斎藤幸平のレビュー一覧

  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    100分de名著で講師を務めた3人の専門家たちが、
    本を人生に役立てるための読み方、『血肉となる読書』を紹介している本です。

    経済思想家の斎藤幸平、上智大学教授でケアについての著作が有名な小川公代、能楽師の安田登。
    私は小川公代は馴染みがあるので共感できる部分が多いと感じました。一方、能楽師の安田登に関しては全く予備知識がなく、語られる内容が新鮮で…その上ご本人の軌跡がなんとおもしろいことか!驚きを持って楽しく読みました。古典は難しくて全く読めない私ですが、これを機にチャレンジしてみたいと思います。

    読んだ内容をすぐ忘れてしまう人、なかなか読み進められない…など何かしら読み方に迷いがある人

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    2026年05月15日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに  未来はファシズムだ!
    第1章   気候崩壊による恒久欠乏経済
    第2章   テクノ資本主義で進むファシズム
    第3章   「世界の終わり」と加速主義
    第4章   計画経済が全体主義を連れてくるのか
    第5章   「ハイエクの呪縛」を解くために
    第6章   デジタル社会主義は可能か
    第7章   ハイエクの盲点と「緑の戦時経済」
    第8章   晩期マルクスの独裁論
    第9章   エコロジー独裁への道
    第10章   暗黒社会主義という希望
    おわりに  名もなき者たちの「黙示録」

    <内容>
    重い本だ。前作でも気候変動を食い止めるためには、資本主義を辞めなければならない。そのためにはマルク

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    2026年05月10日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    今の時代は先の見えない激動の時代、戦前と雰囲気が似ているとも言われているそうだ。
    100年前の名著には、そんな時代を生き抜いてきた人類の知恵や経験がつまっていて、未知の危機に向き合うための“時代を超えた真理”を受け取ることができるのだという。

    「読書とは、自分とは異なる他者の思考パターン、深層心理、喜びや苦しみを少し分けてもらう行為」

    特に印象に残ったのは、1度読んで理解できるものは、実は自分の思考の枠の内側にある“予定調和”にすぎない、という話。
    むしろ、違和感のある表現や理解できない価値観を、“異物”として飲み込み、持ち続けること。その蓄積が、後から自分の見える景色を変える可能性がある

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    2026年05月10日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

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    難しかった。理屈のつながりがわかりにくいからだろうか。最早、気候変動は災害級だから戦時経済に移行しようという話。それ自体はわかるのだが。日本はアメリカや南米ほどじゃないからか危機感は薄いかもしれない。
    計画経済は悪手という意識はないのだけど、自由を制限されるのは違うと思ってしまう。脱商品化やケアはボトムアップで進めた方が良いようにも思う。国家権力は再分配くらいに留めておきたい。ただそう感じるのは民主制と自由の理解の問題かもしれない。
    本当にどうしようもなくなると戦時経済的でしょうがないが、まだ利潤追求みたいなわかりやすい、できれば明るいインセンティブで動けるようなビジョンが必要に思う。

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    2026年05月06日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

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    大変学びになりました

    この考え方は道徳でちゃんと学ぶべき
    個人的には、誰もがいろんな考え方が知っていた方が社会は良い方向に向くと思っているが、エリートと呼ばれる人は「ハイエクの呪縛」に取り憑かれている印象

    もう計算や暗記の力はAIにより不要になりつつあるのだから、正義とは何か、哲学・倫理のレベルを上げないと…

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    2026年05月06日
  • ゼロからの『資本論』

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    内容はやや難しかったものの、資本論についての理解が少し深まったと感じました。特に「賃金は必要最低限の範囲でしか上昇しない」という考え方が印象に残っています。労働者は単に賃金が上がるだけでは労働から解放されないという点も、強く考えさせられました。インフレが進む現代の日本においては、こうした視点こそ改めて向き合う価値があるのではないかと感じました。

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    2026年05月05日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

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    過去と現在を繋げ、資本主義に替わる新しい経済のあり方を提示するが、資本の側からの圧力の中で実現可能性はあるか?

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    2026年04月29日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

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    何十年と前から言われてきた温暖化や環境破壊は未だにマシにすらなっておらず、この現実をみるに資本主義は気候崩壊を止めることができないのは100%明らかと言えるだろう。だからこそ、資本主義を捨て去る必要があり、本書では新自由主義の原点となっているハイエクを徹底批判し対案を出している。
    この現実認識は八割方同意できるのだが、社会主義・計画経済を志向する対案の方はその実現までの道筋が全く想像できず、辛いなと感じた。そう感じるのはハイエクの呪縛に囚われているせい…なのか。
    しかし環境破壊を止めるために、必要なモノを必要なだけ消費する必要があるのは納得感あり、それをテクノロジーを使い目指していくのはなるほ

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    2026年04月20日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

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    気候変動の数字がそこまで取り返しがつかないことになっていることに無自覚であった。自分を反省、
    物自体が欠乏していく一方で、貧富の差が大きくなるといった考えはあり得るものとして捉えた。
    しかし、ハイエクの話を論破すれば良いと言うものでもないし、マルクスに頼って論を組み立てる必要性があったのかがよくわからなかった。
    現在の置かれた環境を理解し、未来がどうなるかを想像した上で、自分の身の振りを考える考える良い機会になった。

