古沢嘉通のレビュー一覧

  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    ネタバレ

    ハラー復帰 知り合い弁護士の死 転がり込んだ注目裁判 被告無罪の自信 魔法の銃弾 残渣試験の真実 陪審員 事件の真相 襲撃 被告の死 大きな陰謀の実態 真鍮の評決/

    おもしろいです。ハラーとボッシュのとりあわせだけでも興味しんしんだけど、二転三転のストーリー転回、表題の意味が判明するラストの会話、さらに二人の驚きの関係など、読みどころ満載です。

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    2012年03月31日
  • リンカーン弁護士(下)

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    遅れてきたコナリーファンとしてはボッシュシリーズだけで十分と今まで読まずにいました。ところが、読んでみるとミッキー・ハラーもこれまた面白い。ボッシュものと違い明るい雰囲気なのもいい!

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    2012年03月18日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    G 2012.3.10-2012.3.15
    「特捜部Q」のあとでは、コナリー、古沢氏のなじみの
    ある文章だけでも、何倍も読みやすい。
    ボッシュもすべて読んではいるけど、こっちの
    ほうが好みかな。
    次作が待ち遠しい。

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    2012年03月17日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    ハラーの復帰と、異なるふたつの殺人事件の輪郭をなぞる上巻はスローペース。後半は展開の妙で読ませてくれるが、若干アンバランスさも感じた。前作が傑作だったのでどうしてもハードルが上がってしまうが、総合的に判断するにやっぱりコナリーは面白いし、コナリーのリーガルサスペンスは読み応えがある。

    ペリー・メイスンのような、正義を追求する高潔な弁護士というキャラではなく、ドラッグに沈没し、法の表と裏でぐらぐら揺れてる等身大のキャラがいい。事件と連動して追い詰められていくハラーの微妙な心理が、その都度印象に残る。また、法曹界のルールやシステムも巧く取り込んで、斜めから切り取って見せる目線が、個人的にはすごく

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    2012年03月10日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    上巻からの伏線が下巻の最後に一気に集まって繋がっていく痛快なサスペンス。アメリカの裁判員裁判の制度も知れて面白かった。

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    2012年03月04日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    法廷になだれ込んでからのテンポは快調。
    リーガル・サスペンスを堪能しました。

    ツイストが多い作家というと、ジェフリー・ディーヴァーが有名ですが、確か彼の作品にもリーガルものがあったような気がします。(未訳)
    それから、最近翻訳がされていない、フィリップ・マーゴリンにもねりが効いた作品がいくつかありましたね。

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    2012年02月11日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    冒頭の「人は嘘をつく。」が全編を貫くテーマになっていて、最後の最後までくるくると展開が変わり、どんでん返しの繰り返しの後、意外な真犯人にたどりつく。
    事件が解決したあとにも、ハラーの個人的な謎が解明され、最後まで、意表をつくストーリーになっている。展開にスピードがあり、面白い。

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    2012年02月04日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    コナリーの別シリーズのキャラクター ハリー・ボッシュと車のリンカーンを事務所にする弁護士 ミッキー・ハラーが共演するリーガル・サスペンス

    といっても、ハリー・ボッシュはまだ読んだことがないのですが。。。

    「人はみな嘘をつく。 警官は嘘をつく。代理人は嘘をつく。証人は嘘をつく。被害者は嘘をつく。」がこの本の出だしで、全編を貫くテーマになっている。

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    2012年02月04日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    待ちに待ったコナリーの新作。リンカーン弁護士ミッキー・ハラーものの第二作(でしたよね?)。もともとリーガルサスペンスはお好みの上に、ご贔屓のコナリーの作品。堪えられませぬ。ムフフフ。おまけに、ボッシュとマカヴォイまで登場とサービスは満点。下巻が楽しみ、タノシミィィ。

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    2012年01月30日
  • ブラック・アイス

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    刑事ボッシュシリーズの2作目。モーテルで変死した麻薬捜査官。別の殺人事件を追ううちに、ボッシュはメキシコの麻薬王との関連を発見する。タフガイ、アウトローでベトナム帰りというベタなキャラクターのボッシュを主人公に据えたシリーズだが、ストーリー展開は疑惑をひとつずつ解明してゆくというミステリーのの基本に忠実と思う。特に、殺人現場の特定のきっかけとなる証拠品の分析は面白い。最後の100ページはまさに息をの展開。ただ、ボッシュの言動に多少の違和感を感じたので、★4つにした。

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    2011年12月05日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    「夜より暗き闇」の後に読みました。
    「シティーオブボーン」が間に入るのね。
    だいぶ前に。「シティー 」を読んだので、
    忘れてしまったわ。今度読み直そうっと。
    「夜より」が、なんとなく暗さを残した終わり方
    だったので、これは、すごく、救われました。
    へへ、やっぱり気になる、エレノアウィッシュ。
    以下、下巻へ続く。

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    2011年11月14日
  • 夜より暗き闇(下)

