斎藤幸平のレビュー一覧
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マルクスが略奪的農業に代表される人間社会と自然との物質循環のあり方に疑問を持っていたこと、資本が自然を食い尽くす速度は自然の弾力性(自己回復力)を凌駕するため、生態系の動的平衡を破壊する必然性に気づいていたことなどを、彼が読み込んだ自然科学書の読書メモを手掛かりに解き明かしている。従来の定説を覆した点においてマルクス研究者にとっては画期的な業績なのだろう。知らんけど。
なるほど、資本主義はその内在する自己増殖的な欲望に忠実なればこそ、労働力を含む自然資源を徹底的に食い尽くす動機を持つ。まさに「大洪水よ、わが亡き後に来たれ」、今風に言えば「今だけ、カネだけ、自分だけ」。これはよく理解できる。 -
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「・3000年 プレステ200が発売される。千二十二歳になった俺は最新のプレステで遊ぶ。」
イメージは現実化する。
千年後のイメージを実現できたので、俺は千歳まで生きれる。
お、おう・・・
先日、令和の時代に!?と驚きのNHKにようこそ!が刊行された。
続いての超人計画。
どういうことだってばよ。
筆者本人が一人称として語られる本作は、エッセーなのか?どこまで本気なのか?
脳内彼女と川崎の汚いアパートで暮らす滝本竜彦は超人になることを計画する。
精神的に超人になる。
超人になるためにアパートの外に出ては、逃げ帰る日々。
ある日、バイト先で出会った女、青山が超人 -
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あとがきから
本書は、『資本論』を使った、ひとつの問題提起です。
だから、この本は入門書だけれども、資本主義批判としてではなく、コミュニズム論にもなっています。
マルクスについての本は膨大な数があるのに、コミュニズムという視点から書かれた入門書がないことが、現在のマルクス主義や左派の低迷をもたらしていると思うからです。
著者の動機はそういうことですが、近年、いままで世に出ていなかったマルクスの研究の中身、思考の変化などについて、1990年以降、各国からの研究者が参加し、マルクスが書いた草稿や、新聞記事、書簡、メモ書きなどから、新たなマルクス像を確立しようというプロジェクトが立ち上がって -
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仕事に関する本以外はほぼ小説しか読まない私が、推しが心に響いたと紹介していたので読んでみた。推しの紹介でない限り自分からは読まない本だったので世界が広がる。
自分がいかに無知…というよりも無関心だったかを知る本だった。そして、無知より無関心の方が罪深い。
特に洋服のリサイクルの話、外国人労働者の話は、自分が恥ずかしくなった。
最近、編み物にハマっている。少し奮発して買った毛糸で時間をかけて編んだ服は簡単には捨てられない。リサイクルすれば良いではなく、リサイクルしないことこそが気候変動に良いのだという話に納得。
小説のようなエンタメ性ではなく、知的好奇心をくすぐる読書も楽しい、そして世界を広 -
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Posted by ブクログ
日本向けに書かれたという本書は「倫理資本主義」というコンセプトについてガブリエル氏が安易な言葉で解説しています。倫理資本主義とは、一言でいえば経済的価値と道徳的価値のリカップリング、ということです。まず「リ(再)」とついていることからわかるように、近代になってデカップリングされていた2つの価値を再びつなげよう、というメッセージがあります。また経済学的に言えば、公害などの外部不経済と呼ばれるものをいかに減らすか、またプラスの外部経済(例:教育や研究開発など社会全体に染み出る効果)をいかに増やすか、も倫理資本主義のエッセンスと理解しました。
また生活の質と経済学をリカップリングすることも可能だ、