【感想・ネタバレ】【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたしのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いろいろなハプニングに対して温かさやユーモアを感じ、応援したくなるってこういう気持ちからうまれるんだろうなと思う。弟さんとの自動販売機の話が特に好きだった。助け返し合う中でみんなが過ごしやすい社会はきっとくるのだろうな、つくれるのだろうなと感じた。

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2024年06月13日

Posted by ブクログ

NHKのドラマを観て、あまりに感動したので原作を読んでみた。
電車で読んでても涙が溢れてきて困った。
人生何が起こるかわからないから、人生で一番必要なものは、起こった出来事をいかに面白くとらえるかの視点なんだと改めて思った。
その視点を教えてもらった。
ドラマではタイトルの意味がわからなかったけど、本を読んでよーくわかった。
家族は選ぶことができる。
自分で選んだ家族をめーいっぱい愛したい。

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2024年04月25日

Posted by ブクログ

乳の集団疎開で笑った。
ZARDの『君に逢いたくなったら』を聞いて泣いた。

こんなに笑えて泣けるエッセイ初めて。
多分、人生をかけていろんな人にすすめると思う。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

岸田さんは文章が上手いなぁ。
インターネットのnoteで岸田さんのお家が水浸しになった話を途中まで読んで、面白かったからこの本を手に取った。
お父さんは中学生の時に亡くして、お母さんは大病をして車椅子、弟さんはダウン症で、それだけ聞いても大変そうで、普通の子のようにのんびりぼんやりしたり親に甘えたりてまきなかったんじゃないか、と思ってしまう。作中で「死なないように生きていた」と書いてあったからまさにそういった時もある、と思う。しかし作中では周りの人への優しさや感謝、そしてユーモラスさで明るく面白く描かれている。繊細で強い。人気なのもわかるな。
またこの人の文章が読みたいと思えた。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

笑えるし泣ける。家族っていいな、こんな風に大切にしたいと思った。
「人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけ」
「自分を好きでいるためには、好きな自分でいられる人との関係性だけを、大切にしていく」
今まで家族や回りの人に大切にされた分、これから関わっていく人を大切にしたいと思った。
一緒にいて傷つく人との関係は無理して続ける必要なんてない。いつも笑顔で楽しくいられる人とだけ一緒にいたいと思った。

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2023年12月17日

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一気に読み終えた一冊 
お父さんを亡くし
弟はダウン症
お母さんは ある日突然車椅子

自分も 生きづらいなかで
ユーモアたっぷりの文章
笑わせてくれたり
涙うるうるさせたり

忙しいエッセイだけど
読み終えた後の 爽快感

そして 私の悩みなんて ちっちゃいと感じさせてくれた。

今 辛いなと感じた方は ぜひ読んで欲しい

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2023年10月01日

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久々にこんなに一気に引き込まれた。
読む度に心が軽くなった。自分が知らない世界、考え方が沢山ある。定期的に読み返したい。

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2023年08月21日

購入済み

読んで満足

ドラマを視聴してから購入しました。SNSで著者のことを知っていたつもりでしたが、恥ずかしながら実際にきちんと読んだのは今回が初めてでした。「家族だからではなく、愛したのが」という言葉の通り、登場する大切な方達への愛や尊敬をひしひしと感じられました。心で満足することのできる笑い、感動を得ることができ、感謝でいっぱいです。

#ハッピー #笑える #深い

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2023年08月03日

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才能の越境がスゴい!
エッセイの真髄ここに極まれりな感じです。
奈美さんが好きと語ってる向田邦子、さくらももこは作家業の延長線上でエッセイも書いていた感があり一流のエッセイストでもあったと思いますが、別業種から転身した岸田奈美さんは技の極め方が違います!
私はこの本をある種の奥義本だと思いました。その種目は“人生”。人生をひとくくりに種目化なんてできないですが、文章の小気味良さがすぐれてるせいか、最後はハツラツな感じて終わるせいか、読んでいると爽快でスポーツな感じを何故だか受けるんです。でも種目は“人生”だから試合内容が超ハード。普通なら尻込みするような試合ばかりなんです。そんな試合を積み重ねて人生に負けない必殺技というか、奥義をいろいろと見出していく。エッセイを綴る本気度がえらいこっちゃです。年代性別問わずオススメです。読みやすいので是非!

