岸田奈美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分でnoteを書くにあたり、1番好きなnote作家(?)さんである岸田奈美さんの著書を読む事にしました。
こちらが処女作かと思い込んで読んだのですが、こちらでは無かったです汗
ご本人が「自認はサザエさん」といったような内容のnoteを書いていた気がしたので、少し記事を拝見した程度で私は岸田家に対して「岸田奈美と愉快な仲間たち」といったような認識を持っていたのですが、
この本を読んで、ヤングケアラーというか…
ヤングではなく大人、とはいえ、
家族の介護を余儀なくされた、被害者
というのは言い過ぎですが、
彼女に対して初めて「可哀想に」
といった感情を抱きました。
認知症の祖母、難病の母、ダウン症の弟を
大黒柱として支える彼女
ドタバタしているのも納得というか
岸田奈美さんがポンコツだからとかではなく
そりゃあドタバタどころの騒ぎではないでしょうと。
いやまぁ、サザエさんだってポンコツだから
買い物しようと町まで出掛けたのに
財布を忘れたのではなく、あんな大所帯の家事を
毎日回してたら、たまに財布を忘れるくらい
しゃーないわなという感じですが…
きっとたくさんの事に追い込まれて辛かったであろう時期に執筆した…であろう本書、
傍から見たら悲壮な環境に置かれているのに
そう思わせない文章の書き方、というか
本人が自分の事、家族の事を"可哀想"だと
思っていない
それでもしんどい事にはしんどい
そういった気持ちを読者にとって面白いと
思わせる形で吐露されているのが流石だなと
思いました。
現在妊娠中で、お腹の子に何かしらの障害が
あったらどうしようという気持ちで
中絶を視野に入れる事もあったのですが、
本書を読んでから、
自分の子供に何かしらの障害があったとしても
前より受け入れやすくなったような気がします。
エッセイ形式なのも読みやすくて良かったです。
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Posted by ブクログ
「もうあかんわ」となってしまうような大変な状況。
でも、筆者は「もうあかんわ」とそこから逃げるのではなく、「あかんわ」と笑いにユーモアに変えて、進んでいく。
日記という形式で記され、(執筆当時は)先の見えない、ゴールの見えないなか
本当に辛いことも、大変なことも、投げ出したくなることもあったと思う。
でも、読んでいてもなぜか暗~い気持ちにはならない。
「弱さを追い風にかえるのはユーモアとチャーミング」
作者にぴったりの言葉だとおもった。
あと、個人的に馴染みの深い神戸が舞台だったので余計に状況がイメージしやすくて読んでて楽しかったです。 -
Posted by ブクログ
インスタのおすすめで流れてきた岸田奈美さんが書かれた本。
家族愛溢れるエピソードに笑って、時に胸がきゅっと掴まれて涙がでそうなお話しがいくつも書かれていた。
文章を読むと、その人の人柄を感じることがよくあるけれど、この本は愛とユーモア溢れる奈美さんの人柄を感じられる素敵な本だった。
"お金を使うか迷ったときは"
"知識を理解するとは"
"愛とは"
"サポートをするとは"
"どうすれば、自分のことを好きになれるのか"
こういった大切な問いについて、奈美さんや奈美さんが出会った人たちの考えが書かれていて、
自分も心に留めておきたいと思った。