岸田奈美のレビュー一覧

  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    とても身近に感じられる書き方というか話し方で、引き込まれていった本は久しぶり。自分に嘘をつかない潔さが、文章の端端から感じられて、あっという前の読書でした

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    2025年03月12日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    軽快な文章でクスッとしながらどんどん読めちゃうのにいきなり号泣させられる。。。
    はっと気付かされたり、温かい気持ちになったり色んな感情にさせてくれるエッセイです。

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    2025年03月09日
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    絶望するような状況に陥っても、そこから這い上がっていたときの心境や行動がユーモアなタッチで書かれている。特に、母に向かってもう死んでもいいよと言った話には衝撃を受けた。しかし、そこから猛勉強の末志望する大学に入学し、起業していくまでの過程は読んでいてとても勇気づけられる。また、スノーボードのように転び方を教わることが大事と言う話や、知識は人に教えられるようになって初めて身に付いていると言えると言う話も腑に落ちる。
    自分も何とかして今の状況を打破したいけれども、絶望しながらも、まずは人生を楽しむ余裕を持ちたいと思わせてくれた一冊。

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    2025年02月21日
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    ネタバレ

    岸田家の家族に関する話が数多く展開され、家族に対する考え方を綴られた本。
    若い頃に亡くした父、車椅子生活の母、障害を持つ弟という複雑な家庭環境の中で筆者がくじけつつも前を向いて生きていく姿には感銘を受けた。
    笑いあり涙ありとはまさにこういう本を言うと思った。
    随所に書かれる例えが面白くて、読み手側も想像がより膨らんだ。どうやってあんなにほいほいと良い例えが出てくるんやろう。想像力が豊かなんやろな。
    印象的なシーンは絶望に直面したときの気持ちの持ち方のところ。大切な人が絶望に直面したときは無理に言葉をかけるのではなく、そばにいて、1人じゃない、いつでも話を聞くという気持ちを言葉や態度で伝えられる

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    2025年02月16日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    すごく読みやすいエッセイです。しかも臨場感たっぷり。そして辛そうな内容も、明るく紹介してくれます。心が疲れた時に読むと癒されると思います。

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    2025年02月14日
  • 【電子特典付】もうあかんわ日記 文庫

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    岸田さんの本は、面白い。飾らない言葉だからか、引き込む力があるし、気づいたら、もう読み終えてた。大変なんだよね。だけど大変で片付けで欲しくないという岸田さんの言葉に、共感した。

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    2025年02月13日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    おもしろすぎた!この人に家族のエッセイを書かせたいから神様はこの境遇にしたのかなと思わせる。たくさんの人に読んでもらいたい本

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    2025年01月26日
  • 【電子特典付】国道沿いで、だいじょうぶ100回

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    岸田さんのエッセイ3作を読んで共通するのは、物事に対する視点や受け止め方が毎回新鮮で感動させられることです。標題になっているお母さんとのエピソードは泣ける...家族へ語りかける言葉の温かさと愛情深さで胸がいっぱいになりました。

    桃のおすそわけの話始終面白かった笑
    岸田さんのエッセイは笑って泣けるから好き。

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    2025年01月17日
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    話題になっていたので読んでみたが、同情を誘うような内容でなく、面白く、そして深い内容だった。

    病気や障害などを理解したい人にもお勧めしたい。

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    2025年01月11日
  • 【電子特典付】国道沿いで、だいじょうぶ100回

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    ニューゲームにしたらモンスターの声が聞こえてくるってのは何というゲームですか!!?殺される側の声が聞こえてくるってえっぐいなあ…でもちょっと興味ある…
    それと入院中のお母さんの孤独の話や、入院患者のクレームの話が良かった。相変わらず面白です。

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    2025年01月09日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    著者は91年生まれ。飾られていない等身大の言葉がストレートに綴られていた。
    父は急逝、母はその後に倒れ下半身付随で車椅子生活、弟は知的障害。こんな家族がいることを聞いて皆さんはまずどう思いますか?
    きっとこの家族はどんな状況下に置かれても乗り越えていくんだろうなぁと強く感じた。そして、自分自身の家族のことも改めて考えさせられた。素直に良い本だなぁと思えた。

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    2025年01月03日
  • もうあかんわ日記

    購入済み

    買ってよかった

    親の介護や家族の問題で生活が行き詰まりどうにもならなくなり、もうあかんとなって家族自分を手にかけてしまった人たち。その人達も周りにそりゃやばいなと笑い飛ばしてくれる人や手を差し伸べてくれる人がいたらなら他の選択肢も選べただろう。知らなければ手を差し伸べることもできないので、岸田さんのようにnoteに書いて多くの人に知ってもらうことは大切なことだと思う。岸田さんもがんばってるのだから私もがんばろうと励まされる本だった。今年一番の買ってよかった本。