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2023年08月02日

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“生まれるときに、親を選ぶことはだれにもできない。でも、パートナーを選ぶことはだれでもできる。自分で選んだパートナーこそが、家族の最小単位だ。
家族は選択できないものから、選択できるものになっている。自分によい影響を与える人の存在は、自分で選ぶことができる。”

早くに父を亡くし、車椅子の母と知的障害の弟との日々の暮らしを綴ったエッセイ。
BSでドラマ化されておりそちらも大変良い。

中々重めの内容かと思いきや、著者の持ち前の面白いことに貪欲な性格と物事を客観的に捉えた語彙力高めの文章のおかげで楽しく読めてしまう。

ジブリの小ネタも多くジブリファンとしてはそこも良い。
好きなエピソードのひとつは『黄泉の国から戦士たちが戻ってきた』
電車で読んでいたら激しく肩を震わせていたことだろう。

面白いだけでなく、障害をもつ方々の生活や時々ハッとさせられる言葉もあり学びもある内容となっている。

ブログのように軽い読み心地で普段本を読まない人にもおすすめの1冊だ。


こんな人におすすめ .ᐟ.ᐟ
・家族がテーマの作品が好きな人
・面白いエッセイが好きな人
・さくらももこが好きな人
・ジブリが好きな人
・前向きになれる話が好きな人

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2023年06月20日

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Spotifyのラジオきっかけに出会った本。

岸田さんの声から馴染み、本を読んだのでより一層、そのままお話しを聞いてるかのような感覚に。

涙がぐわっと出そうになっても、笑えちゃう話ばかりで岸田さんの強さと愛に、勇気と優しさをもらいました〜

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2023年06月15日

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ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したら家族だった」
【出演】河合優実,坂井真紀,吉田葵,錦戸亮,美保純,福地桃子,奥野瑛太ほか【原作】岸田奈美,【脚本】市之瀬浩子 他【演出】大九明子

七実「家族の死、障害、不治の病、どれか一つでもあれば、どこぞの映画監督が世界を泣かせてくれそうなもの、それ全部うちの家に起きてますけど」

いや~七実たちの生き方、最高。錦戸亮が「なんだか、かっこよかったです」ってTweetしてたけど、ホンマそれ。なんだか、かっこよかった。

視聴者、演者を信頼し、皆に平等な大九明子 演出が色んなとこで光っていました。錦戸亮もあんま出てなかったけど全然OK、アタマとラスト&遺影で父の存在充分感じたし。何度見ても発見がある素晴らしいドラマと出会うきっかけくれて感謝です!

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2023年06月02日

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好き、とても。

「はじめに」で泣いて、一穂ミチさんの「解説」で泣く。
泣いて笑ってまた泣いて顔が忙しい。
表情筋は確実に鍛えられた。

沢山の辛い経験をされた岸田さん。
何度も涙を流して来られたんだろうと書かれていない部分を想像し胸が詰まる。

そんな岸田さんが紡ぐ言葉は愛に満ちている。
カメラマンの幡野広志さんの言葉も刺さりまくる。
本の中から「なんくるないさ~」「ケンチャナヨ」などの励ましの言葉が今にも飛び出して来そう。

元気な人も心が折れている人も手に取って欲しい。
文章の端々に散りばめられた優しさに触れれば笑顔になれる。

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2023年05月16日

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ネタバレ

弟さんの障害やお父様を早くに亡くされたことやお母様が車いす生活になられたことにより大きな苦労をされていると思いますが、それらの点以外は著者は普通の一般的な温かい家庭で育たれたのかと思います。(つまりスペシャルな才能を持っているとかエリートな教育を受けた方というわけではないということ。)
そのような、自分と変わらない普通(と感じられる)の方がご自身やご家族の日常をブログに書くこと通して多くの人の共感を呼び、作家としてデビューを果たし、ドラマ化までされるということから、ものを書くことがもたらす可能性の大きさを感じました。

