斎藤幸平のレビュー一覧

  • ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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    将来はユーチューバーかウーバーか。配達中に捻挫し過疎となり山は自然に帰る。シカと格闘もし、まだ終わらない水俣で涙した――資本主義の限界がにじむ。効率と利益優先の社会で命や暮らしは後回しにされがちだ。氏は現場に身を置き『資本論』を手がかりに持続可能な社会の姿を模索する。マルクスは資本の暴走を見抜き人間らしい生を取り戻す可能性を示した。社会問題の「現場」には壊れゆく今と変えうる未来が同時に息づいている。

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    2025年06月02日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    寓話、森永卓郎よりも面倒臭いけど、意味はそれなりにわかるし、参考にもなる。

    要は、もう資本うんぬんではない、ということになる。
    分配でも互酬でもない世界に生きることになるからかな。

    調整されているのに、こちらからは、調整が効かない、と。
    それでいて調整の素材、情報は、こちらが提供している、と。

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    2025年05月20日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    今の世界情勢を、背景の政治・経済の歴史を振り返りながら喝破する書。

    「資本主義」「社会主義」の真の理解を深めながら、提示された「テクノ封建制」というワードの意図・意味を徐々に認識していく文章構成。

    前半部は独特の言い回し・表現にとっつきにくさを感じたが、後半になり、巨大テック企業の真の姿が見えてきた。

    我々は意図するしないに関わらず、クラウド領主の掌の上で踊らされるクラウドプロレタリアート・クラウド農奴となっている。。

    なお巻末の斎藤幸平氏の解説は分かりやすかった。

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    2025年05月06日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

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    資本主義は、民主主義は、日本社会は、
    どう“変調”していくのか ──?
    予測不可能な時代を生き抜くヒントを
    「最先端の知性」がはじめて明かす
     
     
    YouTubeチャンネル【ReHacQ】プロデューサーの高橋弘樹さんが、以前手掛けていたYouTubeチャンネル【日経テレ東大学】で過去ゲストとして招いた4名について、チャンネルで触れたインタビュー内容などを書籍化したものです。
    成田悠輔氏や内田舞氏の出演回が好きだったので、本書籍を手に取ってみました。

    読んでみたら、斎藤幸平氏の部分が結構気になりましたね。彼の著書『人新世の「資本論」』読んでみようかな。いや、マルクスの資本論を先に読んだ方がい

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    2025年04月29日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    ビックテックによるデジタル世界の独占によって現代はすでに資本主義ではなくテクノ封建制へと成れ果てている。その違いはモノの製造による利潤の追求から、ユーザーの関心を奪ってレントを徴収するという根本的な構造の違いである。現代の問題点を構造的に俯瞰して分析し、新たな形を模索する一冊。

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    2025年04月29日
  • 倫理資本主義の時代

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    「なぜ世界は存在しないのか」哲学者マルクス・ガブリエルが、
    「人新世の資本論」斎藤幸平監修のもと執筆した
    日本書下ろしの新書。

    溺れかかっている子供を助けるか、プールサイドの冷えたビールを飲むか、
    倫理的には行動は当然決まってる、
    という例を何度も出して倫理を説明してくれる。
    これはとっつきやすかった。

    が、次第にわからなくなってきた。
    著者は何をいわんとしているのか?

    倫理と資本主義、、、
    プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神、、ウエーバーは全然出てこない。

    各企業、最高哲学責任者(CPO)を置いて、倫理部門が企業をリードして、
    子供たちが投票権を持ち、AIを社会的技術として

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    2025年04月25日
  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

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    お金儲けや、そのお金を使って物や時間を消費することに全精力を使っていて、自分たちで自主的に行動して社会を変えていこうという気もない。全くの怠慢だ。
    上から何かをしてもらうことばかり考えて、自分たちは何もしようとしない。怠慢だ。
    資本主義に毒されてしまっている。このままではいけないと考えている人もいるにはいる。だってあまりにもいろいろなことがめちゃくちゃだから。行動に移せている人もいるが、仕事にクタクタになって、残りの時間スマホ見てる人が圧倒的多数だ。
    怠慢な人の1人である私だが、できることを見つけて少しずつ行動しよう。

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    2025年04月24日
  • 大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝

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     マルクスが略奪的農業に代表される人間社会と自然との物質循環のあり方に疑問を持っていたこと、資本が自然を食い尽くす速度は自然の弾力性(自己回復力)を凌駕するため、生態系の動的平衡を破壊する必然性に気づいていたことなどを、彼が読み込んだ自然科学書の読書メモを手掛かりに解き明かしている。従来の定説を覆した点においてマルクス研究者にとっては画期的な業績なのだろう。知らんけど。
     なるほど、資本主義はその内在する自己増殖的な欲望に忠実なればこそ、労働力を含む自然資源を徹底的に食い尽くす動機を持つ。まさに「大洪水よ、わが亡き後に来たれ」、今風に言えば「今だけ、カネだけ、自分だけ」。これはよく理解できる。

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    2025年04月15日
  • マンガでわかる! 100分de名著 マルクス「資本論」に脱成長のヒントを学ぶ

