岸田奈美のレビュー一覧

  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    すんばらしく良かった。最高。

    どう見積もっても壮絶に見える作者の人生だけど、全然重たくなくて、
    かといって逃避している訳でもないそのバランス。
    生きていくうえで辛い経験は必ず誰しもあるわけなので、辛いことはしっかり辛いと認めつつ、
    でもちゃんと向き合い、家族で支え合い、笑って乗り越える。
    たっぷりのユーモアと愛情の豊かなるバラエティに元気もらえた感動傑作エッセイでした。

    多分今後の人生を含めても上位に入るといっても過言ではないくらいベスト笑った本。

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    2025年11月29日
  • もうあかんわ日記

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    これ読んだら、私の置かれてる環境なんて屁みたいなもんやんって思えてしまう。
    不幸のどん底なのになのに笑ってしまう。
    岸田奈美さんの罠にまんまとはまってしまった。
    もうあかんわという、本来だったら絶望の淵にいる状況をここまで笑いにできてしまう岸田奈美さんの文才には毎度驚かされる。
    私も色々と苦境に立たされていて『もうあかんわ』と思うことが多々あるが、今は自分なりの言葉で日記にしたためている。そして、その辛さを私は他人に話すことで皆んなに笑い飛ばしてもらいたいなと思っている。

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    2025年11月07日
  • 【電子特典付】もうあかんわ日記 文庫

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    岸田奈美さんの言葉が大好き。本を読みながら吹き出したり、泣いたり、幸せな気持ちになった。私がもうあかんわ、てこれから思ったときも思い出では喜劇にしたいと思った。

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    2025年10月31日
  • 【電子特典付】国道沿いで、だいじょうぶ100回

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    こんなにさらさらと面白く読めるのに、ぐっと胸にくるエピソードだらけ。
    すごいなぁと思わずにいられない。
    こんなに失敗や困難や辛いことがあってもだいじょうぶにできるんだ。

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    2025年10月19日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    インスタのおすすめで流れてきた岸田奈美さんが書かれた本。

    家族愛溢れるエピソードに笑って、時に胸がきゅっと掴まれて涙がでそうなお話しがいくつも書かれていた。

    文章を読むと、その人の人柄を感じることがよくあるけれど、この本は愛とユーモア溢れる奈美さんの人柄を感じられる素敵な本だった。


    "お金を使うか迷ったときは"
    "知識を理解するとは"
    "愛とは"
    "サポートをするとは"
    "どうすれば、自分のことを好きになれるのか"


    こういった大切な問いについて、奈美さんや奈美さんが出会った人たちの考

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    2025年10月19日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    何度も笑い泣いてしまいました。
    色々なことを教えてもらいました。
    全ての人への応援歌のように
    思いました!

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    2025年10月12日
  • 【電子特典付】もうあかんわ日記 文庫

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    車椅子の母、認知症の祖母、ダウン症の弟。
    コロナ禍での37日間を綴った日記です。
    当事者にとっては笑えないほど大変でしんどい日々のはずなのに、著者はそれを笑いやユーモアに昇華させており、重くならずに読めました。
    優しさと強さが伝わる作品です。
    中でも、鳩との死闘のエピソードが印象的で、想像するだけでも怖かったです。

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    2025年10月11日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    既に単行本では読んでいましたが、文庫版では書き足しと解説があるので改めて読みました。
    悲しみも苦しみも、優しさも愛おしさも全部伝わってくる素晴らしい作品です。
    そして一穂ミチさんの解説もまた良し。
    単行本を持っている人でも、二度美味しいという感じで楽しめると思います。

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    2025年10月03日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    きっとたくさん傷ついて悲しんで、それでも立ち直ってここまで這い上がってきた方なんだろうなと思う。なんて強くてたくましい人!

    読ませる力がある文章を書けるってすごいなあ。リズムが軽やかでクスクスできてすぐ読めちゃった!

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    2025年10月01日
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    usutakuさんのノートに書かれていた、この方のインタビューの発言の一説を見て興味をもtt。Xで存在は知っていたけれど、作家になられた方だとは知らなかった。この方に、日常や非日常のこころの動きをこんなことばで紡いでくれる才能を与えてくれたことがとても嬉しい。読書をしてもっと感動で切る本にであいたいと思わせてくれる一冊。
    読書からの、娘に対して遺書になんとかいてほしいかといった質問に対する言葉も、自身のこころの機微を丁寧に捉えた言葉で回答されていて感動した。

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    2025年09月29日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、岸田奈美さんが家族のことや仕事のことをセキララに、そしてトコトン面白く描いた家族エッセイ。

    読み終わって思ったのは「この家族すげえな」です。みんなほんとすげえ。

    まず、岸田さんが中学の時、ケンカをして仲直りできないまま父親が急死。高校生の時には母親が半身不随に。

    そして、車椅子になった母親とダウン症の弟。これだけでも不幸と障害のオンパレードなのに、転んでもただでは起きないんです。この家族。

    いきなり車椅子生活になり、リハビリが辛くて死にたいと言う母に「死んでもええよ」と言い放つ娘。これだけ読むとドロドロの愛憎劇かと思いきや、そこ

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    2025年09月23日
  • 【電子特典付】もうあかんわ日記 文庫

