吉田篤弘のレビュー一覧

  • 台所のラジオ

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    たまに読みたくなる吉田篤弘。
    実は特別なんだよ。と伝えたくなる日常がきゅきゅっと。
    紙カツ、よいっぱりべーかりー
    モノローグ病は最近のわたし。

    みんな演じながら生きてるよ 

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    2023年04月25日
  • 天使も怪物も眠る夜

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    登場人物が多く、個性的な名前ばかりで読むのに苦労した。読み終えた後も、いい意味で話が頭に残り、どんな話か考えさせられた。
    本というより、1つの「舞台」として、考えると、テンポよく楽しく読めそう。
    初めてそんな印象を受ける本に出会った。

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    2023年04月23日
  • 『罪と罰』を読まない

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    ここ最近のヒット。いや〜みんなの言い放題っぷりが気持ちが良い。ドスコ?馬かな?って冒頭の辺りから爆笑。
    ちょっととっつきにくそうだな〜と避けていた外国文学だけど、やはりキリスト教とかの影響はありつつも、こんなふうに面白がって読めるんだ!っていう大発見だよね。
    後書きでもお話されているように、読む前から読むことは始まっている。あらすじとか見ながら選んでる時、わくわくするあの感じ。そして読んだ後も読書は続く。本はなにより待ってくれるから、良い。その通りだなと。
    誰かと読書会できたら楽しそう!

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    2023年04月16日
  • 鯨オーケストラ

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    ネタバレ

    『流星シネマ』『屋根裏のチェリー』に続く大好きなシリーズもいよいよこれで完結。
    少しずつゆっくり読もうと思っていたのに、一気に読んでしまった。

    キッチンあおい、ミユキさん、ロールキャベツ、サユリさん、土曜日のハンバーガー、鯨オーケストラ、チョコレート工場、太郎君、ゴー君、流星新聞、カナさん、そしてアキヤマ君。
    お馴染みの人や場所、食べ物などが徐々に繋がって、穏やかな優しい世界が楽器の音が重なるように果てしなく広がっていく。

    「人生はね、『なんて短いの』と思ったり、『なんて長いの』って思ったりするものなのよ。人によって違うし、そこまで生きてきた時間によって、短いと思ったり長いと思ったりするの

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    2023年04月15日
  • 流星シネマ

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    住んでいる街に鯨が眠っている。なんてステキなことだろう。。そういえば、「アスファルトの下には森が広がっている」と教えてくれたのも著者だったか。

    自分の足元に広がる世界に思いをはせる。

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    2023年04月08日
  • 鯨オーケストラ

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    ネタバレ

    どう表現したら良いのか分からないけれど、篤弘先生の世界はひとつの(一枚でもなく、一冊でもなく、もちろん一団体とかでもない)大きな枠のない四次元に広がっている宇宙のようなモノで(尚かついまだに広がり続けている)その中のほんのひとつまみを一冊の本にして表現しているに過ぎないのではないか…

    いつまでも終わらなければイイと願いながら手に取る本たちだけど、最終のページは自ずとやってくる。
    ならば、広がり続ける宇宙のような、そのほんの一部分を目にしているだけと自分に思い込ませないと。
    これまで出会ってきた人たち、街並みや食堂とか、ラジオから聞こえる声や街なかに流れる川。いろんなモノが愛おしく優しく思える

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    2023年04月04日
  • それでも世界は回っている 2

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    暖かく乾いた幸福ななにか
    吉田篤弘の文章はいつだって私にそれをくれる
    コーヒーの香り、オイスターシチューがつめたい身体を伝う幸福
    私が口にするコーヒーも、何番目かのブラウンだったりして

    ごきげんなオオカミ!
    今日から私の心のなかにも住んでもらおう

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    2023年03月21日
  • それでも世界は回っている 1

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    吉田篤弘の作品の中でもこれは好きかな。夜のとばりに落ち着いた気持ちになりたいときにはぴったりの夜話だと私は思う。読んでいて心地いい。

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    2023年03月19日
  • 屋根裏のチェリー

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    新刊「鯨オーケストラ」への期待感を高めたく流星シネマに続き再読。相変わらず素敵な世界観、そしてあとがきの「鯨オーケストラでお会いしましょう」で期待感を高めるには充分でした。

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    2023年02月27日
  • 台所のラジオ

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    吉田さんのつむぐ物語は、やはり好きだなぁと思う。
    それぞれのおはなしに共通するあることに気づいて、あっとする。
    あとがきを読んでまたあっと思う。
    その、あっとするのは大きな衝撃ではなく、ささやかな、ほっとするような、あっ。

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    2023年01月19日
  • それでも世界は回っている 2

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    ネタバレ

    失われたインクを探す旅の続き。
    ジャン叔父さんとココノツとの旅。不思議な大人達に囲まれてオリオは少しずつ成長していく。町並みや景色の書き方がとても美しい。リリボイ行きたい。世界は勝手に回ってるけど、誰もが中心となって回っている。そして失った事を受け入れる。この旅の終わり、オリオは何に辿り着くんだろう。続きが気になる!

