古沢嘉通のレビュー一覧

  • 鬼火(上)

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    ネタバレ

    今回もバラードとの共同捜査。
    リンカーン弁護士のハラ―も登場している。
    ボッシュも69歳。
    膝の不調で杖を使ったりしているがまだまだ元気。
    今のところ好調だが下巻でどうなるか。
    良いなあボッシュシリーズは。
    ロクでもない事件に出会うけど最後まで諦めずにコツコツとやるべきことをやっていく。
    物語だと分かっていながら元気づけられる。
    こういう読書が今の自分に合っている。
    下巻楽しみ。

    作品紹介・あらすじ
     ハリー・ボッシュが新人の殺人事件担当刑事だったころ、パートナーを組んで、殺人事件に関する取り組み方を一から教えてくれた恩師にあたるジョン・ジャック・トンプスン元刑事が亡くなり、ボッシュが葬儀に

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    2023年04月10日
  • 鬼火(下)

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    毎度のことながら楽しませてくれるハリー·ボッシュシリーズ。
    今回はバラード刑事との共演。ミッキー·ハラー弁護士もちょいと出演。
    複数の事件を丁寧に描きながら、、、おっとネタバレなので。
    最後のクライマックスはもう少し紙面を割いてもいいと思うが、そこに至るまでがスリリングなので赦す!笑

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    2023年04月09日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    ・ケン・リュウ編「金色昔日 現代中国SFアンソロジー」(ハヤカワ文庫SF)は「折りたたみ北京」に続く中国SFの第2弾である。登場人物等、さすが中国である。カタカナでではなく、漢字の名前が多い。ま づこのことに感心してしまつた。それほど私が中国とは無縁の読書生活を送つてゐるといふことである。さういふ内容の作品もあればさうではない作品もある。実に様々である。「本アンソロジーには、全部で十四名の作家による十六篇の作品が収録されて」(「序文」12頁)をり、「作品渉猟の場を拡大する方向に目を向けて」(同前)編まれたといふ。ただし、「本プロジェクトは、中国現代SFの代表的な作品を集めるという意図は」(同1

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    2023年04月05日
  • ブラックボックス(下)

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    小説自体は面白かった。しかしボッシュが硫黄島で自決した日本軍兵士の死体から奪った刀をコレクションしていると自慢してるのを読んで心底、この作家が嫌いになった。
    もう読む事はないだろう。

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    2023年03月17日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    アンソロジー集なので
    合間あいまに拾い読みしてました。
    いろんな作家さんがいることがわかって
    楽しかったです。

    好みなのは
    『おやすみなさい、メランコリー』
    『鏡』もテイストが近い。
    『月の光』『正月列車』は
    なんか星新一のようにニヤリとする。

    表題作の『金色昔日』も哀しいけど良かった。
    ひとつの家族の一代記なんだけど
    途中である違和感を感じてから先は
    胸が締めつけられつつ読んだわ。

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    2023年02月27日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    近年スマッシュ・ヒットを飛ばし続けている現代中国SFのアンソロジー、2019年に発売された「折りたたみ北京」に続く第二弾が満を侍して発売。SF者の期待感を表すかのような分厚さ。「折りたたみ北京」の1.5倍ぐらいになっている・・・(^_^; 早川書房さん、紙の文庫本は上下巻に分かれても構いませんので一冊あたりの厚みを抑えていただけないものでしょうかね〜。紙の文庫本にとって、「携帯性」ってとても重要なポイントだと思うんですけどね〜〜。

    閑話休題。
    一通り読んでみて、「折りたたみ北京」を読んだ時ほどの衝撃は、正直感じませんでした。読むこちら側の期待値の違いかもしれません。「よーし、面白いSF読むぞ

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    2023年01月29日
  • 紙の動物園

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    空虚で絶望感のある未来世界で描くヒューマニズム作品。人間味や暖かみがより際立ちます。
    めちゃくちゃ感動するんだけど、すごく切なさが残る。ちょっと苦手。

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    2023年01月14日
  • 創られた心 AIロボットSF傑作選

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    2022-12-06
    AIテーマ短編集。便宜上AIと言っているが、それを人類に対してどう位置づけるかは千差万別。他者、鏡像、比喩、拡張、反映、などなど。いずれもとても興味深く、示唆に富み、刺激的。
    現実に近いという意味で、ケンリュウ「アイドル」、スラップスティックなコメディとして、アステアレナルズ「人形芝居」、その先の美しさとして、ジョンチュー「死と踊る」あたりが気に入ったかな。

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    2022年12月07日
  • 金色昔日【こんじきせきじつ】 現代中国SFアンソロジー

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    明記はされていないようだが(迂生は見つけられなかった)、訳者の顔ぶれからしておそらく英文からの重訳。そのせいか英米SFの翻訳を読んでいるような手触り。ローカリズムを売りにしているわけではないから当然かも知れない。収録作品のレベルは文句なく高いが、(編者が宣言しているように)アラが目立つ作もあるし、文化の違いか、一読して隔靴掻痒の感を覚える作もある。それも味かも知れない。

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    2022年11月29日
  • 鬼火(上)

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    上巻で既に登場人物が多すぎる。
    優秀なハードボイルド作品なら10人程度だろう。3倍以上の登場人物には付き合い切れないな。
    また複数のストーリーを関連無く並行させるのも読む気を削ぐ。好きな作者だが離れさせるきっかけの作品となるだろう。

