深町眞理子のレビュー一覧

  • アンネの日記 増補新訂版

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    アンネの生涯を知っているかどうかで評価が大きく変わる本。
    知らずに読んだ場合は星3。今日こんなことがあった、あんなことがあったというただの女の子の日記でさほど面白味はありません。
    が、事前にWikipedia等でナチスドイツのことやアンネ・フランクの生涯を知ってから読むと、途端に日記の内容に重みが出ます。緊迫感が増します。星5。なので事前に予習してから読むことをお薦めします。
    いずれにしても歴史的に非常に貴重な資料なので、一読しておく価値はあります。

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    2026年02月08日
  • アンネの日記 増補新訂版

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    1番印象的だったのは、一歩も外へ出ることを許されない《隠れ家》での生活が1年以上過ぎた日に、
    「この生活がいつまで続くのか分からない恐怖にただ耐え続けるだけの時間を過ごすのなら、それが良い結果であれ悪い結果であれ、この際何か変化が起きてほしい」
    と明かすところです。

    この“悪い結果”というところには、
    勿論SSに連行される、その先の地獄まで想像した上で、それでも現状の閉塞感から抜け出したい、と綴っている。
    迫り来る外世界からの恐怖と、
    思春期故の、家族との密過ぎる精神的制約、
    両方が日記から明白に伝わってきます。

    『また、桜の国で』や『ベルリンは晴れているか』『ユダヤ人の歴史』等を併読する

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    2026年02月04日
  • シャイニング(下)

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    めちゃくちゃ面白かったので何度でも読みたいが、怖すぎてもう一度読む勇気がない。幼少期から怪談やホラーは数えきれないほど読んだけど、さすが金字塔と言われてるだけあってダントツで怖い
    あとアルコール依存症をきちんと「病気」として描いてるのが良いなと思った。そういった日常の些細な事象にも目を背けず、ホラー小説でそこまでするかというほど繊細に描き切るのがキングにしかない良さだし、それによって逆にホラー要素をより身近に感じさせて恐怖を煽っているのかなって。もうこの分野ではキングの右に出る者は現れないだろうな
    この本だったか忘れたけど、昔キングの本の後書きで「子供の頃、電気を消すと天井の木目が人の顔に見え

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    2026年02月03日
  • シャイニング(上)

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    ネタバレ

    これ読んだ後にホテルに泊まらないといけない用事があり、お風呂にお婆さんの腐った死体があるかも、カーテンを開けたら全裸のガリガリの女がいるかもとビビりすぎて全然休めず、爆速で帰った

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    2026年02月03日
  • 茶色の服の男

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    アガサ・クリスティ長編第四作
    主人公はアン・ベディングフェルド。
    雰囲気はトミー&タペンスの『秘密機関』に近い
    本格ミステリというよりは冒険小説に近い。
    物語は基本的にアンの一人称で語られる。
    アンという乙女になりきって読むべし。
    後年に通じるトリックなどの片鱗が見える。

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    2026年01月31日
  • アンネの日記 増補新訂版

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    何も言うことはありません。
    読めばわかります。
    一人の少女が、戦争と人種差別の渦中で、生きたいと願う気持ちを誰が受け止めるのでしょうか?
    今生きる我々が、15歳で命を失った少女から学ばなければいけないことは、多々あると思います。
    戦争のない国で生活できていることの感謝。
    大人になっても健康に生きていられる感謝。
    銃を持たなくていいことの感謝。
    銃を向けられることのない環境への感謝。
    毎日死ぬかもしれないと思わずに生活できることへの感謝。
    とにかく、アンネは犠牲者、可哀想、戦争は嫌だ、など、ネガティブなことだけを受け取らず、そこから色々な自分の環境への感謝を

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    2026年01月31日
  • シャイニング(下)

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    上巻の大人しさはこの下巻の爆発の為の溜めモーションだった。映画を観て小説も読むとスティーブンキングが映画の出来に怒った理由がよくわかる。映画も映画で良いんだけどね。読み終わった後の清涼感、カタルシス、どれも一級品。良い小説だった。

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    2026年01月22日
  • シャーロック・ホームズの冒険【深町眞理子訳】

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    子供の頃にいくつか読んだ作品たちなのですが、全く内容を覚えていなかったので今この機会にと思って再読…だけどほぼ初めて読むような気持ちでした。映像ではいくつも見ている話ですがとても新鮮な気持ちで読めました。
    長編より短編の方が読みやすくて好きなので、これはドンピシャですごい面白かったです!
    あまり人が死なないのもいいですね。
    なるほどこれが世界にシャーロキアンを大量発生させた作品たち。納得!
    ホームズもですがワトソンも、依頼人たちのキャラクターもみんな立ってて面白かった。
    シャーロック・ホームズシリーズはまた続けて読んでいこうと思いました。
    「技師の親指」「青い柘榴石」が特にお気に入りです。

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    2025年10月27日
  • [グラフィック版]アンネの日記

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    アンネの日記は何となく知っていたが、今回読みやすいグラフィック版で読んでみました。
    グラフィックで見ることでより具体的なイメージを持つことができてよかった。
    アンネがここまでの文才を持っていることは知らなかったし、現代の子と何も変わらないような思春期特有の悩みに激しく心が揺さぶられた。
    あと少し早く戦争が終わっていれば偉大な作家になったであろうに、残念でたまらない…。
    そして自分がいかに恵まれた境遇にいることか気付かされました。

