古沢嘉通のレビュー一覧

  • リンカーン弁護士(上)

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    ハリー・ボッシュ・シリーズではなく、新しいヒーローの登場です。高級車の後部座席を事務所代わりにし、ロサンジェルスで活躍する刑事弁護士ミッキー・ハラーが主人公。依頼人は婦女暴行容疑で逮捕された資産家の息子ルイス・ローレイ。確かに物語が動き出すまでやや長く、退屈でもあったのですが・・・。下巻に続きます。

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    2011年12月31日
  • 終決者たち(上)

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    ボッシュ・シリーズ11作目。2007年9月発行。原著は2005年。講談社文庫は4作目。前のは扶桑社から出ています。
    3年間私立探偵をやっていたボッシュだが、ロス市警に復帰。迷宮入りの事件を再検討する未解決事件斑に所属、かっての相棒キズミン・ライダーと組む。
    頼りになる黒人女性のキズは、ボッシュの復職に力を尽くしてくれたのだ。
    チームプレーの大切さを再認識して大人になったボッシュ、ストレートな警察官物になっています。

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    2009年10月07日
  • リンカーン弁護士(上)

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     マイクル・コナリーは面白いのに、たなぞうでは人気がないなぁ〜。もったいない。でも、この主人公はちょっと……待ちに待ったコナリー最新作なのに。う〜ん、残念。内容(「BOOK」データベースより)高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。収入は苦しく誇れる地位もない。そんな彼に暴行容疑で逮捕された資産家の息子から弁護依頼が舞い込んだ。久々の儲け話に意気込むハラーだが…警察小説の名手が挑む迫真のリーガル・サスペンス。わくわくしながら読み始めたものの、主人公の刑事弁護士ミッキー・ハラーを「なんていけ好かない男なんだ」と感じてしまい、がっかりし

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    2011年09月30日
  • リンカーン弁護士(下)

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    いっとき、法廷モノがはやっていたのに最近はめっきりなくなってさびしい。そんなおり、マイクル・コナリーで法廷モノということで飛びついて読む。王道をいく感じで、期待を裏切らないおもしろさ。お金のために、罪を犯してるとわかっている人間のことでも弁護するっていう弁護士の、人として正しいか正しくないか、っていう問題はさておき(おいていいのか?、その葛藤がまた物語としておもしろいのだけれど)、わたしは家族を守ろうとする主人公が好き。最後の最後まで本当にハラハラしたー。シリーズ化されているとのことなので次も楽しみ。

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    2011年09月18日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    冒頭の文章「心に刻まれたものはけっして消えない。」に
    わたしもまたやられてしまったのでした!
    シリーズ9作目

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    2009年10月04日
  • 終決者たち(上)

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    ボッシュ・シリーズ、前作とか前々作あたりよりもおもしろかったような気が! ボッシュが警察に復帰したせいかな。警察小説という感じがすごくよかった。組織内のしがらみとか軋轢とか腐敗とかのなかで、地道な捜査を続けるという。そのうえ、犯人を追いつめていく途中には、ハラハラドキドキの場面がいくつもあって、読むのがとまらなくなるほど。

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    2011年09月18日
  • 終決者たち(下)

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    容疑者として追っていた人物の状況が激しく変化し、捜査は大きな壁にぶちあたるが・・・。さすが、マイクル・コナリーです。至極まっとうな警察小説でした。しかし、迷宮入りのはずだった難事件をほんの数日で解決してしまうボッシュ刑事はすごいですね。

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    2011年12月31日
  • 天使と罪の街(下)

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    ハリー・ボッシュ・シリーズ。
    06年8月発行。
    「ザ・ポエット」に出てきた捜査官レイチェルと共に、連続殺人犯を追うボッシュ。
    オールスターキャストでアクションも恋愛も子供への愛情も…
    最後に意味のわかる原題の方が良いんだけれど、日本語にするのは難しいのも確かですね。

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    2013年03月15日
  • 天使と罪の街(上)

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    ボッシュ・シリーズも10作目。
    前作「暗く聖なる夜」の終わりで幸せになったと思い込んでいましたが、そうは問屋が卸さない!?

    テリー・マッケイレブのシリーズとも合体した状態のオールスターキャスト。
    かなり派手な展開です。
    原著は04年発行。
    2007年3月初登録。

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    2013年03月15日
  • ラスト・コヨーテ(下)

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    ロサンジェルスを舞台にしたハードボイルド小説。一匹狼のボッシュの持つ体制の歯向かう強さ・優しさ・信念・・・魅力です。中盤からの話の展開にのめり込み、一気に読んでしまいました。

