吉田篤弘のレビュー一覧

  • 天使も怪物も眠る夜

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    螺旋プロジェクト完走!

    年代の最初と最後が難解でしたね。
    本作は21世紀末の東京。

    やたらと登場人物が多くてわかりにくいが、途中から少しずつ慣れてきます。
    最後はプロジェクト完結編にふさわしい内容かな。

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    2024年11月06日
  • おやすみ、東京

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    半年くらいかけて、ゆっくりと読んだ。どこを読んでも東京の長い夜を過ごす人たちを描いていて、まだ眠りたくない夜に、時間をかけて読むのにふさわしい一冊だった。
    ある登場人物が、私はいま夢を見ているのか、と感じながら会話をして買い物をするシーンがある。始めから最後まで、この本を読んでいてそんな心地だった。ふわふわと数センチ浮かんでいるようで、現実との境目が曖昧で、特に劇的な出来事も大きな感銘も生まれないけれど、色々な思いをそっと自分の中に置いていく…
    それなのに最後にはさまざまなピースが収まるところに収まって、始めからここに向かっていたのかと不思議な気持ちになった。

    私は一時、介護の仕事をしていた

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    2024年10月29日
  • 変愛小説集 日本作家編

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    純文学作家の発想
     ひとつづつ評していく。

     川上弘美。未来SF。
     発想が陳腐だと思ふ。書きたいことを意識的に書いてはゐるが、予定調和的で凡庸から突き抜けない。
     人間由来の人間を工場で作らず、多様な動物由来の人間どうしが結婚し合ふ未来観(近親交配によるホモ接合型を減らすためだらう)。そこでの恋愛。
     厳密にいへば、人間と他種ではゲノムの相補性が少ないからありえない。遺伝子組換かもしれない。まあそこは目をつむることにしても妙だ。
     未来でも入籍といふ制度は残ってゐる。人間に本能の性欲が残ってゐるんだらうけど。結婚しない人や、核家族がどうなったかも書いてない。
     妙にSFが現実路線のわりには

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    2024年10月10日
  • おやすみ、東京

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    色々な話が実は繋がっている短篇集。

    忙しなさから解放された夜のゆっくり時が流れる感じとか、自分に向き合える感じが心地よかった。
    だが登場人物が多すぎて、この人なんだっけとなることが多く、一気読みのほうがいいかも。

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    2024年10月06日
  • それでも世界は回っている 1

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    他の本にも出てきた「青いインク」が出てくる。

    吉田篤弘さんの、いつも通りの平凡で物静かな世界の話。
    短編のように一つ一つの章に名前がついている長編。とても読みやすく気づくと読み終わっていた。続きが楽しみ。

    ベルダさん、オリオ、ココノツ、叔父さん。

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    2024年09月23日
  • 鯨オーケストラ

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    静かな雰囲気だけど、なぜか読み進める手が止まらない。満足感。

    鯨オーケストラがもっとガッツリ出てくるのかと思いきや、想像とは違って、緩く、周りの世界が少しずつ繋がる感じが面白かった。こんなにも繋がっているのか、と驚くほどだった。

    曽我さん、多々さん、太郎くん、ミユキさん、サユリさん。アキヤマくん、水越さん、カナさん。

    前の2冊を読んでから、この順番で読むことができて良かった。
    個人的には2番目の本、屋根裏のチェリーが一番好き。

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    2024年09月19日
  • 天使も怪物も眠る夜

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    ⭐⭐螺旋プロジェクト、完結編⭐⭐
    登場人物多く、しばらく読み進めるまでリンクしない…、でも最後の章まできて、なるほど確かに螺旋状に展開してるのかと気づきました!!
    もう一度最初から読み直したい!
    どこか無機質的な文体が面白くて好きです。
    他の7作品を読んだ後なので、海族対山族の対立場面が描かれてないことには、少し物足りなさを感じてしまいました。

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    2024年08月31日
  • 奇妙な星のおかしな街で

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    北海道新聞に連載されたエッセイをまとめたもの。
    読み終えたものの、ほとんど記憶に残っていない。
    ただ、幸福な時限爆弾についての記述で、読めてよかったと思えた。
    「人生の楽しみは、この『幸福な時限爆弾』をいくつ仕掛けられるかにかかっている。」
    未来の自分を楽しませるための仕掛けを、考えて、実行する。歳を重ねてからの楽しみはこれに尽きる気がする。

