天野純希のレビュー一覧

  • 有楽斎の戦

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    本能寺、関ヶ原、大坂の陣を有楽斎+αで描く。
    いつの世にも、産まれる時代を間違ってしまった人はいる。彼も間違い無くその1人だ。

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    2020年03月31日
  • 燕雀の夢

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    戦国武将たちの、父を描く短編集。だが、最後の三作、松平広忠、織田信秀、木下弥右衛門は、連作っぽい。短編なのに、長編。こういう仕込み、好き。

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    2020年03月20日
  • 燕雀の夢

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    偉大な英雄たちの父の人生を描く本作。

    それぞれの思いや思惑。それは父も子も変わらず。

    武田信玄、上杉謙信、伊達政宗。織田信長、徳川家康、豊臣秀吉。

    新たな一面を見ることができて、良かったです。
    あー、楽しかった。

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    2020年01月29日
  • 決戦!本能寺

    購入済み

    周辺人物の話が面白い

    書きつくされたテーマであるだけに、主役の信長.光秀以外の周辺人物の話が面白い。
    特に意外な視点から描かれた宮本昌孝の作品が気に入った。

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    2019年11月16日
  • 信長嫌い(新潮文庫)

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    信長と関わったばかりに、人生が変わってしまった人物の物語。
    今川義元以外は孫の秀信しかわからないσ(^_^;)
    戦国時代って面白い!
    改めて、いろいろな作品を読みたくなった。

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    2019年10月18日
  • 決戦!本能寺

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    7人の作家が異なる主人公と視点、解釈で本能寺の変の顛末を描くアンソロジー。なので黒幕も作品毎に異なり、面白い。個人的には冒頭の織田信房編と5編目の細川幽斎編が良かった。特に織田信房編は君誰やねん???から終始定説の外を突っ走る展開でこんな本能寺があるのかと驚いた。
    結びの明智光秀編は光秀と彼を歴史の表舞台へ引っ張り出してきた信長の最後の対話が実に悲しい。

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    2019年09月23日
  • 決戦!大坂城

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    決戦シリーズを初めて読みました。同じ出来事でも、当然ながら作家さんにより解釈が違うので面白いですね。大阪に移住したので読んでみようと手を伸ばしましたが、より大阪を好きになれた気がします。他の決戦シリーズも読んでみたいです。

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    2018年11月15日
  • 戊辰繚乱

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    会津藩士で会津気質に馴染めず江戸詰めの山浦鉄四郎はふとしたきっかけで同郷会津の男勝りの中野竹子と出会い、新選組の母体試衛館に通う様になる。その後、会津の松平容保が京都守護職に貧乏くじ?を引き鉄四郎は帯同する事に。。京都で時を同じくして近藤、土方、沖田らの試衛館から新選組を立上げ会津藩預かりとなる。鉄四郎は江戸の繋がりから新選組として戊辰戦争へ。。。混沌とした時代の中、江戸の竹子と京都の鉄四郎はお互い惹かれ合う。時勢は薩長に傾く中、鉄四郎は新選組として京都、伏見で薩長に負け東へ逃れ甲府、流山、会津と戦いの場を移す。江戸から会津に流れた竹子は娘子隊として薩長との戦いで死す。鉄四郎は宿敵、薩摩の示現

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    2018年09月07日
  • 破天の剣

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    人は、認められたい生き物。

    島津四兄弟の末っ子、家久の小説。自分だけが妾腹(しかも、父の胤ですらないかもしれない)と悩む。兄弟として、一族として認められたい一心で、軍略の才を発揮していく。

    自分が求めるところと、自分ができることは、必ずしも一致しない。いや、むしろ一致することの方が、少ないのかもかもしれない。
    生きていくというのは、本当にしんどい。

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    2018年07月14日
  • 決戦!関ヶ原

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    歴史小説は好きでこれは面白いと思って読んだが期待通りであった。7人の上手い書き手による人物ごとの短編である。それぞれが書き込まれているので、短編集にありがちな薄さ物足らなさはなかった。
    書き手の取り上げ方によって史実の見方を変えている所も興味深い。一番は「怪僧恵瓊」だった。
    このシリーズは追っかけたい。

