池波正太郎のレビュー一覧

  • 真田太平記(九)二条城

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    加藤清正は毒殺された?知らなかった。それにしても、家康は地元出身の武将だが、どうにも好きになれない。

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    2020年05月15日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二)

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    鬼平シリーズ第二作。
    (各話の結末にも触れているので読みたくない方は飛ばしてください)

    木村忠吾登場。ドラマとは少し違って惚れっぽいというか、すぐにのめり込むのだが飽きやすい。う~ん、これじゃいつまでも結婚は出来ないな。
    知らずに盗賊の娘と恋仲になってしまった「お雪の乳房」など、ドラマと違って『お雪さんそのものが好きだったんじゃなくて、そっち?』とガッカリしたし。これでは女性層には受けないだろうとドラマでは結末を変えたのだろう。

    しかし「谷中・いろは茶屋」ではそののめり込み癖が思わぬ活躍に繋がる。本来デスクワーク専門で捕物、ましてや剣術などからっきしの忠吾だが、こうして見るとやはり火盗改メ

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    2020年05月07日
  • 鬼平犯科帳(十七)

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    鬼火
    特別長編。平蔵がチョイと寄った『権兵衛酒屋』。酒屋の女房が斬られ、亭主が蓄電する。
    探索を続ける平蔵も襲われてしまう。

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    2020年05月05日
  • 鬼平犯科帳(十一)

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    鬼平犯科帳 (11)

    「男色一本饂飩」では、“兎”こと木村忠吾さんの“操”が大ピンチ!忠吾さんて、“トホホ・・”な事になる事が多いですが、今回はその最たるものですね。お気の毒でしたが、そんな彼が皆に愛されている事もわかりました。
    「泣き味噌屋」では、臆病すぎる同心・川村さんが登場。
    改めて鬼平さんが、部下に対して平等に思いやる事ができる方だと実感。本当、素敵なお頭ですよね。

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    2020年04月23日
  • 鬼平犯科帳(十)

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    鬼平犯科帳 (10)

    密偵・彦十さんが昔の知り合いにほだされそうになる「むかしなじみ」。
    キレ者与力・佐嶋さんの過去の部下が登場する「消えた男」。
    この“過去エピソード系”二篇をはじめ、今回も安定のラインナップです。
    異色だったのが狂人剣客が登場する「追跡」。鬼平さんが頭のおかしい剣客に追い回されて、リアルに困るという、シュールな仕上がりとなっております。
    「お熊と茂平」は、あの毒舌・お熊婆さんが大活躍し、鬼平さんの仲間に加わる事に。今後のお熊さんの活躍が楽しみです。

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    2020年04月21日
  • 鬼平犯科帳(九)

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    鬼平犯科帳 (9)

    左馬之助さんに続き、密偵のおまささんと五郎蔵さんが夫婦になりました。
    おまささんは、鬼平さんへの想いもあったと思いますが、お幸せになって頂きたいです。
    そして、「本門寺暮雪」で登場した柴犬のクマ。鬼平さん曰く、忠吾さんより役に立ちそうとの事で(笑)、今後の活躍に期待です。

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    2020年04月19日
  • 鬼平犯科帳(四)

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    鬼平犯科帳 (4)

    諸事情により、4巻未読のまま、8巻まで読んでいたのですが、ようやく4巻を読めました。

    密偵のおまさ、大滝の五郎蔵、舟形の宗平はこの巻から登場だったのですね。
    特に、おまさの鬼平さんへの尽くしっぷりは、ある意味壮絶なものがあります。
    鬼平さん率いる火付盗賊改方の検挙率(?)がずば抜けているのも、彼らのような有能で忠実な密偵達の活躍が大きいのだな・・。と思います。

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    2020年04月12日
  • 鬼平犯科帳(八)

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    鬼平犯科帳 (8)

    「流星」:上方の“生駒の仙右衛門”と関東の“鹿山の市之助”が手を組み、鬼平さんを苦しめます。
    その手段は、火付盗賊改方の同心の家族を次々に殺害しつつ、強盗もするという卑劣極まるやり口で、流石の鬼平さんも「おれのもっとも痛いところを衝いてきた」と青ざめる程・・。
    勿論、ここまで“鬼の平蔵”を怒らせて悪党たちが無事なはずはありません。終盤の怒涛の捕り物に胸がすく思いでした。

    「あきらめきれずに」:鬼平さんの剣友、左馬之助さんの純情さが良いですね。幸せになって頂きたいです。

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    2020年04月05日
  • 鬼平犯科帳(七)

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    鬼平犯科帳 (7)

    この巻では、鬼平さんの長男・辰蔵さんも頑張っております。(「隠居金七百両」、「泥鰌の和助始末」)
    とはいえ、まだまだ父上には到底及ばず。このちょっと頼りないけど憎めないところが、“兎”の忠吾さんと似ていますね。
    それにしても、鬼平シリーズを読んでいると、江戸中至る所に“盗人又は元・盗人”が居るなぁ・・。と思ってしまいます。

