池波正太郎のレビュー一覧

  • 旅路 下

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    ネタバレ

    波瀾万丈の女の一代記。井伊藩の家来である夫を同輩に殺され、そ 若い郎党と敵討ちの旅にでる。その途上で無頼漢に襲われ貞操の危機に遭うも剣の達人の如き老人に救われ、江戸での穏やかな生活を斡旋される。しかし平穏とも思えたその生活も仇の出現により、自らそれを絶つ。そしてはたまた貞操の危機に遭うも若い剣士にも救われ、敵討ちの助太刀をしてもらうことに。いつしかその剣士と恋仲になり所帯を持つことを約束するが、その剣士は仇に返り討ちにあい亡くなる。絶望の中、ふとしたことで仇を見つけ、最初に救ってくれた老人の手助けがあり、敵討ちの本懐を遂げる。最後は尾張の豪商の後添えとなり、めでたし、めでたしが表の話であるのだ

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    2021年04月26日
  • 剣客商売二 辻斬り

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    冷え冷えとした闇の幕が裂け、鋭い太刀風が秋山小兵衛に襲いかかる。正体は何者か? 小兵衛・大治郎が非道に挑む表題作。江戸に出たまま帰らぬ息子を探しにきた信州の老剣客へ温かい手をさしのべる秋山父子――「老虎」。暴漢にさらわれた老舗の娘を助ける男装の武芸者・佐々木三冬――「三冬の乳房」ほか「鬼熊酒屋」「悪い虫」「妖怪・小雨坊」「不二楼・蘭の間」。シリーズ第2作。

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    2021年04月18日
  • まんぞく まんぞく

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    剣術に没頭する女剣士の話。剣客商売の佐々木三冬のように最後は女の幸せを掴む。今の時代、これを女の幸せと言ってはいけないのかな。

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    2021年04月05日
  • まんぞく まんぞく

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    あまりまんぞくしなかった。
    ジェンダー問題はともかく、真琴のキャラは都合により変えられてのキャラは都合により変わるし、平太郎の扱いは雑で薄く好感を持ちにくい。

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    2021年02月24日
  • 鬼平犯科帳(二十一)

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    事件が解決してからの平蔵

    「わしはな、佐嶋」
    「は‥‥」
    「もはや、すでに死んだつもりよ」
    「何と、おおせられます?」

    「この年齢になって、あれこれしたいと想うていた楽しみは、すべてあきらめたわ」
    「もっとも、若いころのわしは、他人の何倍も男のたのしみを味わってきたことゆえ、いつ死んだとて、おもい残すことの、先ずは無いと申すことよ」
    「いまのわしは、若いころの罪ほろぼしをしているようなものじゃ」

    いい生き方、羨ましい。男はこうでありたいものだ。

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    2021年02月19日
  • 剣客商売番外編 ないしょ ないしょ

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    運命に翻弄されながらも、健気に逞しく生きる、お福の波乱万丈な人生が描かれています。
    剣客商売・番外編という事で、勿論秋山小兵衛さんは登場しますし、小川宗哲先生も出てきます。
    話は、お福に関わった男性3人が一人のクレイジーな浪人・松永市九郎によって殺されてしまい、殺害された3人の仇をうとうとお福が決意し、小兵衛達の協力を得て思いを遂げるという展開です。
    殺された3人だけでなく、他にも病気などで関わる男性が何故か死んでしまうという、苦労の多いお福ですが、持ち前の芯の強さで乗り越えていきます。そんな彼女に周りの人たちも温かくバックアップしているのが救いですね。
    ただ、お福の最初の雇主の神谷弥十郎がお

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    2021年02月08日
  • 谷中・首ふり坂

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    時代小説10編と歴史随筆1編。真田物や鬼平の素になる短編あり、新宿の歴史を綴った「内藤新宿」もあり興味深かった。全体通し、岡場所や遊里が多く出てくる。現代とは極めて異なる江戸の風俗を垣間見る。2021.1.26

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    2021年01月27日
  • 鬼平犯科帳(十四)

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     池波正太郎 著「鬼平犯科帳 14」、2000.9発行。6話。第1話「あごひげ三十両」と第6話「さむらい松五郎」は面白かったです。あとの4話は、ストーリーが面白くないです。キレもなく、半太郎、平十、伊三次など助けるつもりの者が死んでしまっては読後感が悪いです。

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    2021年01月24日
  • むかしの味

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    昭和の時代飲の食べ歩きエッセイ。
    懐かしくもあり無くなった店も多い。この先の日本でどんな店を探そうかと考えた。

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    2021年01月22日
  • 鬼平犯科帳(十二)

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     池波正太郎 著「鬼平犯科帳 12」、2000.8発行、7話。本巻は、やや盛り上がりに欠ける気がしました。