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    2022年11月29日
  • 警告(上)

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    ジャック・マカヴォイとレイチェルのコンビ。ほぼジャックだけどね。記者が殺人事件を追う。ストーリー展開は非常に丁寧でマイクル・コナリーらしい。DNAビジネスの闇が深そうで怖い社会問題だと感じた。。下巻へ

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    2022年10月31日
  • 警告(下)

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    主人公マカヴォイは功名心なのか正義感なのか自分の記事を独占したいのかレイチェルやエミリーと詰まらない事でぶつかったり信頼を失ったりする。
    なんかその辺が作者の人物像の描き方の上手さなんだろけど、イマイチ主人公が好きになれない。
    物語自体は面白いが、ハラハラドキドキでページを捲る手がもどかしいという程でもない。
    そのへんがボッシュシリーズとは違うところ。
    なんでこんな男に惹かれるのだろうレイチェルは。。。

    作品紹介・あらすじ
    レイチェルから協力を断られたマカヴォイは、ニュース・サイトの同僚と協力して事件を追う。
    被害者と同じ状態で亡くなっている複数の女性を調べた彼は、彼女たちには他にも共通点が

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    2022年08月30日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(下)

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    マイクル・コナリー『潔白の法則 リンカーン弁護士(下)』講談社文庫。

    リンカーン弁護士ミッキー・ハラー・シリーズの第6弾。

    下巻での怒濤の展開と意外な結末に期待していたのだが、それは大きく裏切られた。特に山谷も無く、平坦で単調なストーリーが続き、いつの間にか普通の結末を向かえていた。

    自らを弁護し、保釈を勝ち取ったハラーだったが、再逮捕により再び囚われの身となる。さらに拘留中のハラーは命を狙われるが……

    定価990円
    ★★★

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    2022年07月25日
  • 創られた心 AIロボットSF傑作選

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    人間のようなA.Iが多いが実際はそうじゃないんだろうな。
    印象的だったのは以下。
    『エンドレス』
    『アイドル』
    『もっと大事なこと』
    『ソニーの結合体』
    『人形芝居』
    『翻訳者』
    『赤字の明暗法』

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    2022年05月02日
  • 紙の動物園

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    紙の動物園:折紙で動物を作る優しい母。成長した主人公は中国人母を避けるように。母の死後虎の折紙に母の思いが託される。泣ける話。
    円弧:不老不死。
    良い狩りを:妖怪退治師と妖狐。機械仕掛の展開。

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    2025年05月22日
  • 素晴らしき世界(上)

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    ネタバレ

    バラードとボッシュのコラボとして、それぞれが交互の一人称の章立てになっている。
    年老いたボッシュはまだまだ元気。
    徹夜や飯抜きで働く。
    この意欲は何処から来ているんだろう?
    事件は動き出すがすんなりとは行かない。
    下巻が楽しみ。


    作品紹介・あらすじ
    ロス市警ハリウッド署深夜勤務担当女性刑事レネイ・バラードが、ハリー・ボッシュと共演。深夜勤務からハリウッド署に戻ってきたバラードは、古い事件ファイルを見ず知らずの男が漁っていたのに気づく。男はロス市警を引退したハリー・ボッシュだった。ハリウッド分署管内で発生した古い未解決事件のファイルを調べていたのだった。ボッシュを追いだしたバラードだったが、

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    2022年03月24日
  • 創られた心 AIロボットSF傑作選

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    ホントに人工知能的なものに意識や自我が誕生したら、それは人間のそれとは似ても似つかないものになるはず。理屈から真面目に考えてみれば、そうなるはずなのだが、そういう話は「翻訳者」くらいか。国産でこのテーマのアンソロジーを組んだら、そっちの方が主流になりそうな気がするんだが。まあ「人型」というものに対する彼我の意識の違いか。そんな堅いことを言わずにロボットテーマのアンソロジーだと思えば佳作揃いで楽しい。今更のアジモフ三原則をヌケヌケと持ち出す「もっと大事なこと」あたりがお気に入り。

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    2022年02月17日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵をテーマにしたアンソロジー。著者によって作風が全く異なるが、ミステリ多めの17篇。

    〝キャロラインの話〟、〝海辺の部屋〟、〝夜のオフィスで〟が好み。
    ボッシュシリーズのマイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァーやスティーブン・キングの短篇を読めたのもミステリ好きとしては嬉しい。

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    2022年01月06日
  • 警告(下)

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    マイクル・コナリー『警告(下)』講談社文庫。

    下巻の冒頭から連続殺人犯の百舌がいきなり事件の全貌に迫るかのような行動を見せ、上巻の少しダレた感じを一変するような面白い展開が始まる。しかし、まるで最初から複雑な迷路の出口を知っているかのように着実に事件の核心に迫るマカヴォイは、ちょっと出来過ぎのような感じもする。そして、消化不良の結末には唖然とするばかり。これまで上下巻を読むのに費やしてきた時間は何だったのか。

    レイチェルと共に事件の鍵を握る人物の家を訪れたマカヴォイはその人物が首吊り自殺に偽装され、死体となった姿を発見する。マカヴォイが事件の関係者に近付こうとする度に百舌は先回りして関係者

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    2021年12月22日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーという一人の画家が残した17の作品に対して別々の作家が絵から着想を得た話を展開する。作家による作風というのが現れるのがなかなか面白い。映写技師ヒーローが話としては面白かった。

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    2021年12月22日