櫻井祐子のレビュー一覧
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足かせとなるルールを臆せずに破り、世間の常識に異を唱え、斬新な方法を見つける。
こうした反逆者が、イノベーションを生む。
彼らに共通する「反逆性」には、次の5つの要素がある。
①新奇性:手ごわいことや新しいことに飛び込む。
⇒仕事満足度、創造性、パフォーマンスを高める。
②好奇心:子どものように、常に「なぜ?」と問いかける。
⇒現状にとらわれがちな傾向を打破する。
③客観視:ものの見方を常に広げ、他者の視点で世界を捉える。
⇒課題や意思決定に取り組む際に、自分の狭いものの見方を打破する。
④多様性:お仕着せの社会的役割に異を唱え、自分と違う人たちを求める。
⇒人間の本能に深く染みついているステレオタイプを打破する。
⑤偽りのなさ:人とつながり、人から学べるように、常に心を開き、自分の弱さをさらけ出す。
⇒自分を偽らないことで、自分の感情や信念を率直に表せる。
反逆者がもつ5つの特質はすべて「意欲」につながる。
仕事に真剣に、積極的に取り組み、困難な状況でもへこたれない。自分のやることに情熱を感じ、周りの人たちを奮い立たせる。反逆者は意欲に満ちあふれているからこそ、成功する。
意欲のなさは、社員の貢献意欲や生産性、イノベーションの妨げになる。
一方、社員が組織に貢献意欲をもち、仕事に充実感を覚える時、生産性が向上し、アイデアの独創性が高まり、絆が深まり、組織は成功する -
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ネタバレ基本的なフレームワークである5Fを学ぶために。
オリジナルは、高価である上に、読みにくそうだったので。
こちらを手に取った。まとまっていて読みやすく、全体感を把握するためには良かった。
とはいえ、これの使い方をマスターするにはこれでは不十分。もっとケースを知り、考えていく必要はある。
これを読みながら、「ブルーオーシャン戦略」や「ストーリーとしての競争戦略」をほうふつとする部分が出てきて、
やはり、古典を読むことの重要性を感じた
最高を目指して競争してはいけない。
平均的な人の最高の商品は、万人にとってのベストではない。無駄な機能が搭載されているということになる。
競争の収斂、皆が同じところを目指して争えば、最終的に商品が差別化できずに、価格競争になり、利益が出ない。
他者に勝つとことではなくて、利益を上げることが目的。独自性をp目指す。
5つの競争要因
・市場の強豪との競争
・買い手の交渉力
・サプライヤーの交渉力
・代替品の脅威
・新規参入障壁
境界によって、利益構造は決まっていて、
それは硬直的である。
状況を分析するだけでなく、それが、今後どのように変化していくのか?を予想して、競争戦略に反映させることが大事
(とても大変そうだ)
競争優位
・高い価格を出してもよいと思わせる価値を提供できる
・想定的に低い価格で売り出せるコスト構造を作れるか?
そのどちらかしかない。
戦略とは、他社と異なる道筋をとること
・特徴ある価値提案
・特別に調整されたバリューチェーン
・トレードオフ
・適合性
・継続性
やらないことを決める。ことで、特定のお客様にとって必要な価値提案の質を高めることができる。
トレードオフによって得られたコスト減ををもとに、価値強化に割り振る。
バリューチェーン全体を通じて、その価値提案の向上につなげる。一貫して。全体の適合性が上がることで、
さらにそれぞれの要素の価値が引き上げられる。
一つの要素だけで差別化した場合にはそれを模倣することは容易であるかもしれないが、複数の要素のつながりで差別化できる場合にはそれを模倣することは難しい。
継続することで、自社内にノウハウがたまること、ブランド力の向上などでの優位性ができるほかに、関連会社もその方向性を理解することで、競争優位に貢献できるようになる。
この辺りは、「ブルーオーシャン戦略」「ストーリーとしての競争戦略」をほうふつとさせる。
5Fは、あくまで、ポーターの理論の一部でしかなく、
さらにバリューチェーンの考え方も今となっては、
当たり前だが、それを提唱したのもポーターである
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タイトルに興味があり読んだ。ついついウソの方が正しいと感じてしまうが、実際に実例を読むと当たり前と思いスルーしていたことが多かった。
1.
