吉田篤弘のレビュー一覧

  • それでも世界は回っている 3

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    よかった。心がじんわり温まる。
    吉田さんの長編いいなあ。また書いてほしい。

    ドーナツが食べたくなった

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    2025年07月14日
  • 流星シネマ

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    鯨オーケストラを先に読んでしまったので、未来から過去を覗き見ているような感じ。

    言語化できない思いがあってもいい。
    吉田篤弘さんの作品を読むといつも感じることのひとつ。
    言葉にできないから、もう一度この気持ちを味わうには、物語の扉を開くしかない。

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    2025年07月06日
  • 奇妙な星のおかしな街で

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    笑ったり
    考えたり
    思い出したり
    忘れたり

    帯に書かれたこの言葉のとおりに、吉田さんのお話をゆったりとした気分で聞いている感じがしました。

    もちろんコーヒーを飲みながら。

    『奇妙な星のおかしな町で』というタイトルの付け方も吉田さんらしくていいと思いました。吉田さんのこだわりや話の広げ方が、おもしろくて休日に読むのにぴったりの本でした。

    この星のこの街で書かれたエッセイは、心地よくて何度でも読みたいと思えるものでした。

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    2025年07月06日
  • ソラシド

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    いやあ、出だしの時代背景や主人公の職業から、てっきり吉田篤弘さん自身のことを綴っているエッセイかと思って読み進めていた。

    ら、小説だったのね。

    1986年当時にいたという女性2人のジャズバンド『ソラシド』を追う主人公の話。

    主人公は若かりし頃、ダブル・ベース(コントラバス)を偶然ゴミ置き場で拾い、あまりの大きさに「エレファント」と名付け、一人練習していた。

    『ソラシド』の薫もダブル・ベースの奏者ということで、興味が湧いたのだった。

    しかし、レコードも出したことのないマイナーなバンドで、たま~に雑誌の隅に紹介が載るくらいなので、追跡は困難を極めるのだが。

    あるとき、『ソラシド』が映画

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    2025年07月01日
  • 月とコーヒー デミタス

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    夜、寝る前に読む。この本はそれがぴったり。うまく寝られる。退屈だからではない。一話一話楽しみながら眠くなる。そんな稀有な役割を持つ。大好物です。

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    2025年06月05日
  • それでも世界は回っている 1

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    少し懐かしい不思議な世界の中で、哲学のような言葉が軽やかに語られます。
    旅をする主人公のオリオと共に、この世の真実や真理に出会える物語。

    少しずつ自分の気持ちに気づきながら、亡き師匠ベルダさんの面影を追うように旅をするオリオ。
    旅の目的はベルタさんの愛用品〈6番目のブルー〉を見つけるという事。
    その目的が果たせるのかどうか、この作品の中では不明でしたが、先ずはベルダさんの死を理解する事がオリオの課題なのだろうなと思われました。

    〈6番目のブルー〉に関するヒントに出会い、ここからまだまだオリオの旅は続いてゆくようです。この先にどんな学びがあるのかとても気になる作品でした。

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    2025年04月06日
  • 中庭のオレンジ

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    寝る前に少しずつ読み進めていたけれど、
    時間があると一気に読みたくなってしまって
    つい読み終わってしまった

    眼鏡の二人、
    カウント・シープ#5391、
    オレンジの実る中庭、
    水色のリボン、
    合奏、

    好きなお話しはたくさんあったけれど、
    あとがきが1番好きだったかもしれない

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    2025年04月03日
  • それでも世界は回っている 3

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    最終巻すごく良かった!
    六番目のブルーが生まれた理由がなんだか美しいと感じた。ジャン叔父さんとオリオ、そしてオリオの心の中にいるココノツとの会話も良かったし旅先で出会ったちょっと個性的な人達も吉田さんならではという感じで良かった。

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    2025年03月31日
  • 『罪と罰』を読まない

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    めちゃくちゃ面白かった。著名な本の関係者の罪と罰の感想、解釈が聞けるラスト100ページくらいは著者たちと読書会を開いているような気分になれた。罪と罰のおかしな点、面白い点を余す事なく文章化してくれていて読んでて楽しかった。299ページで三浦しをんさんが罪と罰を「愛すべきダメ人間の話だ」と言っていたがその通りだと思った。読書会参加したいな。読書仲間欲しいな。

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    2025年03月08日
  • 中庭のオレンジ

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    「月とコーヒー」と同じ版型、21の短編集。

    まるでバッハの「ゴルトベルク変奏曲」みたいな物語、と思った(ものすごく褒めてます)。バリエーションの数は「ゴルトベルク」よりも少ないけど、最初と最後のお話に置かれたオレンジのモチーフが、「アリア」の役割を果たしているようで。

