吉田篤弘のレビュー一覧

  • おやすみ、東京

    Posted by ブクログ

    午前1時の東京が舞台だけれど、現実世界からはちょっと距離があるところのように感じられた。不思議。
    もっとずっと先って思うこと、たくさんあるよなあ。思わぬところで人と繋がっていたりすること、あるよな。心がざわざわした時や眠れない夜に読み返したい。

    0
    2024年02月14日
  • 台所のラジオ

    Posted by ブクログ

    決して主役ではない。台所のラジオは静かに語りかける。
    女性と男性が交互に主役になり、そしてその人たちがどうもとてもユニークなのです。
    それがまたとてもいい味を出していて、出てくる料理もおいしそうで、最後まで楽しく読みました。

    この空気、とても良かったです。

    0
    2024年02月07日
  • おやすみ、東京

    Posted by ブクログ

    痺れるほどの面白さがあって一気読みするような本ではないし、個性のある文体でもないし、強くのめりこむわけでもない。
    だけど余韻の長さがそれらのどの作品よりも長い。

    ふわふわ宙に浮いているような感覚で、やさしいひとが作るあたたかなものに寄りかかりながら、ゆる〜く、読みました。

    吉田篤弘さん。
    滋味深い味わいのある作家さんなのでしょうか、、

    夜の定食屋で読んだり、あの街の2階にある喫茶店で読んだりしたらもっと似合うだろうなあ。

    0
    2024年01月24日
  • おやすみ、東京

    Posted by ブクログ

    久しぶりに この独特な世界に連れ込まれた感
    なんだろう いつもふわふわした 地に足がついてないような感覚
    それでいてなんか心地いい ちょっと幸せな気分

    0
    2024年01月09日
  • おやすみ、東京

    Posted by ブクログ

    長篇小説?連作短篇?
    著者は「連作短篇の交差点」と言う。
    午前1時、月に照らされた真夜中の東京でそれぞれの物語が始まる。
    そして様々な人が複雑に絡み合う。
    ああそうなるか。それどういうこと?
    色々考えながらもう一度読み返したくなる。

    0
    2024年01月01日
  • それでも世界は回っている 1

    Posted by ブクログ

    幻のインク〈六番目のブルー〉を求め旅に出るオリオと叔父さん。
    奇妙な出会いや発見が続く。
    挿絵が微笑ましい。

    「世界を回しているのは、さみしさ。」
    「毎日の繰り返しを選ぶ。他は何もいらない。」
    「人と物を分類する必要はない。」

    0
    2024年01月01日
  • それでも世界は回っている 2

    Posted by ブクログ

    オリオと叔父さんと(ココノツ)の旅は続く。
    人が物に入る。
    人の中に人がいる。
    人が3段階の大きさに変わる。
    不思議で魅力的な世界にいつまでも浸りたくなる。
    オイスター・シチューが頭から離れない。
    「いつのまにか」の解釈が印象的。

    0
    2024年01月01日
  • 屋根裏のチェリー

    Posted by ブクログ

    前作が気に入り、こちらも購入。流星新聞のアナザーストーリーという形の物語という事で、前作と触れ合ったり、ほんのり存在を感じたりする距離感がとても好きでした。続編が出てるそうなので、読んでみたいと思います。

    0
    2023年12月24日
  • 『罪と罰』を読まない

    Posted by ブクログ

    声を出して笑いました。ドストとかラスコとか 、そもそも読んでいないのに読書会って?! 4人の推理や想像力が楽しかったです。漫画でザックリと済ませていましたが 自分でも突っ込みながら読んでみたくなりました。

    0
    2023年11月27日
  • 流星シネマ

    Posted by ブクログ

    詩のような一節がたくさんあって、文章が美しい作品でした。登場人物たちの性格や心境を書きすぎず、読者が想像する余地を残してもらえているようにも感じます。ゆったり進んでいた物語が、終盤にかけて大きく動き出し、エンタメ的な楽しみも味わえます。

    0
    2023年11月19日
  • おやすみ、東京

    Posted by ブクログ

    久しぶりに吉田作品へと帰ってきた。
    クラフトエヴィング商會の装丁も大好き。
    目次から楽しめる。
    (途中にキーパッドの数字並びがあるのは何故なんだろう…)
    表紙を眺め、開き、目次を捲り、本編に入る頃にはもう、読者は深夜の気分になっているから不思議だ。
    目次のあちこちに居るカラスも、作品内に登場する。(こちらはちょっぴり怖い)

    やっぱり吉田ワールドに登場するネーミングが好きだ。
    "調達屋"であるミツキや、松井のタクシー"ブラックバード"、片時町にある"食堂よつかど"…。
    (そうか、ブラックバードの松井さんを呼ぶ時に電話をかける。だから目