ウソ:どの会社で働くかが大事
本当:どのチームで働くかが大事
2.
ウソ:最高の計画があれば勝てる
本当:最高の情報があれば勝てる
3.
ウソ:最高の企業は目標を連鎖させる
本当:最高の企業は意味を連鎖させる
4.
ウソ:最高の人材はオールラウンダーである
本当:最高の人材は尖っている
5.
ウソ:人はフィードバックを求めている
本当:人は注目を求めている
6.
ウソ:人は他人を正しく評価できる
本当:人は自分の経験なら正しく評価できる
7.
ウソ:人にはポテンシャルがある
本当:人にはモーメンタムがある
8.
ウソ:ライフワークバランスが何より大切だ
本当:仕事への愛が一番大切
9.
ウソ:リーダーシップというものがある
本当:われわれは尖りについていく -
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とある雑誌で紹介されており、ポチる
【ザッと内容】
タイトル通り、私たちが仕事をする上であたかも当たり前のように認識されている事実9つをピックアップし、それらが実体と大きく離れていることについて語られた一冊。
【こんな人にオススメ】
・人事関連の仕事をしている方
・部下を持っている方
【感想】
悪くはなかったけど、期待値は超えなかったかな、と言うのが正直なところ。評価は3.4くらいのイメージ。9つの事項が嘘である理由は納得度が高かったが、じゃあ明日どうすればいいか?と言う点で新鮮味が薄かった。
世界で情熱を持って取り組んでいる人がどのくらいいるのか、好業績なチームにおいてリーダーや部下はどのようなマインドを持っており、どのような行動をしているのかに関するサーベイは興味深かった。
オススメ!という感じではないが、現状他に読む本ないしなーくらいの人は手にとってみても良いかも。
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Posted by ブクログ
人は、ズルをすることによって出来るだけ利益を得たいが、同時に自らのことを道徳的な素晴らしい人間だと思いたい。そこで、この二つの動機づけの折り合いがつく(自分で折り合いがつけられると判断する)範囲、つまり、肯定的なセルフイメージを壊さない範囲でズルをし利益を求めることになる。これが、不正が行われる原理として筆者が唱える「つじつま合わせ仮説」である。本書ではこの仮説が実験により得られた結果を用いて様々な面から考察されており、非常に説得力があると感じた。
署名や監視、(呼び起こされた)道徳心は不正を減らす方向に働き、自制心の消耗や他人のズルを目撃すること、また他人が自らのズルによって得る利益への考慮は不正を促進する。その一方で、ズルから得られる金額や捕まる確率は不正の度合いに影響を及ぼさないことが実験から確かめられたが、この一見不思議な結果も「つじつま合わせ仮説」によって容易に説明できる。すなわち、不正から得られる金額が多くなるほど自己正当化が難しくなり、捕まる確率の大小は自己正当化の容易さに関係しないからだ。
自分が如何に日常的にズルをし、しかもずる賢くその行為を正当化しているかに気づかされた。 -
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GoogleやGoogleVC で活用されている手法で、いわゆるアイディアソンからのプロトタイプ作成+ユーザーの試作体験を5日間で行うもので、リーンスタートアップの手順を細かく具体化し、5日分のワークショップ形式にまとめたもの。新規商品開発から、EC展開、改善提案など、あらゆる新規プロジェクトの実施に応用できるのがウリ。一日一つ「目標を固める」「思考を発散させる」「ベストを決める」「幻想を作る」「テストする」を実施するだけ。この手の手法はいろいろあり、また新しいのが出てきたという印象だが、「最も重要な課題を定義して、まずそれに取り組む」「部屋全体をチームの共有の脳に見立てる」「一年先の失敗を想像し、原因を潰す」「How might we ?」など、新たな視点も学べた。本書ではブレストは時間がかかりすぎることや無責任になることから、大して意味がないと切り捨てている。ただ、個別に取り組んでいる時にはブレストが起きていると思うんだけどなあ。良い組み合わせができればより効果的になるのではと感じる。
