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ロス市警のみならず、FBIからも激しい妨害と警告を受けるボッシュ。孤独な捜査を進める彼に貴重なヒントを与えてくれたのは、今は全身不随の身となった元刑事のクロスだった。が、その身辺にも危険が迫り……。たくさんのもつれた糸が絡み合い、人の心の闇を炙り出す! 現代ハードボイルドの最高峰!
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Posted by ブクログ
ハリー・ボッシュ 元妻への執着が強すぎて不快。これが無ければハードボイルドの傑作なのに。 暇な時は美術、音楽等に関する蘊蓄を披露して教養人のふりをする。つまりロバート・Bパーカーの本を読んでるみたいだ。 パーカーより楽しめるが。 人物もプロットも深く感動的。 色々文句を言ったがそれでも最高だ。
たぶん最後のほうにどんでん返し的な展開があるのだろうな、と見当がついていたが、それがどの方向にひっくり返るのか分からなくてやはり驚かされた。というか、ため息が出た…。あと下巻の最初のほうに印象的なシーンと共に出てくるルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』が聴いてみたくなった。
後半は展開急で、これまで以上に派手な感じ。 結末には救いがあります。今までで一番読後感が良かったですよ。 ボッシュのシリーズは92年発行の「ナイト・ホークス」で始まり、この後も順調に出ていて、現代最高のハードボイルドと評されています。 ハリー・ボッシュは1950年生まれという設定。(作者より6歳上...続きを読む) 本名はヒエロニムスで、有名な画家と同じ運命的な名。 シングルマザーだった母を11歳で亡くし、里親を点々として育つ。ベトナム戦争での過酷な体験でトラウマを負い、刑事としては凄腕だが一匹狼タイプ。 痩せ型でなかなか渋い外見らしく女性にはもてるし、中身もだんだん変わってきたみたい。 低い立ち位置に立って怪しい所を見通すような天性の刑事でとにかく強いから!間違いもしますが、カッコイイんですよ。
人間、誰もが大金に目が眩む。ましてや金欠な輩には貪欲で、しかもその大金を直に扱う関係者であれば尚更だ。アリバイ工作を綿密に練り計画する。だが、仲間が多ければ多いほど欲が「仲間割れ」を導き被害者と化す。二点三点のミステリー小説は最後まで読み応えがある。
読みやすかった。結末のどんでん返しが面白い。沢山のシリーズを読んでいるが飽きがあまり来ない。電車の中で読むのには丁度いいですね
ハリー・ボッシュシリーズの中の珠玉の一作(自分比) 実は、このシリーズは、初期作品から読み始めた訳ではなく、最近の作品から読み始めたので、既にボッシュの世界は確立されたものとなっていました。ですが、ここ作品で、ボッシュの世界のかなりの部分が解明されました。 面白かったです。
ハリー・ボッシュ再読チャレンジ第九弾▼ 私立探偵に 過去の殺人事件 撮影時の現金強奪 FBI捜査官の失踪 引退警官からの連絡 捜査機関の圧力 徒手空拳の調査 エレノア・ウィッシュとの再開 監視カメラの映像 銀行再調査 夜の王 襲撃 真実 発見 「この素晴らしき世界」 家族 はじめてのー人称スタイル
最後に向かってどんどんと話が進んでいきます。かなりどんでん返しがあって、意外な結末でした。面白かったです
FBIの捜査官がここまで悪徳なのは、やはり311のトラウマからだろうか。ボッシュはロス暴動の方がトラウマらしいが。因果応報というお話だった。ボッシュが結局無罪放免となったのは、元警官だからかな。ピープルズが手を回してくれたのかな。
下巻。 FBIが圧力をかけてきた割にはボッシュの追っていた事件については収まるべきして収まったという感じ。 横暴な刑事というのがいなくなればいい。 強盗自体の犯人はすんなりという感じだったけど、女性捜査官が失踪した事件の真相が衝撃的だった。 結局罪を犯した者たちは、色んな罰を受けたというわけか。 ...続きを読む シリーズ物だと解説を読んで知るという体たらく。 道理で、これ必要?って思うような奥さんや音楽の話が交じるわけで。 一旦シリーズを読むとかはしなくていいかな。
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