクログ

    鬼平シリーズ第二作。
    (各話の結末にも触れているので読みたくない方は飛ばしてください)

    木村忠吾登場。ドラマとは少し違って惚れっぽいというか、すぐにのめり込むのだが飽きやすい。う~ん、これじゃいつまでも結婚は出来ないな。
    知らずに盗賊の娘と恋仲になってしまった「お雪の乳房」など、ドラマと違って『お雪さんそのものが好きだったんじゃなくて、そっち?』とガッカリしたし。これでは女性層には受けないだろうとドラマでは結末を変えたのだろう。

    しかし「谷中・いろは茶屋」ではそののめり込み癖が思わぬ活躍に繋がる。本来デスクワーク専門で捕物、ましてや剣術などからっきしの忠吾だが、こうして見るとやはり火盗改メ

    0
    2020年05月07日
  • 鬼平犯科帳(十七)

    Posted by ブクログ

    鬼火
    特別長編。平蔵がチョイと寄った『権兵衛酒屋』。酒屋の女房が斬られ、亭主が蓄電する。
    探索を続ける平蔵も襲われてしまう。

    0
    2020年05月05日
  • 鬼平犯科帳(十一)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (11)

    「男色一本饂飩」では、“兎”こと木村忠吾さんの“操”が大ピンチ!忠吾さんて、“トホホ・・”な事になる事が多いですが、今回はその最たるものですね。お気の毒でしたが、そんな彼が皆に愛されている事もわかりました。
    「泣き味噌屋」では、臆病すぎる同心・川村さんが登場。
    改めて鬼平さんが、部下に対して平等に思いやる事ができる方だと実感。本当、素敵なお頭ですよね。

    0
    2020年04月23日
  • 鬼平犯科帳(十)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (10)

    密偵・彦十さんが昔の知り合いにほだされそうになる「むかしなじみ」。
    キレ者与力・佐嶋さんの過去の部下が登場する「消えた男」。
    この“過去エピソード系”二篇をはじめ、今回も安定のラインナップです。
    異色だったのが狂人剣客が登場する「追跡」。鬼平さんが頭のおかしい剣客に追い回されて、リアルに困るという、シュールな仕上がりとなっております。
    「お熊と茂平」は、あの毒舌・お熊婆さんが大活躍し、鬼平さんの仲間に加わる事に。今後のお熊さんの活躍が楽しみです。

    0
    2020年04月21日
  • 鬼平犯科帳(九)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (9)

    左馬之助さんに続き、密偵のおまささんと五郎蔵さんが夫婦になりました。
    おまささんは、鬼平さんへの想いもあったと思いますが、お幸せになって頂きたいです。
    そして、「本門寺暮雪」で登場した柴犬のクマ。鬼平さん曰く、忠吾さんより役に立ちそうとの事で(笑)、今後の活躍に期待です。

    0
    2020年04月19日
  • 鬼平犯科帳(四)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (4)

    諸事情により、4巻未読のまま、8巻まで読んでいたのですが、ようやく4巻を読めました。

    密偵のおまさ、大滝の五郎蔵、舟形の宗平はこの巻から登場だったのですね。
    特に、おまさの鬼平さんへの尽くしっぷりは、ある意味壮絶なものがあります。
    鬼平さん率いる火付盗賊改方の検挙率(?)がずば抜けているのも、彼らのような有能で忠実な密偵達の活躍が大きいのだな・・。と思います。

    0
    2020年04月12日
  • 鬼平犯科帳(八)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (8)

    「流星」:上方の“生駒の仙右衛門”と関東の“鹿山の市之助”が手を組み、鬼平さんを苦しめます。
    その手段は、火付盗賊改方の同心の家族を次々に殺害しつつ、強盗もするという卑劣極まるやり口で、流石の鬼平さんも「おれのもっとも痛いところを衝いてきた」と青ざめる程・・。
    勿論、ここまで“鬼の平蔵”を怒らせて悪党たちが無事なはずはありません。終盤の怒涛の捕り物に胸がすく思いでした。

    「あきらめきれずに」:鬼平さんの剣友、左馬之助さんの純情さが良いですね。幸せになって頂きたいです。

    0
    2020年04月05日
  • 鬼平犯科帳(七)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (7)

    この巻では、鬼平さんの長男・辰蔵さんも頑張っております。(「隠居金七百両」、「泥鰌の和助始末」)
    とはいえ、まだまだ父上には到底及ばず。このちょっと頼りないけど憎めないところが、“兎”の忠吾さんと似ていますね。
    それにしても、鬼平シリーズを読んでいると、江戸中至る所に“盗人又は元・盗人”が居るなぁ・・。と思ってしまいます。

    0
    2020年04月03日
  • 鬼平犯科帳(六)

    Posted by ブクログ

    鬼平犯科帳 (6)

    風邪をこじらせて寝込んでいた時に、寝間に忍びこまれ、父上の形見の煙管を盗まれてしまった鬼平さん。(「大川の隠居」)
    とにかく、働きすぎなのですね。
    鬼平さん曰く「この御役目が、おれの性にぴたりはまっている」ので「・・なればこそやめられぬ」のだそうです。
    身を粉にして激務に励むのは大したものですが、くれぐれもご自愛してほしいと思った次第です。

    0
    2020年03月31日