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    ネタバレ

    マッケレイブとボッシュの共演ということで
    楽しみに読みました。
    マッケレイブはイーストウッドのイメージで
    読めました。リタイヤした感じの初老(?)の
    感じで、いいなぁ。
    ボッシュは、映画化したら、誰が演るんだろう。
    私的には、あんまり二枚目じゃない、カートラッセル
    が頭に浮かびました。もちっと目が鋭くてもいいいな。
    そんな事、思いながら、久しぶりのシリーズで、ほとんど前の
    事件を忘れていましたが、それでも、充分楽しめました。
    パズルのピースがハマるように、サークルがカチッと戻って
    きました。ボッシュがたれこみをしたかどうか、それは謎のままだと思う。マッケレイブが見た瞳の闇の中の光は、どんな意味

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    2011年11月14日
  • 死角 オーバールック

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    ボッシュシリーズ13作目。
    ニューヨークタイムズマガジン(日曜発行)に連載されたものに加筆修整した作品。
    そのせいか、スピーディでテンポがよい。

    仕事中毒で目下恋人もいないボッシュ。
    マルホランド・ドライブの東端、展望台で死体が発見される。
    スタンリー・ケント医師。
    跪いて射殺され、ギャングの処刑めいた状態だが。
    ポルシェの中には奇妙な跡が…

    レイチェル・ウォリングと半年ぶりの再会。
    ケント医師は放射性物質に直接アクセスすることが出来るため、FBIのリストに載っていたのだ。
    妻のアリシアが襲われてケント医師は脅迫されたことがわかる。
    FBIとの縄張り争いが始まる。

    展望台の上にマドンナが

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    2013年03月15日
  • トランク・ミュージック(上)

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    ネタバレ

    マイクル・コナリーの人気のボッシュのシリーズです。今回は、ラスベガスが舞台の中心になります。もともとハリウッド署という華やかなところにいるボッシュですが、以前は、暗い印象があったのですが、今回は映画化を意識しているかのような、派手な内容だなと思いました。

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    2011年06月28日
  • ナイトホークス(下)

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    ネタバレ

    ボッシュとエレノア・ウィッシュは殺されたメドーズの金庫破りの仲間を割り出そうとするが、目撃者と思われる少年も何者かに殺されてしまう.最後の方はどんでん返しの連続で一気に最後まで読んでしまう.しかしストーリーに無理のないところがよい.

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    2011年03月18日
  • ナイトホークス(上)

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    一匹狼的なロスアンジェルスの刑事ハリー・ボッシュ.彼のヴェトナム時代の知人が殺害されるところから事件は始まる.彼は地下道からトンネルを掘って銀行に侵入し貸金庫の中身を奪っていた.その事件はFBIも追っておりボッシュはFBIの女捜査員エレノア・ウィシュと共に操作にあたる.貸金庫の中身は?ヴェトナムとの関係は?

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    2011年03月18日
  • ナイトホークス(上)

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    この小説はヴェトナム戦争に従軍した経験のあるボッシュが、
    未だに毎夜悪夢にうなされ不眠症に悩む刑事生活の中で
    出会ったひとつの事件を描いています。
    事故として片付けられれようとしていた被害者は
    ボッシュの戦友メドーズだったんです。
    なぜ事故として片付けられようとしているのか。
    捜査を始めると、裏にとんでもないスケールの計画が
    隠されていたということが紐解かれていきます。
    ほんと読み応えがあり、面白かった。

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    2011年03月05日
  • 死角 オーバールック

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     ジェフリー・ディーヴァーと並ぶ、お気に入りの作家。本書はその最新作。ツイストがあるのはディーヴァーと同じ。ただ、ディーヴァーほどあからさまではない。そして、主人公。本書のボッシュは孤高の刑事である。己に従えば従うほど、周りの人間が離れていく。男も女も。だから孤独。それでも生き方は変えられない。不器用といえば不器用だが、信念を持った男である。そこが、かっこ好くもあり悪くもある。とにかく根っからの刑事である。シリーズすべてを読んできて、頭の中にボッシュの生きている世界が出来上がっている。この一作だけをいきなり読んでも本シリーズの良さはわからないだろう。事件だけでなく、主人公ボッシュの出生から現在

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    2012年12月25日
  • エコー・パーク(上)

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    ネタバレ

    職務質問により偶然にも住宅街で捕まえられた殺人者。
    過去の殺人に関する自供をえさに司法取引を持ちかける。

    ただでは終わるわけがないと匂わせながらも、ようやくことが起きるまで300ページ。引っ張りすぎと言えばそうなのだが、犯人への謎・不気味さを増幅させつつ、緊迫感を維持しながらここまで粘らせることの筆力には感心。

    ボッシュが入れ込んでいた事件との関わりも結局どこに落ち着くのか見えそうで見えてこないし、非常に先が気になる。

    ■このミス2011海外6位

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    2011年02月10日
  • エコー・パーク(上)

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    まさに、ボッシュだ!という物語。
    全作読んでいるが、前に感じた「勢いが衰えているかな?」という懸念も払拭され、惹き込まれる。

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    2011年01月26日