深町眞理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【戯曲】
クリスティーの戯曲。230ページ。
二転三転して最後には驚く結末が待っている。
登場人物の心情は一切語られていないので、誰が本当のことを話しているのか全くわからない。やはり登場人物みんな怪しい。
犯人がわかってからもう一度読むと、その時のそれぞれの心情が想像できるので、2度楽しめる。
でも読み終わってしばらくしてから、真犯人は本当に真犯人なのか?とも思えてきた。
最後まで心情が描かれていないので、犯人が本当のことを言ってるのかどうかは読者にはわからない。
そう考えるとまた違うストーリーが自分の中で生まれてくる…。
★3.5
◆あらすじ
車が動かなくなり、男は近くの屋敷に救助を -
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Posted by ブクログ
積読してたのに、読み始めると面白くてすいすい読んでしまう。
ロンドン中の犯罪を裏で画策し、且つ絶対に己の存在を気取らせない天才的犯罪計画者モリアーティ教授や、ホームズが自分よりも推理能力が上だと認めている7つ年上の兄マイクロフトなど、かなり存在感のある登場人物がシレっと出てくる。しかもモリアーティ教授は出てきたと思ったらあっさりとホームズと一緒にライヘンバッハの滝に堕ちて消えていく。「今まで一言もこんなすごい敵のこと言って無かったよね!?」とツッコミながら読まざるを得ない。
だいたい、この短編集、度々ワトソンが「わが相棒」「わが友」とか、挙句「長年にわたる親密な交際」とまで言ってるのに、モリア -
Posted by ブクログ
ネタバレ時は第二次世界大戦中、ナチのスパイが潜伏しているとされるゲストハウス・無憂荘に、身分を偽って潜り込むトミー。妻であるタペンスにはただの事務仕事と嘘をついてのミッションだったが、嘘を見破って自分自身も身分を偽り一宿泊客として無憂荘に潜入する一枚上手のタペンス。
裏で協力しながら、あの手この手でスパイを炙り出そうとする二人。中年になり、何となく自分たちが世の中から必要とされていないのではとくさくさしていた二人だったが、再び若い頃を思い出して冒険を繰り広げる。
誰も彼もが怪しく見え、大きな進展もないなかで誘拐事件が発生すると、今度はトミーも窮地に陥る。前作に比べると冒険感は低めだが、ゲストハウスに潜 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ読み始め古い本だからか漢字や意味を調べながらちまちま読みました。少しずつストーリーに引き込まれていきます。
一言で感想を言うと胸糞ではあるのだけど
親の立場だったらどうするだろうかと考えてしまう。
やり直せるならルイスと同じことをやるだろうか。
私は幼い息子がいますが答えは間違いなくNOだな。
気持ちは痛いほど分かる。あの時間に合ってたらと。
でも時は戻らない。どんなに悲しくても。
戻ってきた猫を見ただろうに。ガワが同じでも別のものなんだ。
後半ルイスはゲージの生前の顔を思い出せなくなってた。埋葬地に魅せられ囚われてしまったんだなあと。
パスコー最初めっちゃ怖かったけどいい人だったね。警 -
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Posted by ブクログ
戯曲3編収録。
〇「海浜の午後」
読んでいると少し登場人物がワチャワチャしている感じがするが、おそらく舞台では人物の出入りがはっきりするので、あまり気にならないのだろう。
過保護の青年の恋愛話など全体にユーモラスなものにしようとしているのだろうが、ラストはあまりスッキリしない。
〇「患者」
転落して動くことも口をきくこともできなくなった患者。事故なのか、自らの意思で落ちたのか、それとも犯罪か。警察は医師の協力により、ある実験によってその真相を明らかにしようとする。
〇「ねずみたち」
何者かによりアパートの一室に誘い出された男女。誰が自分たちをここに呼んだのか、またその目的は何か。 -