    (まんなかにも一つオレンジを置いて)ラストまでたどりついた時に、奇跡のようなつながりが立ち上がる。夜にまぎれて語られなかったであろうことがらも含め、一人ひとりが果たした誠意と感情の波と、偶然の導きにぐっとくる。

    きっとこの先オレンジに触れる度に、灯火のような光と清らかな香気を思い出すんだろうな。

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    2025年02月19日
  • 奇妙な星のおかしな街で

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    装幀、小説で
    夢を見せてくれるクラフト・エヴァング商會の吉田篤弘さんのエッセイ集は初めて読むのではないか。
    ウィットに富んだ話にひかれる。

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    2025年02月12日
  • 鯨オーケストラ

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    死んだ飼い犬ベニーが体の中にいる、クラリネット奏者のテツオが鯨オーケストラと出会い、新たな音楽を奏でていくまでの物語。

    けれど、それに関わるいろいろな人の物語がそこに織り重なって、重奏的なハーモニーを聴いているかのような繊細な物語になっていく。

    別の目的で行った美術館で、たまたま開催されていたポール.モカシンの深海魚展。
    モカシンといえば、あの、モコモコとした靴のことでは? と疑問を抱きながら入った展示室で荘厳なハーモニーのような真っ白の鯨に出会ってしまったり。
    人ちがいをされて訪ねた食堂で、たまたま出会った土曜日のハンバーガーの完璧な美味しさに舌鼓を打ちながら、たまたま楽団員募集の貼り紙

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    2025年01月26日
  • 中庭のオレンジ

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    どのお話も不思議で素敵で、読みながら溜息が出ました。吉田篤弘風に言えば魂が出ました。大人が子供に読んで聞かせるような優しい文体だし、学校の図書室に置いてあるようなワクワクする話の運び方で、簡単に童心に還ることができます。もし私の家に中庭があったら、この本に影響されてオレンジの木を植えてみたかも。

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    2025年01月19日
  • 天使も怪物も眠る夜

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    吉田篤弘の本は休日の昼間とか、いつもより時間がゆっくり過ぎる日に読みたい本が多い気がしますが、これは明日何も予定がない日の深夜にページを捲りたくなるような本です。近未来と幻想を掛け合わせたような世界観だからシラフで読んでも酒に酔ったような気分になれますが、手元にキツめの酒とアイスがあれば尚良いと思います。ガラス瓶のラムネでもいいけど。

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    2025年01月19日
  • おやすみ、東京

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    私は東京に住んだことはないのだが、関東圏に住んでいたことはある。都会の夜は今住んでいる田舎の夜とはまとっている空気が全く違う。この連作短編はそんなことを思い出させてくれた。静かなバーでコークハイが飲みたい…

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    2025年01月14日
  • 中庭のオレンジ

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    オレンジの香りがしていました
    読んでいる間、読んだ後も
    お話しから生まれたオレンジ
    ここにもあるのかな

    眼鏡をかけている自分にとって
    「眼鏡の二人」
    はすごく共感できるお話でした

    やっぱり吉田さんのお話したち
    は、素敵です
    心がふわっとあたたかくなります



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    2025年01月13日
  • それでも世界は回っている 3

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    月とコーヒーに続くインク三部作
    不思議な六番目のブルーを求めて
    旅を続けるおじさんとオリオ
    このブルーの話しを読んでいるうちに
    無性にブルーのインクでノートに
    綴りたくなり
    ブルーのインクと万年筆を購入
    ブルーに囚われてしまった!

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    2025年01月10日
  • 流星シネマ

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    吉田篤弘さんの本は、急がずゆっくりじっくり読み進めたい。
    どことなく御伽噺のような、でも現実を生きている主人公たちの、味わい深い物語。

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    2025年01月03日
  • 台所のラジオ

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    台所のラジオ
    流れてくる流行歌
    落ち着いたアナウンサーの
    楽しげなおしゃべり
    ラジオを思うと
    母を思い出す
    ラジオを聴きながらひとときも
    手を休ませず働いていた
    干渉することを好まず
    ただただ見守っていてくれた母
    母も今は、記憶という機能を失い
    ラジオをつけ手を動かすことはせず
    ひたすらテレビに話しかけて過ごしている
    ラジオが消えた日
    母の記憶も消えたのかもしれない

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    2024年12月29日
  • それでも世界は回っている 1

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    始めて読む作家さん。
    読みやすくて、すーっと文章が入ってくる。そして、あーそうだなぁ~って大切な言葉もすーっと入ってくる!

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    2024年12月10日