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    2021年01月18日
  • 梅安冬時雨 仕掛人・藤枝梅安(七)

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     池波正太郎(1923~1990、享年67)著「梅安冬時雨」、シリーズ(七)、2001.7発行(文庫)。未完の絶筆です。

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    2021年01月17日
  • 鬼平犯科帳(十一)

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    映像の鬼平犯科帳、最近ちょこちょこ見てますが、当時は全然見てません。平蔵は、松本幸四郎、丹波哲郎、萬屋錦之助と続いたのですね。池波正太郎 著「鬼平犯科帳 11」、2000.8発行。7話が収録されてます。第1話「男色一本饂飩」での豊島屋女中お静の活躍が見事。第2話「土蜘蛛の金五郎」での平蔵の乞食浪人姿での振る舞いが愉快。

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    2021年01月15日
  • 鬼平犯科帳(十)

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    鬼平犯科帳シリーズは、「〇〇の〇〇」と、盗人や密偵がやたら多く出てくる感じがします。ちょっと食傷気味w。「鬼平犯科帳 10」、2000.7発行、7話。第2話の蛙の長助と第7話のお熊がお気に入りです。

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    2021年01月15日
  • 鬼平犯科帳の世界

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    鬼平犯科帳を読むにあたっての「虎の巻」だと思います。池波正太郎 編「鬼平犯科帳の世界」、1990.5発行。まだ、このシリーズ、半分も読み終えてないですが、この本で紹介されてる鬼平一家を眺めると、私にとって、トップは断然「久栄」です。続いて、「小柳安五郎」、「友五郎(友蔵)」、「佐嶋忠介」、「おまさ」に「お熊」と続き、そして「主役の平蔵」と「岸井左馬之助」でしょうかw。私は脇役の味わいが好きなのかもしれません(^-^) 剣客商売では秋山小兵衛が好きですがw。

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    2021年01月13日
  • 日曜日の万年筆

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     千何百枚もの年賀状を自筆で書かれた池波正太郎さん、夏頃から書き始めたとか。「日曜日の万年筆」、1984.3発行。①芝居の幕間に、中年婦人が男性便所(大用)に飛び込む。私も女性が隣りのトイレに入ったときの息遣いなど、アメリカで、釧路で、緊張した記憶が残っています。②著者が心がけたのは「物事に期待せず、自分の仕事の質をみがいていく」こと ③別れの挨拶を交わし、双方の姿が見えなくなるところで、たがいに振り返り一礼を交わし合う。

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    2021年01月12日
  • 梅安最合傘 仕掛人・藤枝梅安(三)

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     自分が見つけて気に入ったものには、とことんこだわる池波正太郎さん、「梅安最合傘」、仕掛人・藤枝梅安(三)、2001.4発行、6話。「枕出せとはつれない言葉 そばにある膝知りながら」ほんとに男は勝手なんだから! ねえ、おもんさん。 解説は池波正太郎の娘ではない池波志乃さんでしたw。

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    2021年01月11日
  • 鬼平犯科帳[決定版](四)

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    池浪正太郎 著「鬼平犯科帳 4」、2017.2発行、8話。第2話「五年目の客」では、お吉への人情裁きが。第3話「密通」では、小助とお米に粋なはからいを。第8話「世鷹殺し」では、夜鷹とても人ではないか、夜鷹殺しの旗本への平蔵の怒りの刃が。

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    2021年01月05日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

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    令和2年の読書納めは池波正太郎さんになりました。「剣客商売(十一)勝負」(2003.1)に続き、「鬼平犯科帳 決定版1」(2017.1)です。唖の十蔵、本所・桜屋敷、血頭の丹兵衛、浅草・御厨河岸、老盗の夢、暗剣白梅香、座頭と猿、むかしの女の8話。それぞれが独立した短編であり、かつ連作長編の予感が。メモをしながら読む必要を感じました(^-^) 第1巻を読んで、長谷川平蔵中心ではありますが、脇役にもしっかり主役級の役どころが与えられてる気がしました。

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    2020年12月31日
  • 剣客商売十一 勝負

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    池波正太郎 著「隠れ蓑」、剣客商売(七)、1991.9発行。春愁、徳どん逃げろ、隠れ蓑、梅雨の柚の花、大江戸ゆばり組、越後屋騒ぎ、決闘高田の馬場 の7話。「隠れ蓑」秀逸です。「徳どん逃げろ」も良かったです。でも、全体的には中だるみの感がしました。そういえば、本巻では、三雪の活躍がないですねw。

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    2020年12月26日
  • 鬼平犯科帳[決定版](二)

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    一巻からの連続性があるのは世界観が造られていく上では興味深い。また往時の江戸の街並みが丁寧に描かれている点が物語の世界観の構築に寄与している。
    人間模様としては、一巻の方が面白かった。

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    2020年12月24日