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Posted by ブクログ
軽いテンポでなかなか楽しかった。江戸時代の市井を描いているが、特に大きな事件も起きず少し不幸な日常が繰り広げられる。江戸時代の武士は本当に生産性のない暇な職業だったのだなと感じた。
そして実に清々しく綺麗な終わり方。日記中ではぼやき節だった文左衛門だが、最後は多くの友や家族に看取られ、笑顔の最期を迎えられるのは彼の広い人脈の成せる技。流行りに乗って始めた鉄砲に皆がやめた後も一人通い続けたり、全く理解できない文会にで続けたりと、だらしなくとも決して人を裏切らないところが愛される理由かなと感じた。
だらしない一人称、日記という共通点では森見登美彦の『恋文の技術』を思い出した。
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