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    あかんわ。
    これは冗談抜きでほんとにもうあかんわ。
    前にきょうだい児が大丈夫じゃないと言ったら生きるか死ぬかの瀬戸際だとレビューに書いたけど、そのレベルでのもうあかんわだわ。
    岸田さん、よく堪えたなぁ。一人でよく抱えきったなぁ。
    同情して欲しいわけじゃない、手伝ってほしいわけじゃないというけれど、私も同じ立場になったら同じこと言うだろうなと思うけど、もしこの時のあなたが目の前にいたら私は助けるわよ。
    手を振り払われても寄り添うわよ。

    ここに書かれていたのは間違いなく私も通るであろう道だった。
    いつか私は両親や姉を施設に入れる決断をしなければならないと思う。
    葬儀の喪主だって務めなければならな

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    2025年09月14日
  • 【電子特典付】もうあかんわ日記 文庫

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    プリズン・ブレイク・ドッグという日記がすごすぎて笑ってしまった。
    ワンコたちもおばあちゃんも亜空間と化したソファも強烈だった。

    辛さをユーモアに変える力のある人。
    たくさん笑わせてもらった。
    何事も前例がないと皆不安になるものだが、岸田さんは前例をつくってくれる人。それってすごいことだ。
    ちょろっと書かれていた、ユニバーサルデザインはだれにとっても便利で快適で安心なものではない。というのが目からウロコだった。そりゃそうだよね。だれかの快適はだれかの不便になり得る。岸田さん曰くユニバーサルデザインとは、「前向きなあきらめと、優しい妥協と、心からの敬意があるもの」、なるほどとなった。

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    2025年09月06日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    この本を読んで思ったことは
    「好きな人」
    って、ただ単純に自分がその人を好きかだけじゃ無くて
    その人と一緒に居る自分を愛せるかどうかも大切なんですね

    岸田さんの色んなものの例えがおもしろいですし
    大変な思いをされたからこそ、自分の人生を大切にされているなぁと思いました
    いつも他人の目を気にしているくせに適当に生きている自分が恥ずかしいです

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    2025年08月22日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    面白いエピソードをさらに面白くする岸田さんの文章力がすごい。
    家族への想い、世の中への想い、自身への想い。岸田さんの中身をこんなに見せてもらっていいのかな?と思うくらい見せてもらった。すごい素敵な人だと思ったし、こんなに素敵でもダメなところもあるんだ!と自己肯定感が低い私は救われた。
    良太さんへの想いを読んで、障害がある人も個性があって誰かの役に立っていて自分が知らなかったことを教えてもらった。
    考えてみれば当たり前のことなんだけど、普段障害のある人と接する機会がないし、どちらかというとこちらが手助けをしなきゃと思うけど何をしたらいいかわからないと焦ってしまう存在だったので彼らに対する解像度が

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    2025年08月18日
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    心の中に温かく染みてきて、泣けるエッセイでした。
    著者の岸田奈美さんは、本当に言葉を大切にされている方なんだというのが伝わってきました。
    下半身不随となり車椅子生活に突入することになったお母さんとの沖縄旅行のエピソードが、一番心に残りました。

    また、最後の方で、車椅子の母、ダウン症の弟、そして岸田奈美さんが東京駅の前で楽しそうに笑っている写真が挟まれていたのは驚きました。

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    2025年08月17日
  • 傘のさし方がわからない【電子特典付】  無料お試し版

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    傘のさし方がわからない

    岸田奈美さんのノートをフォローしています。本は読んだことがないのでノートにはない内容もあるのだたと知りました。結婚されたとき本当に素敵な人と巡り会われxに返信したかったけど気恥ずかしくて。私自身も弟がいて同じような体験をし今は子供達に支えられ穏やかな暮らしを送っています。両親夫弟を見送り(若い頃は結婚しないと決めてた子供を産むのが怖かった)今は子供を産んでよかったとつくづく思います。奈美さんに幸いあれと願っています。

    #共感する #胸キュン

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    2025年08月02日
  • 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

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    100文字で済むことを、2000文字で書くことの真髄をみた。マニアックで、どこか刺激を与える文章は、今までの生き方から得られたその人だけのスペシャリテなのだろう。どんな状態でも、好きな自分でいられる人達が居れば何とかなる。

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    2025年08月02日
  • 傘のさし方がわからない【電子特典付】

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    やっぱり岸田奈美さんだわと思うエピソードばかりで、くすっと笑えたり、うるっとしたり素敵な話ばかりだった。
    「ワクチンを打ったわたし、心臓を止めない薬」と「弟がひとりで美容院に行ってて、姉は腰を抜かした」っていう話が好きだった。
    大変なこともあると思うけれど、今に幸せを感じて、好きな人と好きなことをしてる姿が羨ましく思う。

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    2025年07月23日
  • 【文庫版】家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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    お父さんが中2の時にお亡くなりになり、お母さんが病気で半身不随になり、弟さんがダウン症。家族が良い!
    お母さんと一緒に行ったミャンマーでの出来事。甲子園の売り子のバイトの話。お父さんが買ってくれたファービーの話(笑)。櫻井翔くんが使用したピンクのジェットストリームが後日爆売れ実はそのペンは...。面白かった。ファービーのことを思い出せず検索してしまいました^ ^可愛い♪

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    2025年07月07日