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    2024年12月28日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    良かった。
    すごくテンポが良くて語彙力に富んでいて、読みやすく面白かった。
    何よりも胸にささる、なるほどなと唸ってしまう感情面を、分かりやすくきちんと言葉(文章)にしているのに脱帽。
    すごく素直に生きてきたんだなと感じた。

    弟君や、死にたいと言う母や、かきたしのカメラマンとの話、グッときた。

    中・高生にも読んでもらいたいな。

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    2024年12月25日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    最初から最後まで、何度も涙を流しながら読みました。表紙の絵がかわいくて、どんなイラストレーターの方の作品なんだろうと思っていたら、岸田奈美さんの絵だと知って才能にびっくり。中学生でお父さんを亡くされ、その後にはお母さんが車椅子生活になり、想像できないほど辛い思いをされてきただろうに、こんなに軽やかに、面白く文章にされていて、「人を笑わせたい、幸せにしたい」という気持ちの塊のような人なんだろうな。ほかのエッセイも絶対に読みたい。

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    2024年12月19日
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    ネタバレ

     面白かったですね。笑える場面もたくさんあったけれど、筆者の家族と筆者自身の生き方に拍手です。

     テレビで河合優美さんが熱演してましたね。弟役の葵くんがとても印象に残ってます。彼が健常者で演じられたら、台無しですもんね。ラストにはかっこよさも感じられました。もっと活躍してほしい俳優さんです。パーフェクトデイズにも出演していたんだ。

     弟なら宇宙人が来てもコミュニケーションをとれるというのもうなずけます。人との付き合い方を教えてくれる、素敵なエッセイでした。

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    2024年12月19日
  • もうあかんわ日記

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    認知症の祖母とダウン症の弟に、緊急入院して大手術をした母、そして犬。
    稼ぎ頭の著者も東京と関西の実家を行き来しているハードワーカーだし。こんなにも大変そうなのに、笑いと感謝に変えてしまう著者のユーモアのセンスに脱帽です。しかもこんな毎日を日記にしてnoteに配信しているという。どこにそんなパワーがあるんだろう。ほんとうにすごいなこの人はと思います。
    よく介護をしている人のエッセイを読んで、来るべき介護のための参考にしようと思っていますが、本書ほど読んで元気に前向きになる本はないかも。ユーモアってすごいね。

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    2024年12月16日
  • 【電子特典付】国道沿いで、だいじょうぶ100回

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    桃のエッセイをXで見かけてプロの力量に圧倒されたので読み始めた。
    気軽に笑えて最後は考えさせられるエッセイ。
    大量の桃を届けるくだりでは、車を出してくれる人やいきなりの桃を受け取ってくれる知人友人など、優しい人に囲まれていることも実感できて心がほっこりしました。

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    2024年12月11日
  • 漏水びしょびしょ日記 【分冊版】上巻

    k

    購入済み

    あぜん

    岸田奈美さんの本はを初めて読んだのは、コロナ禍でした。試し読みで、大笑いしました。今回も笑ってしまいました。大変な事なのに、何故か岸田さんの匠な言葉の表現が素敵です。続きが気になりあっというまに読んでしまいました。

    #感動する #笑える

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    2024年12月08日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    ネタバレ

    たくさん、たくさん心が泣いた。
    でも、読んで前向きになる本。
    知らんけど。

    何回読んでも、涙が出るところ。一つだけ抜粋する。


    母に「死んでもいいよ」といった日

    (略)

    P.61
     楽しみにしていたお店は、ぜんぶ階段があったり 通路がせまかったりして 車いすでは入ることができなかった。歩いていたときは、こんなの気づかなかったのに。
    さんざん歩きまわったら、身も心もへトへトになった。ようやく入れるカフェを見つけ、席についてパスタとジュースを注文すると、途端に母は泣き出してしまった。
    「ママと一緒にいたら大変やんね。迷惑かけてごめん」
    「そんなことないで」
    「あのね、ママね、ずっと奈美ち

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    2024年12月08日
  • 【電子特典付】国道沿いで、だいじょうぶ100回

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    作中で
    嫌なこと頼みたいこと喜ばせたいこと
    という文字列がある
    この文字列だけで感性が違うんだなと思う。
    そのひとのだいじょうぶは不思議な威力がある。

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    2024年12月02日