書かれている出来事はご家族の障害などに関連したことが多いですが、障害が身近な人でなくともイメージできたり共感できる内容に感じられ、いい意味で障害が特別なことではないと実感できます。
また、ご自身についても笑いも交えながら飾らない人柄として書かれており、身近な友人のような親しみを感じます。
その一方で、些細な出来事から深い気づきを見出される様子とか、あたりまえのことを最大限に面白くとらえるユーモアから特別な感性を感じます。

これらの素敵な感性を持たれた背景には、ご家族メンバーがみな温かい家庭であったこと、ご家族のことで苦労や悲しい思いをされたこと、などが当然あると思いますが、それだけでなくたくさんの書くことを通してご自身を客観視しながら自分磨きというか人柄としての味わいを深めていかれた影響があるのだろうなと想像しました。

こんな読書感想なども含めて、私も自分がした体験や抱いた感情に、書くことを通して向き合っていきたいと思いまいした。

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2023年05月09日

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甲子園でホットコーヒーを売った話がめちゃくちゃ面白かった

いや、普通に辞めようよ(笑)と思ったし、たぶん同じ状況になれば私は勿論の事、大体の人が辞めると思うのだが、
天候とかで出勤日を決めたり、SNSでなりふり構わなかったりと抗い、最終的に勝つとか驚愕
これは境遇で培った精神力によるものなんでしょ

お父さん、お母さん、弟さん
家族ひっくるめて岸田奈美さんなんだろう
家族とはそういうものかもしれない

岸田家
あっぱれです

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2023年05月05日

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愛とは何か、の答えがここにある。

タイトルがなんだか辛くて、気になりながらも未読だったのだけど、文庫になったので手に取りました。一気に読みました。
解説にあった「知らんけど」は祈りだ、という部分に、赤ベコになるくらい同意。

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2023年04月23日

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死ななければ、なんとかなっちゃう

悲観は気分、楽観は意思。

人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけ

自分が嫌いだと、他人に評価を求めようとする

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2024年05月04日

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ユーモアたっぷりな文章で重く暗い内容の話もあったはずなのにとても軽やかに読む事が出来ました。
カメラマンの幡野さんとの対談で触れられていた、「家族が病気にならないように願うだけではなくて、病気になった時にも明るく生きられるようにどうするか?」という考え方は、自分の環境ではまだ実感が湧きませんが、自分もしくは家族にいつかそんな日が来る可能性は十分あると想像して、自分が選んで愛した家族との関係性を模索していきたいと思いました。

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2024年05月04日

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表紙の絵が可愛いな〜って理由で手に取ったのですが、読むと元気になる本でした!

内容は超ハードなのに、岸田さんの書く文章はニヤニヤというかゲラゲラというか、、笑ってしまう。

何より岸田さんの家族に対する愛がたっぷり伝わってくる内容に心がほこほこ。

特に「母とわたし」の中の、“母に「死んでもいいよ」といった日”が1番印象に残ってるかな。

大丈夫じゃない日々を、岸田さんなりの考え方というか突破方法で切り開いていく様子が読み応えありました。

1度読んだら岸田さんの文章にハマってしまいますよ(*´꒳`*)

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2024年04月03日

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ここ数年岸田さんの文章を読んできたので、まとめて改めて読んでみた。ホッとしたし、行動力とやり抜く力に改めて敬服。

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2024年03月29日

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心がふわっと軽くなって、自分と自分が大切に思う人を大切にしたいと改めて思う一冊。

心がしんどい時、ぜーんぶ自分のせいだと決めつけて勝手に落ち込んでた。
泣き言が言える人が周りにいたから頑張れた。

『サポートって相手に押しつけるものじゃなくて、相手を手伝うもの』
『がんって多くの人がかかっちゃう病気。がんにならないことを願うだけじゃなくて、がんになってしまったときに、そこからどうするかを考えられるように』
『自分によい影響を与える人の存在は、自分で選ぶことができる』

わたしも、大好きな自分でいるために、大好きな人たちといることを選ぶ!!

