深町眞理子のレビュー一覧

  • 茶色の服の男

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    若い女性が主人公の冒険活劇という点で新鮮味あり。もちろんミステリー要素もしっかり入っている。
    話自体は文句なく面白いのだけれど、なぜか読み切るのに時間がかかった。クリスティー作品はいつもページをめくる手が止まらないくらいなのに。
    読んでいる間は粗削り感も拙さも感じなかったけど、解説に、本作はクリスティーの中では超初期の作品だと書いてあった。もしかするとそれが理由のひとつかも?
    いつもクリスティー作品は星4以上をつけるけれど、なかなか読み進まなかった点で今回は星3つ。

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    2024年01月16日
  • たんぽぽ娘

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    昔のSF仕立てのファンタジー。やはりこの手のジャンルは短編がいい。

    牧歌的という言葉が似合う。テーマはボーイ・ミーツ・ガール。昔の少女マンガを読んでる感じ。都合よすぎな面は否めないけど、手にした時の期待値よりは面白かった。

    「失われし時のかたみ」。さだまさしの「博物館」って唄に似てるなって思った。

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    2023年12月28日
  • クリスマスの殺人 クリスティー傑作選 2022年版

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    やっぱりクリスティーというかミステリは私はそんなに好きじゃないんだな笑
    と言いつつ、可愛い装丁の、今の時期にぴったりな一冊を読みました。

    ハッピーエンドの「牧師の娘」、その他「ポリェンサ海岸の事件」、「世界の果て」などは好きでした。時々垣間見えるクリスティーの辛口コメントにはくすっと笑ってしまいました。

    またチャンスがあったらクリスティー読もうと思います。

    A Christie for Christmas! Happy Holidays!

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    2023年12月19日
  • ペット・セマタリー(下)

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    ネタバレ

    読み始め古い本だからか漢字や意味を調べながらちまちま読みました。少しずつストーリーに引き込まれていきます。

    一言で感想を言うと胸糞ではあるのだけど
    親の立場だったらどうするだろうかと考えてしまう。
    やり直せるならルイスと同じことをやるだろうか。

    私は幼い息子がいますが答えは間違いなくNOだな。
    気持ちは痛いほど分かる。あの時間に合ってたらと。
    でも時は戻らない。どんなに悲しくても。
    戻ってきた猫を見ただろうに。ガワが同じでも別のものなんだ。

    後半ルイスはゲージの生前の顔を思い出せなくなってた。埋葬地に魅せられ囚われてしまったんだなあと。
    パスコー最初めっちゃ怖かったけどいい人だったね。警

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    2023年11月27日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    ホームズがコカインきめて始まり、ホームズがコカインきめて終わるお話。
    サブストーリー的に綴られるワトソンが魅力的。

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    2023年11月26日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ・謎解きはシンプル。犯人の過去を深掘りする事で人間に焦点を当てた重厚な作品になっている。
    ・ワトソンがホームズに興味を持ったり認めていく姿が軽快に書かれていて良い。

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    2023年11月24日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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     殺人事件と、数十年に及んだ因果譚。まるで別々の話が薄めな本に収められている。初読時の印象はどうだったのか、たぶん、ジュブナイルで読んだのだろう。ホームズの印象ばかりが残っていて、物語の部分はうっすらとしか覚えていない。ただ言えるのは、読んで良かった!

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    2023年10月18日
  • 招かれざる客

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    戯曲なので苦手な人はなかなか読みづらいかもしれないですが、内容は素晴らしいものでした。いい意味でアガサ・クリスティーらしい作品でタイトルの回収もしっかりやってのけるところが読んでいてすごく気持ちよかったです。

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    2023年10月01日
  • 海浜の午後

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     戯曲3編収録。
    〇「海浜の午後」
     読んでいると少し登場人物がワチャワチャしている感じがするが、おそらく舞台では人物の出入りがはっきりするので、あまり気にならないのだろう。
     過保護の青年の恋愛話など全体にユーモラスなものにしようとしているのだろうが、ラストはあまりスッキリしない。

    〇「患者」
     転落して動くことも口をきくこともできなくなった患者。事故なのか、自らの意思で落ちたのか、それとも犯罪か。警察は医師の協力により、ある実験によってその真相を明らかにしようとする。

    〇「ねずみたち」
     何者かによりアパートの一室に誘い出された男女。誰が自分たちをここに呼んだのか、またその目的は何か。

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    2023年10月01日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    ストーリー、トリック的にはかなりシンプルだった。もう一捻りあると良かったなぁ。
    今だったら問題になってそうな差別的発言?が結構あって良いか悪いかは置いておいて、時代を感じた…
    注を読むと、矛盾してる部分があることが分かって、ドイルって結構大雑把だったのかなって思った(それとも校閲がちゃんとされてなかったってこと?)
    ワトソンって色々な女の人に恋してるよね…

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    2023年07月25日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    シャーロックホームズは好きなので、これはこれで好きですが、ずっと昔に読んだ時はもっと面白く感じたんだけど。話の展開が少し粗く感じてしまった。好きなんだけどね。

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    2023年07月05日
  • NかMか

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    クリスティー作品の有名な主人公といえば、ポワロとミス・マープルになるだろうけど、その二つのシリーズとはまた違った楽しみが見いだせるのがトミー&タペンスシリーズのいいところかなと思います。愛嬌ある夫妻のやりとりやキャラクターもそうだし、事件のスケールや展開もひと味違って面白い。

