吉田篤弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
雨の様に降り注ぐ
幾千もの言葉を
日々、ぼんやり目にしつつも
思わず(はっ!)と、手で受け止めたくなる様な
キラリに出会う事がある。
それは自分だけに光るキラリ。
音楽好きの彼が
パラパラ捲っていた雑誌に掲載されていた
ほんの小さなコラム。
その記事がキラリと光った。
(誰?聞いた事もないアーティスト…)
それがソラシド。
どうやら女性2人のデュオらしい。
彼女達のコメントや弾いている楽器も気になる…
早速NETで調べてはみたものの、
彼女達は派手な活動をしていなかったらしく、
全く手がかりがつかめない。
でも、
何故か追っかけずにはいられないし、
そうせざるを得ない事情も出来た。
それから
彼がソラシドの足取りを巡る物語は
まるで何千枚ものレコードを並べ(勝手に思い描いております。)
一枚、一枚、のんびり視聴でもしている旅の様な展開となった。
活字を追っているだけなのに、
頭の中ではゆるいメロディーが勝手に流れ出す。
ザ、ザザザ…時折味のある雑音まで混じりながら。
なかなか出会えないソラシドだが、
キラリ光った時点で、もう会っていたのではないだろうか… -
Posted by ブクログ
すごくいい。
すごく好き。
出来ることなら★を100こ並べたい。
ものすごく優しいお話。
でも、ちょっと寂しい。
そして、じんわりと温かい。
「おれ」は探し物をしている。
いや、「おれ」だけじゃなく、みんなが探し物をしている。
探し始めた時には自分が何を探しているのか正確なところは分からない。
だんだんと見えてくる。
そうすると最初にイメージしていたものとは違うものだったことが分かってくる。
いよいよ探し当てたと思い、「そうだったのか」と納得しようとすると、また新たな探し物が始まっている。
気付かないうちに。
「この物語はこういう物語です。」と言い切れません。
ただ、とても美しい物語です。
とても美しいものが描かれていると思います。