最後に…
サイズの合わないブラジャーは、お胸のお肉を背中へと集団疎開させてしまう、知らない間に開戦してしまう現実を知り、笑った。笑

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2024年02月26日

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自分の家族を重ねて、涙が出た。
私もきっと、家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だったんだと思う。

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2024年02月10日

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岸田奈美さんの文章は、読むと元気になる。たいへんな状況にもかかわらず、岸田さんが書く文章は、ゲラゲラ笑えてしまう。
「もうあかんわ日記」に続き、2作目。
「倒れる時は前のめり」「死ぬこと以外かすり傷」
言うことは簡単だけど、それを実践している。岸田さんのまわりの状況を知って、この言葉を聞くと、なんて重たい言葉なのだろう。
とにもかくにも、一度ぜひ手にとって、読んでみてほしい。ホントにゲラゲラ笑えて、岸田さんの文章にハマってしまいます。

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2023年12月22日

Posted by ブクログ

岸田奈美さんの顔ファンです。
面白いだけでなく泣けます。
この人は行動力とか努力とか、なんだか凄いなーと関心。自分も頑張ろう…
ドラマは本以上に面白い!

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2023年09月09日

Posted by ブクログ

次々と降りかかる困難にめげそうになりながら、家族を愛してる、その気持ちだけでがむしゃらに生きてきた奈美さん。そのがむしゃらさが、道を開いていく。自分はこんなふうにできなかったな、と、奈美さんを見て、自分のことを後悔する気持ちになった。
笑えて泣けるお話です。

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2023年08月09日

Posted by ブクログ

愛がたっぷりある家族にまつわるエッセイをユーモアたっぷりの語り口調で書き下ろしてあるので、軽快に読み進められる。明るく楽しいことだけではなく大きな悲しみや困難なことが多いが、こんなにも温かく愛を感じるのはやっぱり家族だからなのだろうか。

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2023年07月22日

Posted by ブクログ

抜群のユーモアセンスと、ひとに対する素直さと優しさ、圧倒的な行動力と集中力。これらが溢れた岸田さんの人生は、側から見たら大変なことがたくさん起きているのにとっても健康で等身大で、身軽に見える。その身軽さは書くことに支えられているらしい。岸田さんの人生と人柄に始終惹かれながらスイスイ読み終えた。いつでもそばに置いて元気のない時に読み返したい。そして私も大切な人や一つ一つの出来事にきちんと向き合い言語化しながら生きたい。

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2023年07月22日

Posted by ブクログ

先にドラマを見始めていたので、知っているエピソードがほとんどだったけど、それでも笑えるし、泣ける。
解説の一穂ミチも書いているけど、家族に障害があるけど…的なものと思って敬遠したら、もったいない気がする。
知らんけど。

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2023年06月08日

Posted by ブクログ

独特のセンスでシリアスに陥りそうな話も絶妙におもしろく読めるのがすごい。赤べこの話など、世の中にはいい人いっぱいいるなあ、とダウン症の弟さんを中心に、世界が明るく見える話たちもよいのですが、甲子園球場で一人ホットコーヒーの売り子をした話が個人的にはツボ。逆境をこんなにおもしろおかしく書ける上に最終的に勝利する著者さんやっぱすごい人だわ!これからも家族で快進撃を続けてもらいたいです。

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2023年04月25日

Posted by ブクログ

文章が面白い!
なんだか読むとほっこりする。
自分の中の感情や思いをこんなにも言葉で表現されててすごいなーと思った。

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2023年11月20日

Posted by ブクログ

不思議なリズム感の文体が、最初はしっくり来なかったけれど、読む進める内に、まるで隣で実際に著者が話して聞かせてくれているような感覚になるエッセイ。

世間一般からみたらどこか欠けているのに、いや、欠けているからこそ、心が澄んだ人たちのエピソードに、何度も笑ったりホロリとさせられた。

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2023年05月27日

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