    0
    2023年11月12日
  • 天使も怪物も眠る夜

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクト完結篇。
    眠りを忘れた未来の東京の話。これまでに比べて少し読みづらくて中々進まなかったけれど、ラストのこれまでの全ての物語を収束させる結末は、温かい。
    終わってしまうと寂しい、素敵なプロジェクトでした。第二弾があるのであれば、進行中の各編を同時進行で読んでみたい。

    0
    2023年09月22日
  • 鯨オーケストラ

    Posted by ブクログ

    「流星シネマ」「屋根裏のチェリー」に続く物語。
    静かで穏やかな時間の流れ。いつでも訪ねていっても良い場所の存在、いいですね。天国の話が印象的。知ってるだけじゃ駄目なんだ…。G線上のアリアとトッド・ラングレン(初めて聴いた)を聴きながら読みました。

    0
    2023年09月09日
  • 天使も怪物も眠る夜

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクト、年代順に読み進め2095年東京が舞台である本作品が最後の本となりました。8人の作家が共演した企画を体験できました。
    作り手が体験する苦労を想像しながら、読者は各作家の作風を体験できます。そして、今まで読んだことのない作家の作品を読むきっかけも与えてくれたプロジェクトでした。第二弾も企画されているようなので楽しみにしています。

    0
    2023年09月08日
  • 奇妙な星のおかしな街で

    Posted by ブクログ

    奇妙で愛おしいこの世界。吉田さんの視点で日常のいろいろを面白く描く。
    幸福な時限爆弾、私もたくさん仕掛けておこう。

    0
    2023年08月21日
  • 台所のラジオ

    Posted by ブクログ

    吉田さんの本を読んだ時にしか感じられないなぞの懐かしさ、切なさが今回もあった。胸がぎゅっとなるんだけど心地よい、これはなんだろう。語彙力がなさすぎてもどかしい。
    あとがき最後の一文から「うかんむりのこども」を少しずつ読み進めようかなと思い立つ。

    0
    2023年08月16日
  • 天使も怪物も眠る夜

    Posted by ブクログ

    〈新世紀〉吉田篤弘ワールド

    伊坂幸太郎を始めとする今を輝く著名作家たちが一斉に会して主催された「螺旋プロジェクト」。
    その〈未来編〉に当該するのが本作となります。

    独特な世界観や、個性たっぷりのキャラクターたち。彼の長編を手に取った読者にとっては見慣れたであろう、多数の登場人物たちが交差するお決まりの展開。

    言うなれば、
    『22世紀版おやすみ東京』
    と言えるでしょう。

    睡魔が失われたネオ東京で起こる様々な出来事。
    それは一見散発的だけれど、実は底の方で繋がっている。
    様人々の思惑と「眠り姫」を巡って、物語は加速していく。

    読後は、SFでありながらどこか現代社会に通づるものを感じました

    0
    2023年08月13日
  • それでも世界は回っている 1

    Posted by ブクログ

    月とコーヒーからの三部作。

    世界観がすごく良い。

    世界が変化していくのなら、僕も一緒に変化しなくてはならない。
    時間は、じぶんだ。じぶんがそこにいて、そうして生きているから、じぶんの時間が流れる。
    寄り道のない旅はなんの意味もない。決められたコースをたどるだけでは、なんの種にも出会えない。

    0
    2023年07月19日
  • 『罪と罰』を読まない

    Posted by ブクログ

    タイトルからして面白そうだけど、実際面白いのが凄い。クラフトエヴィングさんの著作は未体験だけど、いかにも面白そうなメンツだもんな。何よりも、エッセイが最高な岸本さんが、本座談会でも本領を遺憾なく発揮してるのも良い。物書きを仕事にしているとはいえ、殆ど情報ゼロの状態から、わずかな手掛かりを元に、よくぞここまで想像を広げられるものだな、と。そして、”カラマーゾフ”を読んだとき、名前の長さや難しさ、その圧倒的なボリューム感にかなりの根気を要したから、ドストの他の著作にはなかなか手が出せないと思ってたけど、本書を読んで、またちょっと読みたくなりました。

    0
    2023年07月18日
  • おやすみ、東京

    Posted by ブクログ

    縁のつながりの不思議を感じさせられた。、
    東京は広いようで案外狭くて、みんなどこかで繋がっているのでは、、?という気がしてくる。
    本を読み進めていくうちに、そこが繋がっていたか〜〜!と、点が線で繋がれていく感覚。
    そして、この本を読むときは自然と夜を選んでしまう自分が..- ̗̀☾⋆ ̖́-

    1
    2023年07月17日