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作家・岸田奈美の新たな代表作。
著名人からも絶賛&感動の声続々!
笑えて、泣けて、救われる。
新時代の書き手が綴る、心を揺さぶる傑作エッセイ。
「大好き」を言葉にし続けることが、
こんなに笑えて泣けるなんて。 ――藤崎彩織
笑いと悲しみは同じところにあって、希望と絶望も同じ場所から生まれる。
それを軽やかに教えてくれる、処方箋みたいな本だ。
しかもとびきり笑えるんですよ。 ――佐久間宣行
腰を下ろした、彼女の目線。優しさと逞しさ。そして、ユーモア。
今、世界に足りていないこれらに満ち溢れた、最高峰のエッセイ。
岸田奈美は、運命に愛されている。 ――リリー・フランキー
わたしがしなければならなかったのは、わたしを好きになることではなかった。
嫌いなわたしの中にしか起き得ない感情を、わたしの中にしか生まれない言葉で、書くことだった。
どんなにつらくても。難しくても。時間がかかっても。飽きても。褒められなくても。
ようやくたどり着けたここから先に、たぶん、愛がある。
本作は小説誌『小説現代』で連載をしていた「飽きっぽいから、愛っぽい」を書籍化に際して、加筆修正したものです。
【電子特典】
noteの有料購読マガジン「キナリ★マガジン」で発表したショートエッセイ「たまたき」を電子書籍特典として収録。
Posted by ブクログ 2023年07月17日
エッセイ集。著者は31歳。若い。
なんでこの本を入手しようとしたか思い出せないけど、
これが案外、いい。
文章に無理がない。力みがない。わざとらしさがない。流れるよう。
ススーッと頭の中に入り込んでくる。
家族、特に両親が頻繁に出てくるが、なんとも素直に受け入れられる。
エピソードが自然...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月20日
岸田奈美さんのエッセイには、笑いと愛と哀と救いがある。
自分の人生に一度でも起きたら卒倒しそうなエピソードが、岸田奈美さんからは週一くらいの勢いで飛び出てくる。
なのに、そこに悲壮感はない。
少なくとも、文章には出てこない。
裏には悲壮感も含めた様々な感情が込められているのはしっかり感じるの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月01日
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった +かきたし』で、すっかりファンになった岸田奈美さん。
本作も良かった。
1991年生まれ、まだ32歳の若さで、途轍もなく辛い経験をされて来た奈美さんから紡がれる言葉は、真摯で温かく時に切ない。
お父様を13歳の時に亡くし、車椅子のお母様と、ダ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月01日
今までとは違う感触の、岸田さんの本です。
より深みを感じるエッセイでした。
無力感のお話
祈りについてのお話
本を勧めるということのお話
が特に印象に残りました。
誰にでもは勧められないけれど、「この人に」はあるな、と思いました。岸田さんとヤンデル先生のエピソードを読み、本好きの友人と久しぶり...続きを読む
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