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    2025年10月16日
  • アンネの日記 増補新訂版

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    「私は、死んだ後でも生き続けたい」。
    アンネはこの日記が世の中に出ることを意識していた。
    そして本当に不滅となった。
    不滅を意識し、生前にあえて出版を避けたディキンスン。
    不滅を意識したが、戦争の波に飲み込まれたアンネ……。
    辛い。

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    2025年10月15日
  • アンネの日記 増補新訂版

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    購入から1年ちょっと、ようやく読み終えました。私は買ってから一度、この本を挫折しました。それはこの本が、戦争とかのことではなく恋愛とか母親への愚痴とか普通の女の子の日記であったからです。(しかも580ページある分厚い本)

    今回友達に「夜と霧」を貸してもらい、そちらを読むより先にアンネの日記を読もうと決意することができました。ありがとう笑

    普通の女の子の日記と書きましたが、空に戦闘機が飛び、街のどこかでは爆撃の音がする、自分たちは外に出ることはおろか、窓を開けること、部屋で大きな声を出すことすらままならない隠れ家生活の中で、恐怖に支配され続けるよりかは少しでも希望を持って明るく生きようという

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    2025年10月10日
  • 回想のシャーロック・ホームズ【深町眞理子訳】

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    イギリスに住む名探偵シャーロック・ホームズ
    彼は警察が解けなかったような難問を持ち寄られ、謎の解明に挑む。様々な珍しい謎を解いたり
    過去のホームズについてなど珍しい作品が詰まった短編集。ぜひ皆さんもお読みください。

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    2025年09月23日
  • アンネの日記 増補新訂版

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    ユダヤ人だからという理由で自由を無くし、隠れて暮らすことになる。その心境とが詳しく描かれている。実際に隠れ家で暮らしてる時に皆から馬鹿にされ色々罵られているのに自分の考えを捻じ曲げず、自分は何も間違ってはいないと思える強さがほんとに尊敬する。
    終盤にかけてどんどん環境が悪くなり、読んでいる自分でもハラハラする部分があって怖かった。
    自分は死んでも生き続けると言ってるアンネの一説が本当に今でも私の中で生きているよ。と言いたい

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    2025年09月21日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ホームズとワトソンの出会いから描かれるシャーロックホームズの一作目。

    臨場感のある表現にページをめくる手が止まらなかった。
    推理小説として、そして物語としても面白い作品だった。
    1870年代にこんな面白い本があったなんて凄い。

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    2025年09月10日
  • 野性の呼び声

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    ジャック・ロンドンの傑作長編小説。
    裕福な家で気ままに暮らしていた犬が、使用人に犬橇用の犬として売り飛ばされる。
    過酷な運命を潜り抜けるなかで、次第に野性に目覚めていく様子が、犬目線で見事に描かれている。
    小学生の時、チャールトン・ヘストン主演の映画を観て衝撃を受けた。
    ハリソン・フォード主演の映画も観てみたい。

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    2025年08月26日
  • 野性の呼び声

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    極寒のアラスカで生きぬこうとする犬の物語。
    圧倒的な自然描写と生きものへの深い愛を感じた。古典新訳がとても読みやすく引きこまれた。

    カリフォルニアのお屋敷の飼い犬だったバックは、拉致されゴールドラッシュに沸く極寒の地に連れてこられた。主人が振り上げる鞭や棍棒を前に、尊厳は限りなく踏みにじられていく。人間の冷徹さが容赦なく描かれてあり、そり犬となったバックの心身の痛みが伝わってくるようだった。

    厳しい環境に順応していくうち、バックの野獣の血が闘争心を掻き立てる。リーダーの地位を望むバックと先導犬スピッツとの死闘の場面は凄まじかった。

    そして第5章、春になり溶け始めた氷の上を積荷を満載したそ

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    2025年08月27日
  • アンネの日記 増補新訂版

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    言うまでもなく超有名な「アンネの日記」。第二次大戦時、ナチス占領下のオランダ・アムステルダムで隠れ家生活を送っていたユダヤ系ドイツ人の少女アンネ・フランクの日記様式の文学作品。
    教科書に載っていた部分しか読んだことなかったので、全てを読んでみたいとは思っていました。

    全てを読み終えて思うのは、思っていたより悲壮感が少ない。
    隠れ家生活ということから想像していたのは、完全に外部との接触を絶たれ、なんの情報も入らない監禁のようなものでした。その時点で、勘違いしていました。やはり、読まないとわからないものです。
    平穏な日常ではないし、先の見えない窮屈な生活を送っている中での諍いや苦労、困惑もあるの

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    2025年08月19日
  • シャイニング(下)

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    映画を観ていたためある程度内容は知った上で読み始めましたが、下巻からのたたみかけるような著者の筆致に引き込まれて、読まされます。

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    2025年08月12日
  • シャイニング(上)

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    前半や序盤は準備段階で何も起きないのですが、そこが他にはない著者の特徴で、何も起きない場面も読み物として期待感を持って楽しめます。

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    2025年08月12日
  • たんぽぽ娘

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    ネタバレ

    片道切符だとわかっていても全てを賭けた妻の勇気がかっこいい。
    最初から最後まで想い合っていたのは感動した。
    大切な人に贈りたい本

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    2025年08月05日