黒澤いづみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
親子といっても別の体を持つ人間。どれだけ言葉を尽くしても解り合えないことは多い。なのにお互い話し合うこともせず違いを認め合うこともしなかったから その能力を取り上げられるかたちで異形となって意思の疎通が絶たれてしまったのか? そして言葉や意思疎通の方法を失って初めてお互いを理解しようと努力したということだろうか…
王女のキスでカエルから王子に戻る様に無償の愛で異形から人間に戻る感じには少し物足りなさを感じた。
正直あまり気持ちの良い話ではなかったが最初から最後まで〝あなたならどうしますか?〟とずっと問われている様に思えて 色々考えさせられた。 -
Posted by ブクログ
できの良くない親として,この本を読んでいて辛くなる部分が多かった.子供というのは勝手に育つもので,見守って,必要な時だけ支えてあげれば良い.とはよく聞くけれど,美晴もそれができずに悩んでいた.
「先回りしてできることをしてやるのではなく,できないことを手伝ってやること.」
「肯定的にも否定的にもわざわざ意味付けする必要もない,確かな事実がある... 他人の反応,ひいては言葉,自分自身を含めた感情,意味と呼ばれているもの,そのすべてがあたかも本物のように振る舞うだけで,実はまやかしであるということ.ただ移りゆく現象と同じようなもので,自分を脅かし害するような絶対的な力は持ち得ないこと.どう在っ