吉田篤弘のレビュー一覧

  • 月とコーヒー

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    短い時間でさらりと読める、ほっこり温かな短編集。
    架空の国の架空の街を舞台にした、大人のための童話みたいな雰囲気の話が多いです。
    休憩時間やティータイムにリラックスした気持ちで読んで癒されるような本です

    9月にオーディオブックが出るらしい。
    寝る前にゆったりした気分で聴くのよさそうだなー。

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    2025年08月23日
  • それでも世界は回っている 1

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    一日の終わりに読むことを楽しみにしていたのに、止まらなくなってあっというまに数日で読んでしまった
    積ん読から2巻を探し出さなくては…

    スピンのカラーが美しい、いや、あたたかくて懐かしいような触れたくなるような青色でうれしかった

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    2025年07月31日
  • それでも世界は回っている 3

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    よかった。心がじんわり温まる。
    吉田さんの長編いいなあ。また書いてほしい。

    ドーナツが食べたくなった

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    2025年07月14日
  • 流星シネマ

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    鯨オーケストラを先に読んでしまったので、未来から過去を覗き見ているような感じ。

    言語化できない思いがあってもいい。
    吉田篤弘さんの作品を読むといつも感じることのひとつ。
    言葉にできないから、もう一度この気持ちを味わうには、物語の扉を開くしかない。

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    2025年07月06日
  • 奇妙な星のおかしな街で

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    笑ったり
    考えたり
    思い出したり
    忘れたり

    帯に書かれたこの言葉のとおりに、吉田さんのお話をゆったりとした気分で聞いている感じがしました。

    もちろんコーヒーを飲みながら。

    『奇妙な星のおかしな町で』というタイトルの付け方も吉田さんらしくていいと思いました。吉田さんのこだわりや話の広げ方が、おもしろくて休日に読むのにぴったりの本でした。

    この星のこの街で書かれたエッセイは、心地よくて何度でも読みたいと思えるものでした。

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    2025年07月06日
  • ソラシド

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    いやあ、出だしの時代背景や主人公の職業から、てっきり吉田篤弘さん自身のことを綴っているエッセイかと思って読み進めていた。

    ら、小説だったのね。

    1986年当時にいたという女性2人のジャズバンド『ソラシド』を追う主人公の話。

    主人公は若かりし頃、ダブル・ベース(コントラバス)を偶然ゴミ置き場で拾い、あまりの大きさに「エレファント」と名付け、一人練習していた。

    『ソラシド』の薫もダブル・ベースの奏者ということで、興味が湧いたのだった。

    しかし、レコードも出したことのないマイナーなバンドで、たま~に雑誌の隅に紹介が載るくらいなので、追跡は困難を極めるのだが。

    あるとき、『ソラシド』が映画

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    2025年07月01日
  • それでも世界は回っている 3

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    最終巻すごく良かった!
    六番目のブルーが生まれた理由がなんだか美しいと感じた。ジャン叔父さんとオリオ、そしてオリオの心の中にいるココノツとの会話も良かったし旅先で出会ったちょっと個性的な人達も吉田さんならではという感じで良かった。

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    2025年03月31日
  • 『罪と罰』を読まない

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    めちゃくちゃ面白かった。著名な本の関係者の罪と罰の感想、解釈が聞けるラスト100ページくらいは著者たちと読書会を開いているような気分になれた。罪と罰のおかしな点、面白い点を余す事なく文章化してくれていて読んでて楽しかった。299ページで三浦しをんさんが罪と罰を「愛すべきダメ人間の話だ」と言っていたがその通りだと思った。読書会参加したいな。読書仲間欲しいな。

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    2025年03月08日
  • 奇妙な星のおかしな街で

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    装幀、小説で
    夢を見せてくれるクラフト・エヴァング商會の吉田篤弘さんのエッセイ集は初めて読むのではないか。
    ウィットに富んだ話にひかれる。

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    2025年02月12日
  • 鯨オーケストラ

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    死んだ飼い犬ベニーが体の中にいる、クラリネット奏者のテツオが鯨オーケストラと出会い、新たな音楽を奏でていくまでの物語。

    けれど、それに関わるいろいろな人の物語がそこに織り重なって、重奏的なハーモニーを聴いているかのような繊細な物語になっていく。

    別の目的で行った美術館で、たまたま開催されていたポール.モカシンの深海魚展。
    モカシンといえば、あの、モコモコとした靴のことでは? と疑問を抱きながら入った展示室で荘厳なハーモニーのような真っ白の鯨に出会ってしまったり。
    人ちがいをされて訪ねた食堂で、たまたま出会った土曜日のハンバーガーの完璧な美味しさに舌鼓を打ちながら、たまたま楽団員募集の貼り紙

