深町眞理子のレビュー一覧
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シャーロック・ホームズシリーズ1作目
1章ではホームズとワトソンの出会いが描かれ2章では急なモルモン教徒のお話に入る
ほんとに急に違う話が始まるのでびっくりはしたが読み進めるうちに色々なものが繋がり最後には話の線と線がしっかり繋がってとても面白かった
そしてホームズの名推理
小さい細かな所から沢山の情報を引き出すのはほんとに凄いと思うしワトソンとの掛け合いもいいコンビだなと思えた
これは2作目も読まなきゃ勿体ないと思えたので読もうと思う
それにしてもモルモン教徒のお話が現実にほんとにあったことだとしたら怖すぎる……これを当たり前にしている国が今でも存在するのだろうということが本当に恐怖……悲 -
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言わずと知れた大名作、【シャーロック・ホームズ】シリーズの第一作!
お恥ずかしながら自分はホームズ未履修。。。海外ミステリーということも相まって、不安と期待が同居しながら読み進めること3時間。
200項程度とは思えない綿密なストーリーが魅力的な一冊でした!
第一部ではホームズとワトソンという名コンビの誕生から、彼らが空き家で起きた奇妙な殺人事件に立ち向かっていく様子が描かれています。
傲慢ともいえるホームズと、そんな彼に懐疑の目を向けるワトソンの絡みが面白い笑
第二部では事件の動機となる、過去の出来事が語られます。
一部で疑問に思っていた部分が、丁寧に丁寧に少しずつ描写されていくとともに、 -
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アムステルダムのアンネの家を訪ねるのに先立っての再読。
当時収容所に連行された他のユダヤ人と比較すれば、窮屈な隠れ家生活も恵まれた環境だったとは言えるだろうが、平和な時代に考えればもちろんこれほど過酷な生活はない。外に出ることはできず、物音をたてず、協力者が持ってくる配給と本だけが頼り。多感な少女が綴る生活は、おそらくは大人が描くほどの悲惨さを醸し出さず、読書や好きな歴史の勉強、語学、狭い隠れ家での人間関係の観察、両親や姉との関係などを通して、自身を深く掘り下げる日々が淡々と報告されている。言葉を尽くして正直に書き綴っていて、ナチに追われる隠れ家の日記、という先入観を打ち破る瑞々しさにあふれて -
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ネタバレシャーロック・ホームズ第2長編。
退屈を持て余すホームズの元にある依頼が舞い込む。失踪した父、謎の贈り物に謎の人物からの呼び出し。その先で起こる怪死事件。
意外と読んでなかったホームズシリーズ読み始めてみた。割と短めでサクッと読めて面白かった。
初手コカインでキマってるの笑う。
人間の複雑さを感じられる話だった。犯人の淡々とした所や覚悟が決まってたり誓いを曲げない所は嫌いじゃない。執念凄かったけど。
トンガのミスが無ければ全然違う話になってたよなあ。未開人とか描写がめちゃくちゃ貶めてる。
犬が可愛かった。
ワトスンくんの恋が実って良かったね。奥さんの名前失念してたから丁度何も知ら -
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クリスティーの初ノンフィクション作品。
中東での発掘旅行が描かれていて、クリスティーの魅力が詰まったファンには嬉しい1冊。
この作品を読んで1番驚いたのが、クリスティーが肉体的にも精神的にもめちゃくちゃ強かったこと。
例えば、ネズミがわんさかいる寝室で寝た時のこの1文。
〈鼠どもがこちらの体の上前面を運動場にして、元気に体操したり、野外スポーツに励んだりしているありさまでは、眠るのはほとんど不可能である。〉
(۳˚Д˚)۳ギャーーー!!!!
ネズミが自分の体の上で暴れてる状況を、元気に体操だなんて!!笑
更に、ゴキ、クモ、ノミ、コウモリ、ヘビなど、モゾモゾ這いまわる生物がウジャウジャ -
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穏やかに暮らしていた飼い犬、バックがふとしたことから過酷な運命に引き込まれ、野生に目覚めていく。
犬ぞりを操る赤いセーターの男に従い雪原を駆け、仲間の犬との闘争の中で徐々に自らの中にある野生を取り戻す課程は最も印象的で読み応えがある。犬ぞりの犬たちはこんなにも賢く、自尊心があり、また使命感やWillがあるのだろうか。真意は別として物語として納得性があると感じた。
郵便輸送隊に従事にて疲弊した後の無謀な3人組との旅路も人間の愚かしさを感じさせ、その後出会うソーントンとの穏やかな日々に癒される。
漫画以外に読む機会があまりなかった動物物、楽しく読めました。 -
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ネタバレシャーロック・ホームズのシリーズは、小学生の時にひととおり全部読んだ。
その後中学・高校時代に、短編集だけは文庫本(大人の本)で読みなおしたけれども、長編を読み返したことはないはず。
だって、長編はあまり面白くなかったんだもの。
今回大人の目で、名作と言われる『恐怖の谷』を読み返して、子どもの頃は面白くなかったろうなあと思った。
まず、男女の真摯な恋愛に興味がなかったのである。
そして、ハードボイルドも割と苦手分野であったこと。
決定的なのは、シャーロック・ホームズ出てこなすぎ!
一部と二部に分かれているのだが、シャーロック・ホームズが出てくるのは主に一部の方で、二部は、時代も違えば登場人 -
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海辺の午後
クリスティの短編戯曲集
海辺の午後
昔から裕福な人達が過ごして来たビーチ。時代の流れで海辺を訪れる人達も様変わり。
古い時代の夫婦や家族が時間を過ごすビーチにビキニを着た非常識な美女が現れ男達を魅了、女達は反感を抱く(時代を感じる描写)。
一方、付近では盗難事件が発生、エメラルドなど高価な品物が盗まれてしまう。
古き時代を引きずりながらビーチで余暇を楽しむ人達と美女と警察のドタバタ劇。ミステリー的な要素は多く無いが、クリスティ得意の「オールドミス」が牛耳る家族(立場の弱い夫、束縛される息子)や若い二人の男女等、設定は面白い。
今の時代背景から見るとコメディの様に見えてしまうが、少な -
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【トミー&タペンス】
『秘密機関』から22年後。クリスティー51歳。
『秘密機関』のフワフワした設定と違って、今作は「無憂荘」の中にいるスパイを見つけるというもの。格段に読みやすくなってる。
みんな怪しい宿泊客の中からスパイを見つけるという、ミステリーの犯人探しと同じ楽しさがあった。
前作のようにあちこちに移動することもないので、展開が速くてシンプルでわかりやすい。
真相を知った時に、見事な伏線が張られていたことに気付いてもう一度読みたくなった。
他の作品では戦争のことはあまり語られていないけど、このシリーズでは戦争についてのクリスティーの考えを知ることができて興味深かった。
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