吉田篤弘のレビュー一覧

  • おやすみ、東京

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    「深夜の東京を舞台にした、静けさの中に人の温かみを感じる短編集」

    様々な事情を抱えた登場人物の目線から語られる短編集。
    一見全く繋がりのないお話に見えて、最後に円のように緩やかに繋がりが見えてくる。

    キンキンに冷えたコークハイの描写がとても美味しそうだった。

    「運命っていうのは自分で決めるものではなく、自分で決めなかったことの方が不思議と長続きしているように思う」というフレーズも何だか印象に残った。

    金曜日の夜に温かいお茶を飲みながらのんびり読むのにぴったりの本。

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    2026年09月27日
  • それでも世界は回っている 2

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    オリオ少年とジャン叔父さんのロードムービー。
    六番目のブルーを求めて行く先々で、風変わりながらもその人らしく生きている人たちが愛おしい。

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    2026年09月21日
  • 『罪と罰』を読まない

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    横文字苦手人間すぎるので絶対本家は読めないだろうなということがわかった もう主人公の名前覚えてない
    こういう感想会みたいなのは絶対に元々読んでた方が楽しいだろうな〜〜〜〜〜〜〜老後暇で死にそうになったら読みたい

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    2026年09月15日
  • おやすみ、東京

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    夜というよりも深夜の東京で起こる静かな出来事を淡々と描きつつ登場人物が交差する連作短編集
    基本的に読み易い一方で狙いだとは思うが短い1つの話の中でも登場人物の視点変更があって少し混乱した

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    2026年09月08日
  • 月とコーヒー

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    短編小説集で少しの合間に読めるのがちょうどよかった。これで終わり?という余韻があり、青いインクの話とケアハウスの老人の話、とある星が滅亡するときに彫刻を残す話が印象に残っている

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    2026年09月08日
  • おやすみ、東京

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    それぞれが孤独に思える東京の街で暖かな輪が繋がっていく連作短編集。
    キンキンに冷えたコークハイの描写がとても美味しそうだったなぁ。

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    2026年08月23日
  • 月とコーヒー デミタス

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    これはどこの国の話でいつ頃の話なのか…と想像ぜすにはいられない内容の物語ばかりだった。
    前作同様、物語は完結して終わりでは無い為、ひとつの物語を読み終える度に自分でその後を想像するのが毎回楽しい。
    分からないようで分かる…というような不思議な気持ちになる本だった。

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    2026年08月22日
  • おやすみ、東京

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    最初へんてこな話が続いてどうしても入りこめず離脱しようかなと思ったけど、ハムエッグ定食から突如面白くなってきてそこから一気でした。離脱しなくて良かった!

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    2026年08月20日
  • 屋根裏のチェリー

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    「もういちど会いたいです。
    君に伝えたいのは、それだけだ。
    でも、もし本当に君と会えたら、
    僕は君に何を話すだろう」

    さりげなく支えてくれていたチェリー。
    だんだんサユリが現実の人達に囲まれ支えられていく姿をみてチェリーが旅立つ光景は目に浮かびます。
    サユリの人生が豊かなものでありますように。

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    2026年08月19日
  • 月とコーヒー

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    よく出来たパン、ちょっと失敗したパンって名前つけるのいいね。正直モノすぎていい。
    あれ、もう終わりなの?って感覚になるのは、寝る前に一話読むのに丁度いい話を書いていたからなんだとか…そっちの方が難しいよね?!

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    2026年08月17日
  • 鯨オーケストラ

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    すべてが緩やかにつながって、最後は希望を抱えて終わる前向きなお話。ふわふわと穏やかな気持ちになれる読後感がよい。

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    2026年08月12日
  • 月とコーヒー

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    あとがきがとても良かった。
    【月とコーヒー】というタイトルに込められた、作者のあたたかい思いが、読後感を更に良いものにしてくれる。

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    2026年08月10日
  • 月とコーヒー

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    完全にタイトルと装丁に惹かれ手放せず購入した本!
    勿論この本の存在も「吉田篤弘さん」も知っていてなんとなく頭の片隅にありながらやっと手にした本でもある。
    だいぶ以前「つむじ風食堂の夜」や「それからはスープのことばかり考えて暮らした」を読み、ものすごく個性的な世界観を書く作家さんだなぁと思った記憶がある。
    本書も違わず独特の世界観!読みながらも理解できているのかいないのか自分でもよく分からず…でもこれは細かく理解するものではなく五感で感じる本だ!と勝手に解釈してひとつひとつのお話の世界観を楽しんだ。
    癒される…というより珈琲とお菓子を食べながら読んで微睡む本!という感覚を持った。
    で、あとがきを読み…あっ、寝る前に読む本だったのか…と^^;
    生きていくためになくてはならないものではないけれど日常を繰り返していくためになくてはならないもの…自分にとって「本」はまさにそれです!いや、自分が生きていくためにはなくてはならないものかもしれないなぁ

