天野純希のレビュー一覧
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「螺旋」プロジェクトの7冊目。今回もまた初読みの作者さん。
描くは平将門の乱から西南戦争まで、武士たちの千年に亘る戦いの物語。
歴史をなぞりながら進む話は日本史をおさらいしているようで楽しく、海族と山族の対立という趣向が取り入れられたことも含めて通説とは異なる人物像や脚色も施されていて面白く読める。
勝ち負けや生死が分かっている話の中で、とりわけ虚実入り混じった書き振り(鬼仙島が出て来た)がなされ、“長老”の言葉に間違ったほうに後押しされた、大塩平八郎の乱の件りが出色。幕末維新の章のまず最初にこの事件が置かれたところも興味深い。
対峙する相手の大きな耳や蒼い目を見て心がざわつく展開が重ねら -
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NHK「ブラタモリ」の対馬で蒙古襲来時に
三万の軍勢と船体のCGを見て、
コレだったのね!とぞーとしました。
林鳳が頭の中で「ラオウ」に変換されて困りました。---ケンシロウは居ないのに---
孫一が
「鶴。お前に一つ、教えておく。人は
海の上だけでは生きてはいけん。帰る港、拠って立つ大地があってこそ、人は人でいられる」
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「なににも縛られることなく、思うままに生きろ。だがこれだけは忘れるな。お前は俺の娘で、お前の帰る港は雑賀だ。」
もう!孫一に惚れてまうじゃない‼️
それに兵庫もいいけど、左近!
左近~!がんばれー!と応援したいなぁ~。
ジョアンはし -
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Posted by ブクログ
紀州雑賀水軍の「いくさ姫」と呼ばれる鶴は、操船と射撃の名手で男まさりの19歳の少女。イスパニアのイダルゴ(栄誉ある戦士の末裔)の家系に生まれ、ジパングにやってきたものの、難破し囚われの身になっていたジョアンを救い、家来にする。
鶴は、ジョアンの乗ってきたカラベルという型のイスパニア船を修復した「戦姫丸」で異国に向け商いの航海に出るが、瀬戸内海で、村上水軍に捕まる。さらには、毛利、大友、島津と戦国の西国大名オールスター水軍と、日本を狙う明国の強大な海賊・林鳳との海戦に巻き込まれていく。
終盤の奄美大島周辺での壮絶な海戦シーンはボリュームをたっぷり取り息もつかせぬシーンの連続。ただ、日本水軍と林鳳