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    2020年04月03日
  • 鬼平犯科帳(六)

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    鬼平犯科帳 (6)

    風邪をこじらせて寝込んでいた時に、寝間に忍びこまれ、父上の形見の煙管を盗まれてしまった鬼平さん。(「大川の隠居」)
    とにかく、働きすぎなのですね。
    鬼平さん曰く「この御役目が、おれの性にぴたりはまっている」ので「・・なればこそやめられぬ」のだそうです。
    身を粉にして激務に励むのは大したものですが、くれぐれもご自愛してほしいと思った次第です。

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    2020年03月31日
  • 雨の首ふり坂

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    『黒鷺死体宅配便』著者の単発時代劇。
    池波正太郎原作で味わいある話。後半の絵がなぜか雑になってる。

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    2020年03月28日
  • 鬼平犯科帳(五)

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    鬼平犯科帳 (5)

    諸事情により、4巻未読のまま5巻を読むことに・・。

    今回も7篇それぞれ読み応えがあり、楽しませて頂きました。
    第五話「兇賊」では、鬼平さんが強敵(凶敵又は狂敵ともいえるかも)・“網切の甚五郎”に命を狙われ、大ピンチに陥る場面もあり、ハラハラしました。
    早く4巻が手元に来てほしいです。

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    2020年03月22日
  • 真田太平記(七)関ヶ原

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    石田三成が関ケ原の合戦後に処刑されたということを、恥ずかしながら初めて知った。大坂の陣まで生きていたのかと思ってた。思い込みというのはおそろしい。

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    2020年03月09日
  • 真田太平記(七)関ヶ原

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    いよいよ関ケ原。

    この小説が書かれたのは40年以上前なので、
    今日では関ケ原の戦いも研究が進み、
    「西軍は裏切りが無くても勝ち目が無かった」
    「石田三成は西軍の主導的立場ではなく、
    徳川家康と敵対関係でもなかったが、
    貧乏くじを引いてしまった気の毒な人」
    (腹が痛くなってきた)
    という説が有力になっているらしいが、
    小説なので史実よりロマンの方が大事である。
    白湯を飲めて良かったね治部様。

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    2020年03月07日
  • 剣客商売 36巻

    購入済み

    大好きなシリーズであるが…

    剣客商売は毎巻読んでいるが、原作者の他の有名時代劇も読んでいると、少々ネタ切れ感が否めない。

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    2020年03月02日
  • 鬼平犯科帳(二)

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    鬼平犯科帳 (2)

    火付盗賊改方といえば、鬼平さんをトップに佐嶋与力や酒井同心といった敏腕メンバーばかりと思いきや、今回登場した“兎忠”こと木村忠吾は、仕事より惚れた女に夢中という困った同心です。
    この惚れっぽい兎忠さんが、成り行きで結果的に手柄をたててしまうような展開が面白いです。
    一方、女への憎悪から非道を繰り返す“葵小僧”も登場。なかなか捕縛できずにヤキモキさせられました。

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    2020年02月04日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    鬼平犯科帳 (1)

    職場の方が貸してくださるというので、ついに“鬼平”に手を出してしまいました(笑)。
    個性豊かな盗賊達VS“鬼平”こと、長谷川平蔵率いる火付盗賊改方。
    連作短編で、話と話がリンクしていく展開なので、スイスイ読めます。
    昔はワルだったという、鬼平さんの過去も興味深かったです。

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    2020年02月02日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    関ヶ原の前夜の巻。親子が敵味方に分かれるのは悲惨なことではあろうが、家系を存続させるためには是非もない判断だったのかもしれない。

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    2020年01月29日
  • 真田太平記(六)家康東下

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    折り返し地点。いよいよ関ケ原間近。

    天下泰平のために行動する兄、
    義のために行動する弟、
    天下への野心を抱く父。
    それぞれの思いが立場を別々にし、
    上田の幸村・昌幸と沼田の信幸の距離は遠のく。

    そしてついに犬伏の別れが訪れる。
    一丸となってどうやって乗り切るか考え、
    あくまで策として敵味方に分かれ、
    最後まで親兄弟の絆が描かれた
    真田丸とはまるで対照的である。
    どちらが史実に近かったのだろうか。

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    2020年01月18日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

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    俗に池波正太郎のファンには三種あるという。言わずもがな時代小説ファン、映画のファン、そして食べ物のファン。私はどれにも属さないが、それは池波正太郎の全ファンが好きでないからである、という全方位に嫌味たらしい理由からくるものでもある。

    それでもこの表紙カバーはあまりに魅力的だし、タイトルの軽妙さはどうか。この中におさめられている「行ってみたいなあ」と心ならずも思った店は食べログで検索すると今でもちゃんと残って☆4つ近くをとどめている。
    私がなぜ池波ファンを好かないか。それはこのエッセイの中にちゃんと作者自身の言葉で記されている。
    「新しいものは何かというと、それは、だれもが知りつくしている味気

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    2020年01月17日