    また吉田さんの他の本も読んでみよう!と読書の世界を広げてくれた一冊。

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    2026年08月08日
  • 月とコーヒー

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    寝る前に一編ずつ読むといいとのこと。
    髪の毛を乾かしながらちまちま読みました。
    旗屋さんの話、大線路の中程にあるバンザイ酒屋で幼馴染と会う話、映画館のスタッフにサンドウィッチを届ける話が好きでした。

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    2026年07月31日
  • 鯨オーケストラ

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    ゆく川の流れは絶えずして、的な?
    全てがつながっているよ、的な?

    例えば歌舞伎の様に襲名したからと言って、
    先代と比べられたって全く同じにはならないし、
    当代には当代の魅力があるのだろうし、
    何もない所に突然出現する人はいないはずだから、
    誰だってある意味、誰かの代わり、で
    それをニセモノと感じる気持ちを否定はしないけど、
    今この時は、今この時を生きる人のものかな。

    え?シリーズ物だったんですか?
    前作に戻るかどうかは微妙です。

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    2026年07月11日
  • 月とコーヒー

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    月とコーヒーのショートエッセイ。
    読んでてほっこり、コーヒーを飲みながら読書するのにちょうどよい。
    青いインクの話は続編もあって、いくつかある短編でもあたるとちょっと嬉しかった。

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    2026年07月09日
  • ガリヴァーの帽子

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    (01)短編集。一部分星新一風味もちょっとあり。
    (02)クラフト・エヴィング商會の瀟洒なイラストがある。
    (03)内容は…リリパット王国再建を目指す者とガリヴァー映画を撮りたい者、なんでも解決する男、手のふるえるギャルソン、シャンパンの泡たちの浮かんでははじけるつぶやき、五線紙ノートに自分を書く高校生、女房という名の男と鰻食う道中、トースターとの会話、エセ洋館に飾られていた絵からエセ王子が出てきた、あとがきのような作品。

    ■簡単なメモ

    人は波打ちぎわの地図を描けない(p.11)

    毎日が未来のためにあるのよ。(p.18)

    その一瞬のニヤリがこの仕事の醍醐味である。(p.52)

    手がふるえておめでとう、よ(p.70)

    空気が自ら音楽を奏でてもいいのに。(p.95)

    僕の中には僕が五人いるからで(p.117)

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    2026年06月30日
  • 月とコーヒー

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    どこかクスッと笑えて心温まる24篇の短編
    寝る前に何篇かずつ読むと夜の楽しみになること間違いなしで、一つずつが程よい面白さ。
    私は全編を通して、大きく感情が動かされることはなかったけれど、不思議と半日足らずで読破した。
    独特な世界観とゆったりと流れる時間が心地よい作品だった。
    コーヒー飲みながら読んだらチルいだろうな。

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    2026年06月17日
  • 月とコーヒー

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    「食」をテーマのひとつとして連載された短編をまとめたもの。作者は一日の終わりの寝しなに読んでいただくことを想定して、とのことだが、こちらは朝の満員電車の中で30分ぐらい日々読む。
    この後、続編が二冊待っている。

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    2026年06月15日
  • エデンの裏庭

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    誰もが皆どこかで触れてきた物語。取り上げられているのは「不思議の国のアリス」「ガリヴァー旅行記」「星の王子さま」「モモ」の4作。その物語のすぐ側に、密やかに在るだろうささやかな世界。著者が舞台袖と名付けているそのアナザーストーリーと、それぞれの物語に対する著書の視点に立った解釈。
    実のところ、私が確実に読んだと言えるのはモモだけ。星の王子さまはぼんやり読んだつもりでいたが、実は読んでいないのかもしれない。

    この本のタイトルである「エデンの裏庭」は、とある本を巡るファンタジー。著者の過去作の作中作で、未完だったものを完成させたのだそう。チョコレートの代わりに受け取った種はどう育つのだろう。ひとつかみの本当のこととは?

    しっとりつややか、一口サイズの羊羹のような本だった。

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    2026年06月10日