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    2024年08月28日
  • それでも世界は回っている 3

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    三部作の完結。
    「それでも世界は回っている」という言葉の意味がが何となくわかったように思う。
    そして失われたものを引き継ぐという事もそこに繋がる。そっくりそのまま真似るのではなく、自分の思いと共に変化する。そしてまた続く。

    長かったけれどとてもすんなり読めた。

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    2024年08月25日
  • それでも世界は回っている 2

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    だんだんとインクの謎に近づいてきながら、どんどん枝葉が分かれていってるような感じ。
    旅する先で実に様々な人と出会っていくのが道標になっているが、余りにも多くて少々混乱する。

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    2024年08月08日
  • 天使も怪物も眠る夜

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    月とコーヒーのような不思議さはあった。けれど、こちらは長編なので、読後感は結構違っていたかな。
    ストーリーはそれなりに面白く、まあ、所謂ファンタジー、SFファンタジーという感じなのかな。
    結末は、こうじゃない方が良かったような気がするな。

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    2024年07月24日
  • 屋根裏のチェリー

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    流星シネマとは少し毛色が違ったものの、やはりいつもどことなく音楽が流れているような雰囲気と、人がつながっていく優しさが胸をうちます

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    2024年07月03日
  • 流星シネマ

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    最終章でタイトルの意味が回収されて、アキヤマ君が登場して、流れているであろう音楽に揺られて、不思議な感覚になった

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    2024年07月01日
  • それでも世界は回っている 3

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    6番目のブルーのインクを探しての旅は終わりました。旅の終わりにいろいろなことがわかり、自分がどんな人間か一生かけて探索したい、それは旅は終わらないという結論となったのもスッとする瞬間のような感覚でした。

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    2024年06月26日
  • それでも世界は回っている 2

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    章ごとに出てくる人物のイラストにわくわく。
    装丁の終列車がかわいい。

    この続きの3はすでに読んだはずなのに、続きが思い出せない(笑)。
    そう、おとぎ話は何度読んでもいいもの。
    また、3を読み返そうっと。

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    2024年05月28日
  • おやすみ、東京

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    東京の午前一時から始まる、12の連作短編のような長編小説。

    本屋さんをウロついている時になんだか気になって手にとった1冊でした。

    偶然が少しずつ重なって、たくさんの人たちが絡み合っていく不思議なストーリーなんだけど、東京の午前一時っていう真夜中が舞台だからなのか、時間の流れがゆっくり感じられて、とても心地良かったです。

    バー「M」のコークハイ、飲んでみたいなぁ。

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    2024年05月25日
  • それでも世界は回っている 1

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    3を読んだあとに、1を。

    おとぎ話のような心地よい空間にいざなわれて、物語は進んでいく。著者の独特のスタイル。

    さて、余韻を楽しみにして、2に続く。
    ちょっと疲れたときの癒しとしてとっておく(キープ)。

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    2024年05月21日
  • 『罪と罰』を読まない

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    読書会の発言に4人の作家それぞれの性格が現れていて面白かった。
    読書会に参加するなら違う性格のタイプの人達とすると面白そうだと勝手に妄想してました。

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    2024年05月11日
  • 鯨オーケストラ

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    楽団の団長を務める中年男性の

    過去との決別と再生がテーマの話であったと思いますが……

    主人公の中年の男性が高校生のころ

    地元の映画館のモギリをしてた
    当時、中年と思われる女性の
    絵画モデルをしていてですね
    (その女性は映画館の看板も描いていた)

    何十年か経って

    その絵を探すクダリがあるんですけど。

    個人的には

    魅せられる系のストーリー性

    ちょっと欠ける部分が多くて

    風景や街の特徴などは脳内に浮かぶ文章なものの

    琴線を大きく揺さぶるヒューマン描写は、あまりなかった印象です。

    作者がデザイン会社を経営してるようですし

    オサレなアーティストたちの

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    2024年04月05日
  • それでも世界は回っている 3

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    シリーズ物だが初読み。
    著者らしいおとぎ話の様な世界観が広がる。
    夢の中で見たような、子どもの頃に体験したようなそんな不思議な空間に包まれてお話は進む。

    早速、シリーズ1,2を読んでみよう。

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    2024年04月02日