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    マルクスが「資本論」を完成させることなく亡くなっていたことすら知らないド素人の私には、とても良い入門書でした。
    少しずつ知識の幅を広げて、考える下地を作っていきたいです。

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    2025年03月13日
  • 超人計画インフィニティ

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     「・3000年 プレステ200が発売される。千二十二歳になった俺は最新のプレステで遊ぶ。」

     イメージは現実化する。
     千年後のイメージを実現できたので、俺は千歳まで生きれる。

     お、おう・・・

     先日、令和の時代に!?と驚きのNHKにようこそ!が刊行された。
     続いての超人計画。

     どういうことだってばよ。

     筆者本人が一人称として語られる本作は、エッセーなのか?どこまで本気なのか?
     脳内彼女と川崎の汚いアパートで暮らす滝本竜彦は超人になることを計画する。
     精神的に超人になる。
     超人になるためにアパートの外に出ては、逃げ帰る日々。
     ある日、バイト先で出会った女、青山が超人

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    2025年03月09日
  • ゼロからの『資本論』

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    あとがきから
     本書は、『資本論』を使った、ひとつの問題提起です。
     だから、この本は入門書だけれども、資本主義批判としてではなく、コミュニズム論にもなっています。
     マルクスについての本は膨大な数があるのに、コミュニズムという視点から書かれた入門書がないことが、現在のマルクス主義や左派の低迷をもたらしていると思うからです。
     著者の動機はそういうことですが、近年、いままで世に出ていなかったマルクスの研究の中身、思考の変化などについて、1990年以降、各国からの研究者が参加し、マルクスが書いた草稿や、新聞記事、書簡、メモ書きなどから、新たなマルクス像を確立しようというプロジェクトが立ち上がって

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    2025年03月02日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    ●2025年3月1日、丸善 丸の内本店で再会。1階。入口はいってすぐ、1番目立つところにテーブル丸々ひとつ使って大量に平積みされてたので読ませようとしてるわ。

    ●2025年7月14日、東京大学・書籍部にあった。2回目のセッションで寄った日。

    前に見たことあるなぁというインパクトある表紙。歴史ものだけど、読んだら頭よくなりそう。

    ●2025年8月30日、グラビティの「カワウソ投資家連合」にいる「Ted」さんがいつものようにサイゼリヤに行って「今日も始めますか」といって料理とこの本が写った画像を投稿してた。

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    2025年03月01日
  • 天才たちの未来予測図(マガジンハウス新書)

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    人の価値は年齢とは関係ないと、若い天才たちの話を読んで改めて認識した。あまりものを考えない大人たちにぜひ一度読んでほしいと思う。
    小島武仁さんと内田舞さんが特に印象的で、孫たちに読ませたい。感じさせたい。

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    2025年01月18日
  • ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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    あの「人新世の「資本論」」の斎藤さんがウーバーイーツを?あつ森を?と好奇心に駆られて手に取ってみた一冊。
    1つひとつの事象に対する捉え方は斎藤さんならでは。
    同じ日本で暮らす人たちがさまざまな物事に取り組んでいることを斎藤さんのフィルターを通して知ることができた。
    無知・無関心という安全圏から一歩踏み出すこと、これをきっかけに、まずはそこから始めたい。

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    2025年01月12日
  • 人新世の「資本論」

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    実現可否性はさておき、帰結として一人一人の行動からしか社会システムは変わらないことと、無関心でいることの罪深さや、そういった構造を生む現代の課題を痛烈に感じる書籍であった。

    【改めて後書きを読んでの感想】
    社会システムの変革は途方もないと感じながらも、無関心でいることの罪深さを実感した書籍だった。
    ガンジーの塩の行進のごとく3.5%の1人となれるように相互扶助ネットワークは身近なところにあるので、私は今年の目標にそこへの参加と、そこに参加するくらいの余裕を作ることとする。

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    2026年04月19日
  • ゼロからの『資本論』

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    読み進めた時はとても面白かったけど、結論からいうと限りある人が意識して始めるしかないかなと思った。でも資本主義はこのままいけば限界になり、新しいことが必要なことはよくわかった。斉藤さんは同世代でとても頭がいい。すごい。

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    2024年12月29日
  • ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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    短編のフィールドワークがかかれている。
    性教育、アイヌ、水俣、男性メイク、古着、化石燃料クリーンエネルギーなど、
    現代人が付き合っていかなければいけない話がわかりやすく書いてある。読みやすいので軽く触れるにはよい。
    最初の一冊にすると良い。

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    2024年12月20日
  • ゼロからの『資本論』

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    資本主義の限界を感じる昨今、ポスト資本主義の展望として実に読み応えがあった。脱成長コミュニズムの実践としてのスペインの事例の続報を待ちつつ、この日本において何ができるかをボトムアップで構想・実行していきたい。

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    2024年12月18日
  • ゼロからの『資本論』

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    “マンガでわかる! 100分de名著 マルクス「資本論」に脱成長のヒントを学ぶ”を先に読んでしまったので、その捕捉として読むのにちょうど良かった。

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    2024年12月08日
  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

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    地元に根強く残る金物屋さんや喫茶店の見方が180℃変わった。自治の意義・当事者意識をもって身近な所からでも(だからこそ)実践していくことの大切さを学んだ。

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    2024年11月28日