岸田奈美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
岸田奈美さんのエッセイには、笑いと愛と哀と救いがある。
自分の人生に一度でも起きたら卒倒しそうなエピソードが、岸田奈美さんからは週一くらいの勢いで飛び出てくる。
なのに、そこに悲壮感はない。
少なくとも、文章には出てこない。
裏には悲壮感も含めた様々な感情が込められているのはしっかり感じるのに、重くない。いい意味で。
岸田奈美さんとはサイン会で一度お会いしただけだが、その人当たりの良さは爆発的に発せられていた。
そのキャラクターそのままの文章に、ある種救われているのかもしれない。
特に最終章がよかった。
下手したらエッセイ全体の評価にかかわるかもしれない吐露が、この本全体の救いに -
購入済み
作者の人生をさらけ出すエッセイ
今まで作者がやってきた出来事や家族事情をエッセイにした本です。今まで個々で話されていたことを本出すまでのボリュームとなり、仕事にしているのは作者の人間力凄いなと尊敬しました。
死ななければ何とかなるものだと教えてくれる本です。問題点を泥臭くてもいいので乗り超えてポジティブにかえる。苦手でダメな点があっても、切り替えて、自身の持ち味を活かしたことを仕事にする。心折れて立ち止まっても、何かしらチャレンジして動けば何とかなると、挫折した人に読んで欲しいです。
文章が自身の言葉で表現していて、話の合間に小ネタを入れてアイスブレイク入れており、読みやすい。面白かったです。一気に読みました。追い込 -
購入済み
買って良かった
元々Twitterから時々noteという流れで読んでいて、ユニークかつ読むと心動かされる文章にとても惹きつけられ、書籍化と共に迷わず購入した。本の中にも出てくる幡野さんのブログもそうだが、言葉に嘘や衒いがなく、どこまでも真っ直ぐな文章に時間を忘れあっという間に読了した。明日からすべてのことを楽しみながら頑張ろうと思えるモチベーションが沸沸と湧き上がる本だった。作者のお父さんの死、お母さんが車椅子になった原因の病気など、一見多くのものを失ってきたように見える家族だが、実は作者の中には父親から受け継いだユーモアや行動力、母娘の中にはあらゆる制限を取っ払って突き進む可能性といった、大きなギフトを「得
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Posted by ブクログ
笑えて泣ける岸田家の日々のこと
大反響を呼んだ単行本『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』が、ついに文庫化しました!
かきたし原稿「表紙の絵の味」と、作家・一穂ミチさんの解説でパワーアップ!
真夏の甲子園でホットコーヒーの売り子をしたり、試着に1時間かかるブラジャーを買ったりと、なぜか日々おもしろいことが起きてしまう作家・岸田奈美がつづる、情報過多の日々のこと。
大丈夫な家族と、大丈夫じゃない日々を、疾走感あふれるリズミカルな文章で、軽やかにユーモラスにとびこえる。
“弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった”“母に「死んでもいいよ」といった日”など傑作エッセイを多 -
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エッセイシリーズ第3弾
弟良太の成長にホッコリした。大金を稼いだり、オバチャン言葉を話したり。グループホームで良い友人に出会えて良かったね。共に見守っている気分で嬉しい。
おそらく、こんなに笑えることばかりでない日常を、なんて楽しそうに語れるのだろう、と著者を尊敬した。このポジティブ思考を真似したい。
「だいじょぶ、だいじょ〜ぶ!」。良い言霊。口癖にしよう。
病院の「患者さまのお声コーナー」の話が印象に残った。私の知らなかった世界がまたあった。
はじめは著者同様、つまらない言いがかりだと思い苦笑しながら読み進めていたけれど、その真意に気付かせてもらい、そんな優しさも想いも誠実さもあるのだ