    この本の事件の舞台となるのは第二次大戦中。ナチスのスパイを秘密裏にとらえるため、半ば引退状態となり暇と退屈を持て余していたトミー&タペンス夫妻が活躍するミステリーとなります。

    ポアロとかミス・マープルは年齢とか本人の性格も相まって、ちょっと落ち着いた印象があるのだけど、トミー&タペンスは中年の年齢になってもまだまだ血

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    2023年05月30日
  • 四人の署名【深町眞理子訳】

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    巻末の解題と解説までよんで、はじめて『四つの署名』でなく『4人の署名』とタイトルと訳されていることに気づく、観察力のないわたし。

    以下はその巻末の解説を読んで思ったことなど。
    以前『ドラキュラ』について書かれた何かの文章で、近代化されていく英国の都市に、よくわからない場所のよくわからない何かが侵略していく、という話の構造が当時の読者に興味や恐怖を喚起させた、的な文言を読んだ記憶があって、思えば本作も『緋色の研究』もその、ヴィクトリア朝後期のエンタメ小説のテンプレートに則っていると言えるなと。よくわからない場所から持ち込まれた厄介な事件がロンドンに持ち込まれて、科学と論理の権化的なホームズに解

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    2023年05月23日
  • ペット・セマタリー(上)

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    ネタバレ

    【注意】以下、本作の内容とは関係のない心の声です。


    「ペット・セマタリー」Σ(゚д゚;)
    「ペット・セメタリー」...セマタリー...セメタリー...セメタリー...セメタリー...
    映画版はセメタリーだったよな...

    まぁ、どっちでもいいか^^;

    それよりも、なぜに今S・キングなのか?

    う~ん┐(´ー`)┌

    30年位前かなぁ...ドハマリしたの(苦笑)

    読書なんて縁もゆかりも無かった私も当時唯一と言ってもいいぐらい手にしたのはS・キング作品でした。

    あっ、「俺も!」「私も!」って、思ってくださった方もきっといるはず(笑)

    積読いっぱいあるのに、なぜか手にしたのが本作でした。

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    2023年04月21日
  • バスカヴィル家の犬【深町眞理子訳】

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    これぞ探偵小説の王道と感じる事ができる内容でした。
    怪しい人物達の謎を一人ずつ解き明かしていく過程もワクワクしました。

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    2023年04月15日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶【深町眞理子訳】

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    ホームズの第4短編集。前3作と比べるとまとまりがない感じがした。謎の下宿人の正体を探るうち大きな犯罪になるのを見抜く「赤い輪」、殺された事務官のポケットから見つかった国家機密クラスの潜水艦設計書の一部。肝心の重要な部分の行方や 誰がどうやって盗み出したのか。ホームズが真犯人を暴く「ブルースパーティントン設計書」 、ボール箱が送られてきたが、その中身が切り取られた人の耳がはいっていた。誰が、理由は何か。ホームズが行動と推理で真相にたどり着く「ボール箱」。人間の愛憎が絡んで他の作品とは少し違う。この3つが面白かった。

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    2023年03月30日
  • 緋色の研究【深町眞理子訳】

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    ホームズとワトソン博士が出逢う、記念碑的作品。
    序盤、ホームズとワトソン博士の出逢いに興奮し、中盤は物語のあまりの急展開に驚愕。終盤はホームズの推理に酔いしれた。

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    2023年01月01日
  • NかMか

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    前回から思った以上に月日が経っててビックリでした。前は再開して、結婚するのか!ってトコロで終わってたのに、今回はもう子供が成人してる…
    内容はドイツにスパイ行為をしてる人間を見つける任務。前回ほどのハラハラドキドキ感はありませんが、私はこれくらいのドキドキ感が好きです。

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    2022年12月14日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶【深町眞理子訳】

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    「ホームズ」シリーズの第四短編集『シャーロック・ホームズの最後のあいさつ』を読みました。

    本作品には、以下の8編が収録されています。
    ■藤(ウィスタリア)荘
    ■ボール箱
    ■赤輪党
    ■ブルース=パーティントン設計書
    ■瀕死の探偵
    ■フランシス・カーファクス姫の失踪
    ■悪魔の足
    ■最後のあいさつ
    "血の入ったバケツ"や"黒焦げの骨"、"切り取られた耳"、"奇妙な毒薬"等々、これまでのトリックを解く純粋な推理物… というイメージから少し距離を置いた、怪奇小説的な展開を見せる作品が多かったような感じがしましたね。

    ネタ

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    2022年11月18日
  • 恐怖の谷【深町眞理子訳】

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    「ホームズ」シリーズの最後の長編『恐怖の谷』を読みました。

    「ホームズ」シリーズの長編って、あまり評価が高くないのですが、、、
    長編の中では『バスカヴィル家の犬』と並んで、評価の高い作品です。

    暗号文の解読から始まり、密室殺人での証言者の偽証を暴いて… と、「ホームズ」の活躍が存分に楽しめる作品になっているのは確かですね。(「ホームズ」が活躍するのは第一部だけですが… )

    二部構成になっていて、第二部で事件の背景となった過去が語られ、しかも、それがアメリカでの出来事というのが「ホームズ」シリーズ処女作『緋色の研究』を思い起こさせました。

    第一部と第二部が別々な物語として楽しめる構成とな

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    2022年11月18日