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    2009年10月07日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    ボッシュのシリーズ9作目。
    ロス市警を辞めて1年になるハリー・ボッシュが心残りのある事件を追って活躍します。
    映画会社に勤めていた若い女性が殺された事件を捜査していた時、映画撮影の場で200万ドル強奪事件に遭遇、銃撃にも加わったボッシュ。
    ところが強奪事件が大きすぎたために管轄が変わり、目撃したにもかかわらず捜査から外されていました。
    その後、女性の事件が何の進展もなく放置されていることを知り、新たに証拠を調べ始めます。
    事件に関わった元刑事が今は半身不随になっているのを訪ねたボッシュに市警とFBIから妨害が入り、そうなると止めるどころか絶対に後に引かないのがボッシュ。

    原著は03年、日本で

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    2013年03月14日
  • ナイトホークス(上)

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    いきなりハードボイルド本棚になりそうだけど、ハリー・ボッシュ・・・いいんだよなぁ。抱かれたい男にランクインしないのは解せませんが、女受けするハードボイルド。やっぱボッシュの愛嬌か。いずれにしても泣きまくり。最新作ではボッシュにようやく幸せが訪れていて嬉しいだけど複雑みたいなねー・・・。心の狭さをひけらかしてみました。

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    最後に向かってどんどんと話が進んでいきます。かなりどんでん返しがあって、意外な結末でした。面白かったです

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    登場人物が次々と出てきて、沢山の事件が絡んでくるので、最初はかなりややこしいですが、まだまだ先がどうなるか分からないドキドキ感があります

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    2009年10月04日
  • 天使と罪の街(上)

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    ボッシュ・シリーズ。意外とこのシリーズってアクションものっぽい要素があるなとよく思うんだけれど、今回も、氾濫しそうな川を流されるとか、はらはらするシーンもあっておもしろかった。・・・・・・だけど、先に読んだ「ザ・ポエット」のほうがおもしろかったような気が。その続編なので犯人がすでにわかっているせいか? 「ザ・ポエット」の主人公のジャーナリストが出てこなかったのも寂しかった。好きなキャラクターだったので。FBI捜査官レイチェルも前作のほうがしっかり書き込まれていた気がするし。そして、わたし、てっきりボッシュはエレノアとよりを戻すと思い込んでいて、ボッシュはどんな家庭生活を送るのかなあ、とのんきに

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    2011年09月18日
  • ブラック・アイス

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    ストーリーの順番が物事、行われていく順番に書かれている作家の作品を読んだのは久しぶり。映画のストーリーの様に”今まで読んでたのとは、異なる空間”に場面が
    飛ぶっていうのがないストーリーって、
    ちょっと疲れるかも(普通反対かな 笑)
    しかし内容は私好み。
    全作品読むつもり。

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    2009年10月07日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

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    言語を翻訳した際の意味の差分が、魔法のような効果を生み出す、という設定は斬新で良かった。しかしその魔法はなかなか出てこず、退屈な展開で読み進めるのに時間がかかった。バベルのリスク管理がガバガバ過ぎて残念。窃盗が頻発していても放置?だし、外国から少年少女を連れてきて、ろくに思想教育もしないのでは、簡単に反社会的勢力に取り込まれるのも、さもありなんと感じてしまった。

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    2026年06月19日
  • 不死の島へ

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    現実と夢の境界が曖昧に溶けていく独特の読書体験を与える作品だった。
    主人公ピーターが現実世界と夢諸島を行き来する構造は非常に魅力的で、どちらが“本当”なのか分からなくなる感覚は、どこか村上春樹作品にも通じるものを感じた。
    一方で、ピーターの人物像には強い苛立ちも覚えた。特に終盤、女性に原稿を読んでほしいと執拗に頼む場面は痛々しく、自分の存在を他人に承認してもらおうとする必死さが露骨に表れていて印象的だった。彼の行動は共感しづらいが、その不器用さや逃避の姿勢にはどこか現実的な怖さもある。理解しきれない部分を残しつつも、読後にじわじわと思考を刺激し続ける、不思議な余韻を持った一冊だった。

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    2026年04月29日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

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    富と権力の集中は互いの言語の溝を手玉に取って強者がいいように作り上げる。その現実を吹き飛ばすためにどう戦うか。倫理に語りかける限界、暴力の明白な強さ。理解できない祖国の概念。
    翻訳に限界があろうとも互いにわかろうと努力すること、それこそが翻訳の本質。

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    2026年04月10日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

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    ネタバレ

    上巻で積み上げられた「翻訳の魔法」という独創的な舞台装置は、下巻に入ると一転して、救いのない破滅へと突き進む。

    全編を通して流れるのは、あまりにもダークで閉塞感に満ちた空気だ。最終的にロビンたちが選ぶ「自決」という結末にはほとんど希望が残されず、読み進めるのはなかなかに苦しい体験だった。

    読後、強く感じたのはこの物語が持つ重層的な「政治性」だ。
    銀のパワーで世界を牛耳るイギリスに対する「翻訳者たちの人生を賭けた儚い反乱」という構図。それは単なる歴史ファンタジーの枠を超え、現代における「アメリカ・英語・テクノロジー」という覇権に対する強烈なアンチテーゼのように映る。著者のルーツを思えば、効果

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    2026年04月01日