【感想・ネタバレ】ナイトホークス(下)のレビュー

あらすじ

ベトナム戦争に端を発する殺人事件を暴いていくベトナム帰りのアウトロー刑事ボッシュ。彼が迷い込む迷路のようなLAの悪夢を描く。
ボッシュは身内であるロス市警の監視に邪摩されながらもFBIの女捜査官エレノアとの捜査を継続。なんとかメドーズの仲間らしき人物を特定するが、片や事件の目撃者の少年は何者かに殺されてしまう。同時に銀行強盗事件の洗い直しで不審なヴェトナム人を発見、男に会いに行こうとした矢先、ボッシュらは謎の車に殺されかける。やはり内通者が…。ボッシュの疑念が増す中、事件は新たな局面へ。ヴェトナムを生き抜いた一匹狼の刑事が迷い込む、迷路のようなLAの悪夢を描き切る、期待の新鋭の力作。

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購入済み

一気読み必死

久々の海外ミステリー
一気読みしてしまった。それくらいアツすぎる!この人のシリーズをもう一度読み直そう

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2022年03月19日

Posted by ブクログ

面白い。終盤、結末は、筆力がないと噴飯モノになりそうな展開だが、ストーリーに隙がなく、納得できる。特にラストのもの悲しさは印象的。現代ハードボイルドの最高潮と評価されるシリーズのようだが、一般ミステリーとして非常に良くできた作品と思う。お奨め。ついでだが、邦題は訳者により読者が著者の意図とは別のところに誘導されてしまうような印象を受けた。

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2011年05月04日

Posted by ブクログ

下巻では、エレノアの裏が暴かれていきます。動機としては少し弱いような気もするのですが、複雑な人格の背景が多少は垣間見れたような気がしました。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ハリー・ボッシュシリーズ第1作
読み応え抜群。複雑に展開していくストーリーにどんどん引き込まれる。
緻密な構成と人物描写も楽しかった。
ドラマ版も観てみようかな。

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2025年07月10日

Posted by ブクログ

原題の方がいいじゃないかと思いながら読んでいったが、ラスト後、絵を確認すると、邦題もなるほどと。しかし、第1作からここまでスト=リーを練っているとは。

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2023年11月16日

Posted by ブクログ

「ナイト・ホークス」の名称で入り,原題は「ブラック・エコー」と知ると、両方の名称に通ずる低音が聞こえる―まさに通奏低音。
これだけでハリーの内面が透かし見えて行く想いがする。

ラストで種々のラインで黒幕の内面に迫って行こうとするハリーの独り言ちが聴けるのは本、文字ならではの効能・・無論画面でナレーターが言う時もあるが文字にして、読みつつ、呟くとこだまがする。

一件硬派でありつつ・・のボッシュ
正義『と称する』宝にも愚物にもなりかねない持ち物をどう転がしていくか、長いシリーズが楽しみになる。生後とは主観が多いものであるし、既にこの回でも登場したクラークらという愚物、そしてヒール アーヴィング。

ドラマに出てくるエレノアとはほぼ別人格と言ってもいい彼女の複雑な立場と境遇、心象・・この回で捜査陣から消えたわけが解った。

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2021年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラマでは10代の娘を持つギャンブラーである元妻として登場したエレノアだが、小説第一作の主役として活躍したにもかかわらず事件が終結するとともに退場する、という意外な形のシリーズの滑り出しに驚く。厄介者だとハリーを嫌うアーヴィングの憎まれ役ぶりが最初から全開なのもむしろ楽しい程。

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2021年08月15日

Posted by ブクログ

ハリー・ボッシュシリーズ第一弾。ベトナム戦争の後遺症を持つ一匹狼の刑事が辿り着く結末は意外な結果となり、ボッシュの心はブラック・エコーが響き続ける。良くできた作品です。

