深町眞理子のレビュー一覧
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ジョージ・ダグラス・ハワード・コール / マーガレット・コール / E・C・ベントリー / ニコラス・ブレイク / S・C・ロバーツ / フィリップ・マクドナルド / A・A・ミルン / ジュリアン・シモンズ / グラディス・ミッチェル / ロイ・ヴィカーズ / マイケル・イネス / クリスチアナ・ブランド / マージョリー・ブレムナー / ヴィクター・カニング / ジョン・クリーシー / エドマンド・クリスピン / ナイオ・マーシュ / マーティンエドワーズ / 浅羽莢子 / 宇野利泰 / 鈴木美朋 / 中村有希 / 法村里絵 / 深町眞理子 / 宮脇孝雄 / 山田順子3.5 (4)
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ジョージ・ダグラス・ハワード・コール / マーガレット・コール / E・C・ベントリー / ニコラス・ブレイク / S・C・ロバーツ / フィリップ・マクドナルド / A・A・ミルン / ジュリアン・シモンズ / グラディス・ミッチェル / ロイ・ヴィカーズ / マイケル・イネス / クリスチアナ・ブランド / マージョリー・ブレムナー / ヴィクター・カニング / ジョン・クリーシー / エドマンド・クリスピン / ナイオ・マーシュ / マーティンエドワーズ / 浅羽莢子 / 宇野利泰 / 鈴木美朋 / 中村有希 / 法村里絵 / 深町眞理子 / 宮脇孝雄 / 山田順子3.5 (4)
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Posted by ブクログ
下巻の冒頭で起こった悲劇は非常に痛ましく、裏表紙で触れられていたため展開に驚きはなかったものの、それ自体には何の予兆もなかっただけに衝撃が強い。転じて、それ自体が幼児のいる家族のリアリティでもあり、その不幸の事故こそが恐怖の源泉でもある。
蘇りの力を持つペット用の墓地という設定に留まらず、土地にまつわる忌まわしい呪いの物語という膨らませ方は上手い。加えて、指向性のない真の邪悪には人間の善意すらも容易く汲み取られてしまう。愛する者の死に対してできない納得を弱さと断じるには残酷ではあるのだが、そこから目を背けた結果としてより残酷なしっぺ返しが起こるというのは非常に忌まわしく、物悲しい。キング作品 -
Posted by ブクログ
メイン州の田舎に越してきた一家と老人の交流。そして家の裏地にある古より伝わるペット専用の墓地を巡る物語。しかしながら、ペット専用の墓地という題材にしてはペットロスを取り扱ってるわけではなく、話もペット中心の物語ではない。
ホラー作品の恐怖というのは必然的に結果としての死に直結してるが故の恐怖であり、死なないホラーで恐怖を演出することは難しい。それ故に結果としての死か、もしくは物語の導入としての死を語ることに偏りがちで、「死」そのものをテーマとしたホラーは案外珍しいものである。そんな中、本作はキング作品の中でもかなり直接的かつ広範に「死」というものをテーマとして取り扱った作品であり、そのせいか -
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Posted by ブクログ
シャーロック・ホームズシリーズ1作目
1章ではホームズとワトソンの出会いが描かれ2章では急なモルモン教徒のお話に入る
ほんとに急に違う話が始まるのでびっくりはしたが読み進めるうちに色々なものが繋がり最後には話の線と線がしっかり繋がってとても面白かった
そしてホームズの名推理
小さい細かな所から沢山の情報を引き出すのはほんとに凄いと思うしワトソンとの掛け合いもいいコンビだなと思えた
これは2作目も読まなきゃ勿体ないと思えたので読もうと思う
それにしてもモルモン教徒のお話が現実にほんとにあったことだとしたら怖すぎる……これを当たり前にしている国が今でも存在するのだろうということが本当に恐怖……悲 -
Posted by ブクログ
言わずと知れた大名作、【シャーロック・ホームズ】シリーズの第一作!
お恥ずかしながら自分はホームズ未履修。。。海外ミステリーということも相まって、不安と期待が同居しながら読み進めること3時間。
200項程度とは思えない綿密なストーリーが魅力的な一冊でした!
第一部ではホームズとワトソンという名コンビの誕生から、彼らが空き家で起きた奇妙な殺人事件に立ち向かっていく様子が描かれています。
傲慢ともいえるホームズと、そんな彼に懐疑の目を向けるワトソンの絡みが面白い笑
第二部では事件の動機となる、過去の出来事が語られます。
一部で疑問に思っていた部分が、丁寧に丁寧に少しずつ描写されていくとともに、 -
Posted by ブクログ
アムステルダムのアンネの家を訪ねるのに先立っての再読。
当時収容所に連行された他のユダヤ人と比較すれば、窮屈な隠れ家生活も恵まれた環境だったとは言えるだろうが、平和な時代に考えればもちろんこれほど過酷な生活はない。外に出ることはできず、物音をたてず、協力者が持ってくる配給と本だけが頼り。多感な少女が綴る生活は、おそらくは大人が描くほどの悲惨さを醸し出さず、読書や好きな歴史の勉強、語学、狭い隠れ家での人間関係の観察、両親や姉との関係などを通して、自身を深く掘り下げる日々が淡々と報告されている。言葉を尽くして正直に書き綴っていて、ナチに追われる隠れ家の日記、という先入観を打ち破る瑞々しさにあふれて -
Posted by ブクログ
ネタバレシャーロック・ホームズ第2長編。
退屈を持て余すホームズの元にある依頼が舞い込む。失踪した父、謎の贈り物に謎の人物からの呼び出し。その先で起こる怪死事件。
意外と読んでなかったホームズシリーズ読み始めてみた。割と短めでサクッと読めて面白かった。
初手コカインでキマってるの笑う。
人間の複雑さを感じられる話だった。犯人の淡々とした所や覚悟が決まってたり誓いを曲げない所は嫌いじゃない。執念凄かったけど。
トンガのミスが無ければ全然違う話になってたよなあ。未開人とか描写がめちゃくちゃ貶めてる。
犬が可愛かった。
ワトスンくんの恋が実って良かったね。奥さんの名前失念してたから丁度何も知ら -
Posted by ブクログ
クリスティーの初ノンフィクション作品。
中東での発掘旅行が描かれていて、クリスティーの魅力が詰まったファンには嬉しい1冊。
この作品を読んで1番驚いたのが、クリスティーが肉体的にも精神的にもめちゃくちゃ強かったこと。
例えば、ネズミがわんさかいる寝室で寝た時のこの1文。
〈鼠どもがこちらの体の上前面を運動場にして、元気に体操したり、野外スポーツに励んだりしているありさまでは、眠るのはほとんど不可能である。〉
(۳˚Д˚)۳ギャーーー!!!!
ネズミが自分の体の上で暴れてる状況を、元気に体操だなんて!!笑
更に、ゴキ、クモ、ノミ、コウモリ、ヘビなど、モゾモゾ這いまわる生物がウジャウジャ -