黒澤いづみのレビュー一覧
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ネタバレ美晴の愛はすごいと思った。
変異しても愛しづつけることができない人、殺してしまう人がいる中で美晴はものすごく頑張ったと思う。だから優一も結難病として認定された。『異形性変異症候群』、別名ミュータント・シンドロームから回復できたんじゃないかな。でもたぶんわたし的に夫は回復できないと思う。
・これに罹ったが最後、患者は死に至るのだ。それは物理的な死ではなく、人間としての死である。
・優一を切り捨てる、という選択肢は美晴の中に存在していなかった。どう考えても、たとえ人の形を成していないとしても、息子はやはり息子だったのだ。
・「……おかあ、さん」
・美晴はか細く「ごめんね」と呟いた。 「…… -
Posted by ブクログ
もしも息子が虫になったとしたら、愛情を注ぎ続けられるのだろうか。
この小説では虫に限らず、犬や植物、魚などにも変身する。
しかし単なる変身ではなく、どれもグロテスクな外見になってしまう。
その姿を受け入れられず殺してしまう親もいれば、主人公のようにこれまでの関係性を見つめ直し、親子関係を立て直そうとする人もいる。
コミュニケーションが取れずに外見も受け入れられないとなれば、拒絶してしまう家族の気持ちも正直わかってしまう。
子どもは親の所有物のように扱われ、それが優一にとっては苦痛だった。
過干渉はよくないが、子どもの幸せを思うからこそ、親はつい口を出してしまうもの。
親と子の在り方を見つめ直 -
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宮部みゆきが衝撃を受けたと紹介していた1冊
カフカの『変身』が病として起こった世界
罹患すると、ある者は鳥のような異形に、ある者は植物のような異形に、一夜にして姿を変える
昆虫のような異形に変わった息子を持つひとりの母親
父親は、もう人間では無いのだから処分するように主張する
『変身』後の家族の絆がリアルに描かれていて考えさせられるし、これでもかというくらい良質などんでん返しが続くので、脳トレにもなる小説
A book that Miyuki Miyabe once mentioned as having deeply shocked her.
A world where Kafka -
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作品紹介・あらすじ
こんなことになるなんて!
1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第4弾とのこと。既に第3弾と第6弾は読み終えた。
最初の一文 -
Posted by ブクログ
短編なのでサクサク読めた。
今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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↓読んだ中で印象に残ったもの。
●良い話
砥上裕將『母の箪笥』
金子玲介『恋文』
●じわじわ来る系
潮谷験『無理解』
五十嵐律人『累犯家族』
背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』
●設定の世界観が独特
黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
舞城王太郎『食パンと右肘』
多崎礼『海に還 -
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