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    2023年01月08日
  • 流星シネマ

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    吉田篤弘さんの作品を読むのはまだ3作目なのだけど、
    いつも始めの1行が素晴らしい。
    「この世界は、いつでも冬に向かっている。」
    グッと引き込まれて、まだどのような内容かも分からない私を、ストンとその世界に着地させてくれる。
    クラフトエヴィング商會としての装幀も、吉田さんのイラストも可愛らしくて、創造力が掻き立てられる。

    それに読み始めて直ぐ、他の作品に繋がる欠片を見つけた。
    「それからはスープのことばかり…」の街や空気感…。
    「天使も怪物も…」の未来予測、鯨、作家、眠り…。
    そしてどちらにもあった映画上映シーン。
    きっと吉田さんの中には別の世界が存在していて、そこはどこか懐かしく、ちょっぴ

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    2022年12月19日
  • それでも世界は回っている 2

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    ネタバレ

    前作の内容をほとんど覚えてなかったけど、とにかくインクを探し求める話だ!
    インクのヒントになる歌のメロディーを探すために色々な場所を訪れる主人公オリオとその叔父ジャン。だいぶテキトーだがギターは上手いジャンに引っ張り回されたりしてるが、なんだかんだで真相に近づきそうなそうでもないような。

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    2022年11月13日
  • それでも世界は回っている 2

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    『月とコーヒー』から始まった青いインク探しの物語の第二弾です。
    失われたインクを探しているのか、音楽を探しているのか、結局は自分自身を探しているのか。
    読んでいるうちに心が凪いで来て、ちょっと泣きたい気持ちになって来ます。
    月舟町シリーズが好きな方には、絶対にオススメのシリーズです。

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    2022年10月11日
  • 『罪と罰』を読まない

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    ロシアものは自分に酔う
    こんな本読んじゃってる自分を想像するだけで満足してるかもしれない。
    何冊か読んで途中棄権してる本もあるが、罪と罰も上下巻で揃えて読むタイミングを逃している。

    そこにこの本があると知り、こちらを読んだら読む気になるのか…?なんて
    ちょっと遠回りしてみることに。

    結果、四人の読書会がエッセイのようでもあり
    とてもハマってしまった。
    作家さん達であるから、書き方や持って行き方なんかも自分と比較したりする、そんな会話もめっちゃ楽しい。
    罪と罰を普通に読んでいたらこうは思わなかったと思う。

    ロシアものは難解だ
    だって人の名前も日本人にはとっつきにくい発音(発声)
    それでいて

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    2022年08月20日
  • 『罪と罰』を読まない

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    未読座談会という、(立会人以外の)出席者全員が本を読まずに参加するという、『読んでない本について堂々と語る方法』をやってみたという記録本。

    実際には、冒頭と結末を数ページずつ読んでからでありましたが、想像力が膨らんでどんどん空想の話が進んでいって面白い。小説家と自分の距離感を感じざるを得ませんでした。

    ときどき、想像力に置いてけぼりにされながらも、実際に自分も本で読んだことがないので、こういう話なのかな、と何度か振り回されました。

    読んでは忘れを繰り返しながら、新しい本を読み続ける自分にとっての、「読む」という行為は一体どんな意味があるのだろう。

    忘れてしまうのでは、むしろ無駄なのでは

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    2022年06月29日
  • 台所のラジオ

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    『油揚げと架空旅行』がとくに好きだった。とにかく出てくるもの全てが美味しそうでお腹が空く。静かで小さく温かい世界観。考えすぎて疲れてしまったときに読むと癒される。のんびり生きてていいんだよな、自分の気持ちを大事にしよう、と思える。

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    2022年06月22日
  • それでも世界は回っている 1

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    ぜひ大事に少しずつ読んでもらいたい。
    一気に読んでしまったのでちょっと後悔、、。
    それくらい素晴らしい本。

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    2022年05月10日
  • 奇妙な星のおかしな街で

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    こころがちぢこまっている。
    時勢は回復に向かい、様々なものが雌伏の時を終えて飛び上がろうとしているのに、私には何もない。
    帯電するような微かな恐れが身を包んでいる。

    自室で読書することもできず、一冊片手に外に出る。
    記憶にあったすてきなのみものは時を経て好みでない味に変化している。
    それでも何か、枷がすこし軽くなったような思いがする。
    奇妙な星のおかしな街で、もう少し生きてみる。

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    2022年05月07日
  • 『罪と罰』を読まない

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    すごくおもしろかったです!何やってんだこのひとたち…(もちろんいい意味です)といういとおしい呆れ、ところどころ鋭い考察というかちゃんと読んでいる。作家の人たちはこうやって本を読むのか、とふむふむした。わたしもカタカナ名前が覚えられないがちだけれど、こうやって楽しくあだ名をつけて読んでいくといいのだなという気づきもあり。スベ。

    印象的だったのは吉田篤弘さんが言っていた、意味やつながりを持たせすぎると絵の印象が残らない、という言葉。読書の悦びはかならずしもあそこで説明していたのはこういうことだったんだ!という意味を理解することだけではなく、想像の余白というか像を結ぶ余白をたのしむことにあるのだな

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    2022年03月09日