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Posted by ブクログ
ハリー・ボッシュとテリー・マッケイレブ、さらにはジャック・マカヴォイの三人が共演するというファンには贅沢な作品。
これまでのシリーズにはなかった法廷シーンなどで緊張感を盛り上げてあり、さくさくと面白く読めたのだが、全体的にばたばたしてまとまりに欠ける。ボッリュとマッケイレブのふたりを主役にし、全く別の事件を展開させるのはさすがに混乱する。ヒエロニムスの絵画をモチーフにしてるのも、その後の展開に都合よく利用されたようで効果的とは思えない。
とまあ、細かい点が目立ってしまうのも、このシリーズが常にハイレベルをキープしてるからこそなのだが。一番の収穫はヒエロニムスの作品に興味を持ったことかな。
Posted by ブクログ
ボッシュシリーズでたびたび目にするニーチェの警句、「深淵を覗く者は、そこに潜む怪物と同化せぬよう気を付けねばならない」が暗示してきたように、ついにボッシュは怪物と同化してしまったの?と不安にかられつつ、そんなはずはない!とボッシュを信じて読み進める。
裁判での検察側、弁護人側の抗戦、攻防のゆくえはどうなるのか、ボッシュの嫌疑は晴らされるのか、急な襲撃により危機一髪に陥ったマッケイレブは助かるのか、はらはらドキドキの期待を裏切らない展開で、やっぱり「マイクルコナリーは安心して読める、決して外れのない作家」だと再認識できた。
読み手をびっくりさせたり、陰惨な気持ちに陥れたり、呆れさせたりする奇をてらった派手な作品ではなく、じっくりゆっくり緻密に物語を展開させ、しっかりと性格付けされたキャラクターたちにより、そつなく見事に構成をまとめ上げ、ミステリーとしての”オチ”もきちんと用意されているコナリー作品に魅了させられた。
Posted by ブクログ
マッケレイブとボッシュの共演ということで
楽しみに読みました。
マッケレイブはイーストウッドのイメージで
読めました。リタイヤした感じの初老(?)の
感じで、いいなぁ。
ボッシュは、映画化したら、誰が演るんだろう。
私的には、あんまり二枚目じゃない、カートラッセル
が頭に浮かびました。もちっと目が鋭くてもいいいな。
そんな事、思いながら、久しぶりのシリーズで、ほとんど前の
事件を忘れていましたが、それでも、充分楽しめました。
パズルのピースがハマるように、サークルがカチッと戻って
きました。ボッシュがたれこみをしたかどうか、それは謎のままだと思う。マッケレイブが見た瞳の闇の中の光は、どんな意味を持つのだろう。でも、ボッシュは闇の中にも、光を見いだせる男だと思う。贔屓目ですがね・・・でも、期待していいよね。
ヒエロニムスの絵のカバー、まじまじと見入ってしまいました。
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