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    2018年05月03日
  • 決戦!関ヶ原

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    関ヶ原の戦いを7人の武将の視点から、7人の小説家が描いたオムニバス短編。一つの事件でも、異なる立場から見たら別々の物語になる。ということを感じさせてくれる。

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    2018年03月11日
  • 決戦!三國志

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    戦国時代アンソロジーと思っていた「決戦!」シリーズですが、三国志でもやってくれました。ただ、三国志全体でくくられちゃっているのが残念かな、と。
    戦国時代に知名度の高低はあれど数々の戦いがあるように、三国志も同様。なので、こちらも一つの戦いをピックアップしてくれればいいのになぁ、と。「官渡」でも「赤壁」でも。ま、ゲームの三国無双みたくなりそうですが。
    とはいえ、「決戦!」シリーズの新しい時代を開く1冊。今後も歴史の横展開を期待します。

    『姦雄遊戯』が好きです。
    見事な伏線回収。曹操の策略と許猪の徹底がいいですね。

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    2018年02月02日
  • 覇道の槍

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    織田信長が登場する二世代くらい前の時代ですね。応仁の乱から織田信長登場までの100年くらいはあまり馴染みのない時代だからか、キャラが立ってくるまでに時間がかかった。
    しかし、後半は一気に読ませる。
    ホント血で血を洗うろくでもない時代。人間の嫉妬というのは恐ろしいものよ…。まあ、史実とはだいぶ異なっていると思いますが、読ませる物語に仕上がっています。

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    2018年01月29日
  • サムライ・ダイアリー 鸚鵡籠中記異聞

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    飲兵衛でええかっこしー。

    奥さん二人以外に孕ませた女性は二人。
    仕事は飲んで騒いで鴨とって、いい時代だな。

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    2017年12月26日
  • 決戦!関ヶ原

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    先に「決戦!関ケ原2」を読んでしまったので、こちらも。
    今回は徳川家康(伊東潤)、可児才蔵(吉川永青)、織田有楽斎(天野純希)、宇喜多秀家(上田秀人)、島津義弘(矢野隆)、小早川秀秋(沖方丁)、石田三成(葉室麟)。

    2を読んだ時も感じたが、この戦いほど様々な思惑が交錯した戦いもないように思える。裏切りや傍観や致したかなく、という気持ちで参戦する者、戦いが終わった途端に保身や論功行賞に走る者、純粋に戦うことを突き詰める者、自分自身でなく自分の国をどう守るかに徹する者…。

    この戦いでの勝者と敗者ははっきりとあるものの、その後の人生や評価、あるいは自分自身が顧みての勝者と敗者はそれぞれで、何が勝

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    2017年12月05日
  • 覇道の槍

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    天野さんの作品は、堅苦しくなくて、かつ登場人物たち、ひとりひとりに心が込もっていて好きだが、今回ばかりは複雑な戦国の夜明けと呼べる室町末期を描くのはハードルが高かったかも知れない。一回読んだだけでは話が理解出来ない。主人公の三好元長をはじめ、一般的に有名な人物が殆ど出てこない本作は上級者向けかも。

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    2017年10月04日
  • 桃山ビート・トライブ

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    物語が奏でる…疾走するビート、駆け抜けるスピリット、、。もの悲しい史実も絡め、弾圧への反抗は魂の叫び…まさにロックだなぁ。天性一心の
    直情なちほちゃんには殺られたなぁ

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    2017年09月22日
  • 決戦!関ヶ原

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    ありえないとも言い切れない設定、前提が面白い連作だった。冲方丁目当てで読んだが、どれも読み応え十分だった。

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    2017年09月19日
  • 決戦!関ヶ原

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    それぞれの関ヶ原。勝つものがいれば、当然負けるものもいる。領土への野心のため。天下のため。家を守るため。戦う理由はひとそれぞれ。

    怪僧恵瓊の毛利に対する態度。家康と三成との結託。面白かったけど、人間的に好きになったのは小早川秀秋。徳川と豊臣との間で揺れながら米のことを考える姿がよい。幼少より秀秋のことを考える家臣がいたなら世間の評価はまた変わったものになったかもと思う。

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    2017年07月26日
  • 青嵐の譜 下

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    激動時代の乱を乗り越える三人三様の青春譜。いつかまた、、郷里での再会を信じて…。血生臭さを消し去る清涼感

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    2017年04月30日