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    2025年01月26日
  • 天使も怪物も眠る夜

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    吉田篤弘の本は休日の昼間とか、いつもより時間がゆっくり過ぎる日に読みたい本が多い気がしますが、これは明日何も予定がない日の深夜にページを捲りたくなるような本です。近未来と幻想を掛け合わせたような世界観だからシラフで読んでも酒に酔ったような気分になれますが、手元にキツめの酒とアイスがあれば尚良いと思います。ガラス瓶のラムネでもいいけど。

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    2025年01月19日
  • おやすみ、東京

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    私は東京に住んだことはないのだが、関東圏に住んでいたことはある。都会の夜は今住んでいる田舎の夜とはまとっている空気が全く違う。この連作短編はそんなことを思い出させてくれた。静かなバーでコークハイが飲みたい…

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    2025年01月14日
  • それでも世界は回っている 3

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    月とコーヒーに続くインク三部作
    不思議な六番目のブルーを求めて
    旅を続けるおじさんとオリオ
    このブルーの話しを読んでいるうちに
    無性にブルーのインクでノートに
    綴りたくなり
    ブルーのインクと万年筆を購入
    ブルーに囚われてしまった!

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    2025年01月10日
  • 流星シネマ

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    吉田篤弘さんの本は、急がずゆっくりじっくり読み進めたい。
    どことなく御伽噺のような、でも現実を生きている主人公たちの、味わい深い物語。

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    2025年01月03日
  • 台所のラジオ

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    台所のラジオ
    流れてくる流行歌
    落ち着いたアナウンサーの
    楽しげなおしゃべり
    ラジオを思うと
    母を思い出す
    ラジオを聴きながらひとときも
    手を休ませず働いていた
    干渉することを好まず
    ただただ見守っていてくれた母
    母も今は、記憶という機能を失い
    ラジオをつけ手を動かすことはせず
    ひたすらテレビに話しかけて過ごしている
    ラジオが消えた日
    母の記憶も消えたのかもしれない

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    2024年12月29日
  • それでも世界は回っている 1

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    始めて読む作家さん。
    読みやすくて、すーっと文章が入ってくる。そして、あーそうだなぁ~って大切な言葉もすーっと入ってくる!

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    2024年12月10日
  • ソラシド

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    キーワードは、1986年。大量のレコード、そしてソラシドという女性デュオ。
    ゆるゆると時間が流れているような感覚。
    後半60ページくらいから、今までのことがつながり出す感じ。読んでいて、印象的なフレーズがいくつもあり、思わず書き留めた。
    レコードは、確かに子供の頃聴いていた。あのノイズが入るざらつく感じ、よく覚えている。

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    2024年12月06日
  • おやすみ、東京

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    午前1時から始まる12個のおはなし。
    人と人の繋がりって不思議だなあと思った。深夜の青い空気って、なんであんなに不思議な気持ちになるんだろう。
    もう一回、忘れた頃に読みたいな。

    夜中に読むと誰かに会いたくなる、誰かと繋がりたくなる本でした。

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    2024年11月04日
  • それでも世界は回っている 1

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    万年筆のインクを集めている。
    昨今、たくさんのメーカー(や個人)がご当地インクやコンセプトインクなど、とにかく数えきれないほど出しており、まさに百花繚乱の状態だ。

    中でも人気はやはり青系インクなようで、たぶんバリエーションは一番多いのではないか。
    水のように澄んだライトブルーから、夜の底のように深い深く、星さえ見えない日のブルーブラックまで。くすんだ青、煌めくラメの混ざった青。
    この世に青いインクはどれだけの数あるのだろうか(これを書いている今も新たな「青」が誕生しているかもしれない)。

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    この世で一番美しい「青いインク」の物語、そのはじまり。

    「月とコーヒー」で書かれてい

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    2024年11月03日
  • 台所のラジオ

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    台所に置かれたラジオが紡ぎ出す、かわいらしい物語。

    久しぶりに吉田篤弘さんの短編を読みました。
    彼の持ち味である一見繋がっていなさそうでどこか繋がりを感じずにはいられない短編たち。

    フィクションなのに我々の現実世界でも起きていたりして、とか想像が膨らんで楽しいです。
    だって素敵じゃないですか。
    自分のほんの一言や振る舞いが転じて、誰かの人生の数行を動かしていたら。

    とにかく心落ち着いて、また戻ってきたくなるこたつみたいな本。どれだけ間が空いてもまた読み返したいです。
    篤弘さん素敵な本をありがとう!

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    2024年11月01日