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2019年07月28日

Posted by ブクログ

最初の作品から、なかなか素晴らしいですねぇ。最後のどんでん返しは、特に素晴らしい。

エレノアとは、いい感じになったし、彼女もいい捜査官だったので、後の作品に出て来ていないのが不思議だったんですが、そういうオチでは仕方ないですね

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2019年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ボッシュを吊るし上げるネタを掴むためボッシュをつけ回す、ロス市警内務監査課のルイスとクラークのろくでなしっぷりには、ボッシュ同様呆れるし、ロス市警内でボッシュを目の敵にしている副警視正のアーヴィン・アーヴィングもとことん嫌な奴で、それだからこそ、ボッシュが組織のやり方に迎合せず、己の正義を貫き、犯罪を暴き、不正を正すため、組織の中でも孤高の戦いを繰り広げる姿を手放しで応援してしまう。

ボッシュが推理と操作の末たどりついた容疑者フランクリンとデルガドの二人がメドーズ殺害とトンネル強盗事件の犯人かと思いきや、シャーキを殺した黒幕はあっと驚く人物で、そいつを裏で糸を引いてい操っていた人物はもっと驚くべき人物で。。。

ささやかな疑念すら放っておかずとことん真実を求めて探求するボッシュの刑事魂に痺れる!
そして「偶然なんてものはないんだ!」と細部を見過ごさず粘り強く推理と捜査を展開していくボッシュの今後の活躍が楽しみ!
シリーズ第二弾のブラックアイスを早く読みたい!

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2016年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

扶桑社と講談社。何からどう読み進めば良いのでしょうか。これでもボッシュの過去の事件が方々に出てきて順番間違えたかなと不安でした。当然発行順でいいんですよね。
早くボッシュに携帯電話を持たせてやりたい。

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2013年03月24日

Posted by ブクログ

(上より続く)
どこからかは定かではないが。

多分、主人公が無茶をしながらも「正義」を、
自分が思うところの「正しさ」を貫いているからだと思う。

しかし、なぜ題名を「ブラックエコー」から変えたのか。
ナイトホークス、は重要なファクターだけど、作者はそれを隅に置いておきたかったのではないのか。
こが不満。

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2012年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ボッシュとエレノア・ウィッシュは殺されたメドーズの金庫破りの仲間を割り出そうとするが、目撃者と思われる少年も何者かに殺されてしまう.最後の方はどんでん返しの連続で一気に最後まで読んでしまう.しかしストーリーに無理のないところがよい.

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2011年03月18日

Posted by ブクログ

前半(上)はハリーボッシュの紹介的なところがあったが、人間関係や彼の頑固なところ、一匹狼的なところが描かれ、後半はクライマックスへと進むが、最後の展開がちょっとあり得ないという雰囲気を感じさせる。その後のハリーボッシュを支配する出会いもあるので、仕方がないか。

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2010年04月07日

Posted by ブクログ

捜査がなかなか進展しない上巻から打って変わり、重要参考人の死を皮切りに物語が一気に動き出す。金庫襲撃のくだりなど、思いの外エンタメ要素も強め。私の想像力が乏しい所為か、地下水路の系統図は今ひとつイメージが出来なかった。ラストの反転は然程劇的ではないものの、この邦題が選ばれた理由が良く分かる結末となっている。ボッシュの人物造形も今後一層深みを増していくのだろうが、この翻訳の調子だと続きを追うのに難儀しそう。フェア用と思しき文庫の帯には<アメリカ版「踊る大捜査線」⁉︎>とあるけれど、それはちょっと違うような。

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2021年10月30日

Posted by ブクログ

犯人、黒幕は予想通りの人でした。
しかし何で結ばれない人を好きになってしまうかなぁ…。
結局の所、ボッシュが硬派なのか軟派なのか掴みきれず。

シリーズ2作目も読んでみます。

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2017年01月26日

Posted by ブクログ

刑事ハリー・ボッシュ・シリーズ。
「ピューリツァー賞候補になった記者だから読め」と家族にすすめられて、第1作目を読む。
原語で読んでいないせいもあるのだろう、海外の刑事ものの情景描写は少し苦手である。
優れているのかは判断できないが、展開がスピーディなので飽きずに読める。

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2013年07月09日

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