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    2026年04月12日
  • ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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    コメンテーターとしてよくテレビに出てくる人である。東京大学准教授である。毎日新聞のコラムのため色々な人に会い、感想を言う企画である。コロナになって「あつまれ、どうぶつの森」のゲームをやった感想を書いたりである。
    人新世の資本論で有名であり「SDGsは大衆のアヘンである!」で有名である。しかし何を言ってみても世の中は変わらない。50年前も「成長の限界」「沈黙の春」というのがあり科学技術であるいは乗り越え可能かもし得ないというのがあったが、筆者が言うのは貧富の差と資源の浪費、コモンが大事にされる世界を望んでいるが道は見えてこない

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    2026年04月10日
  • 人新世の「資本論」

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    発想が飛躍している感はあるが、思想としては面白いと感じた。
    脱成長経済は発想は面白いと思うが実現は難しい。このままいけば地球環境が限界に達し、人類が滅亡する。だから脱成長を、永続して地球に住み続けるようにしよう。
    と言う話だが、地球は46億年の中で常に環境が急激に変わっており、環境をコントロールするのは夢物語だ。
    また、持続可能性を考えるなら地球に住める人間も管理する必要があり、人権が重視される今の社会では、、、
    結局、人類が永続したいなら、宇宙に出て環境要因をリスクマネジメントするとか、他にも方法があるかなっと思う。

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    2026年03月17日
  • 人新世の「資本論」

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    気候変動や環境破壊は個人の努力ではなく、資本主義の成長メカニズムそのものが原因
    構造的問題
    • 資本主義は無限の成長を前提にしている
    • しかし地球の資源は有限
    • その矛盾が環境危機を生む

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    2026年03月16日
  • 人新世の「資本論」

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    ★理念は分かる、が実践が遠い★気候変動という大問題に対して、資本主義の際限のない成長は地球を食い尽くすと指摘。マルクスが晩期に志向していたと新たに読み解いた脱成長コミュニズムを主張する。希少性という価値を求める資本主義に対し、潤沢なコモンとしてあらゆるものの使用価値を重視すると訴える。その方が実質的な生活が豊かになるという。

    気持ちとしては納得できる部分も多い。ただ、誰かが稼ぎを求めコモンズの資源をしゃぶり尽くすとき、それを止める手段がやはり見当たらない。コモンズの悲劇をどう止めるのだろうか。

    もちろん著者もそんなことは分かっていて、いろいろと反駁しているし、後書きでは「3.5%」が動けば

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    2026年03月07日
  • 撤退論

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    2026.2.7
    投票を前に、内田樹編『撤退論』を読み直しています。改めて白井聡さんの章は強烈で、4年前と変わらず…より酷くなっているのかもと感じました。"無知な者は選挙に来るな"という主張を見るにつけ、なればこそ"無知の知(不知の自覚)"という言葉を心に留めていなければと思います。

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    2026年02月07日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    インターネット、AIのテクノロジーの発展により、資本ではなくテクノロジーを有数るもの(プラットフォーマー)によるデジタル囲い込みによって、そこに仕えるクラウド農奴とに二分される新たな封建制が生まれている。
    封建制度化のレントは、土地や資源など特権的な資産への独占的なアクセス権によって生じ、それが現在までも続いてきた。クラウドレントは、資本主義化の利潤追求活動とインターネットの融合により、プラットフォーマーが生まれ、そこが莫大な富と政治力を持つことによって誕生してきた。
    産業革命後、労働者が団結したように、今回もプラットフォーマーが反対する中グローバルで団結ができるかどうか?

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    2026年01月10日
  • 人新世の「資本論」

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    話の出発点は2つある。ひとつはこの調子で経済活動が進めば地球環境が壊れるという状況。問題の先送りはもとより、グリーンエコノミーとかSDGsとか言い方を変えたところで経済活動を成長させ続けることを求める資本主義が前提ならば解決しないということをはっきり明示される。

    もうひとつはいつまでも右肩上がりを目指す資本主義はゴールがないから、地球環境だけでなく人間の生活も壊す。経済成長のために子供増やせとか論外である。人口も永久に右肩上がりさせ続けないといけないのか。1970年代には1億人突破で日本は支えられない、人口を抑えろ!と社会が騒いでいたのに、今は1.2億人では足りないのだ。更に人手不足にAIや

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    2026年01月09日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    金融の視点、普段まったくもっていなかったので新たな切り口でこれまでと今の世界を見る方法を知れました。

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    2025年12月26日
  • ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた

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    京大タテカンの章が痛快だった。
    景観を理由に撤去するなら、隣のギラギラなラーメン屋の看板はどうなんだとは、まったくその通り。
    猥雑さや無秩序が産み出す空気があのあたりの景観だったはず。美は乱調にあり。

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    2025年11月24日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    著者が父親とのエピソードなどを入れたりしながら分かりやすく解説してくれて、ざっくりとではあるが分かったような気がした。
    経済政策の歴史の説明も面白く読んだ

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    2025年10月31日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

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    IT系の仕事をしていて海外のクラウド上にサービスを構築することが多いため、クラウド領主がテクノ封建制のトップに君臨しているというのは腑に落ちた。

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    2025年10月29日