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#0ベース思考
経済学者のスティーブン・レヴィット 氏、ジャーナリストのスティーブン・ダブナー 氏の著書です。
本書の内容は、以下のようになります。
著者の主張は、基本的に以下の立場に立っています。
①現代生活はインセンティブの上に成り立っている
②何をどうやって測定すべきかわかれば、世界は複雑でなくなる
要は、「経済学的」に分析しているということになります。
バイアスをゼロにしてゼロベースで考えれば合理的な判断を下せるが、人は必ずしも合理的な判断をしません。
自分の利益を優先したり、道徳が判断を狂わせたりといったことが要因です。
「知らない」と認めなかったり、問題を正しく設定できていなかったり、要因を原因までさかのぼれていないことも多々あります。
対応策としては、小さく単純に考える方法があります。
また、人間はインセンティブで動くものだという認識も大事です。
本当に有効なインセンティブを考えるのは難しいですが、相手を注意深く観察することで知ることも可能です。
嘘をつく人は、正直な人と違うインセンティブに反応するので、それを利用した対応策もとれます。
人を説得するには正面から言うより、そっと示した方が有効です。
良い、悪いを言わないことも大事です。
人は「やめる」決断も苦手です。
失敗を認める、サンクコスト、機会費用などの影響ですが、やめるメリットは大きいです。
実際に著者たちは、夢を捨て、夢のような仕事もやめることで幸せになったそうです。
【本書で学べること・考えること】
・ゼロベースで考えることの難しさ
・「知らない」と言うことの難しさ
・適切な問題設定の難しさ
・原因までさかのぼることの難しさ
・小さく、単純に考えるメリット
・インセンティブの効果
・インセンティブを考える時の注意点
・インセンティブ+ゲーム理論の活用方法
・説得する際の注意点
・止められない理由
・止めることのメリット
読んでみての感想です。
本書に出てくる例題に興味深いものが多かったです。
・PKをける場合の成功率
・胃潰瘍とピロリ菌
・学力アップとメガネの関係
・インセンティブの悪用例
・詐欺メールの大げさな内容の理由
・人生の選択をコイン投げで決める 等
特に詐欺メールの例は興味深かったです。
私も多くの迷惑メールが来ますが、
こんなとんでもないメール内容に引っ掛かる人がいるのか?
と思ってましたが、詐欺師のコスト削減案だったんですね。
たしかにやり取りが必要なタイプはとんでもない内容で、フィッシング型は本物っぽくなっていますね。
これもコストの差で説明が可能です。
自分の行動も思い返してみると合理的でないことが多々あったと思います。
少しでもクールに賢く判断できるようになりたいです。 -
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組織の壊滅的失敗を防ぐたった一つの方法は
・壊滅的失敗の前に必ず現れる何かしらのサインに気が付き、アクションをとる(とれる)こと
である。
そりゃそうだ。と思うかもしれないが、現実は難しい。
何かしたら前兆を発見して、
・この報告したらプロジェクトが遅延してしまうかもしれない。
・いつもとちょっと違うだけで全体はうまく動いているから報告するほどのものでもないな。
・これを報告すると上司から叱責されるかもしれない。
はたまた報告したいけれど忙しくてそんな時間がないよとか。
・そもそもどこに報告したらよいのか。などなど。
現在、システムが複雑化・高度化され全体が見極めにくくなっており、かつそのようなシステムは壊滅的失敗に陥る潜在的な欠陥を有する(そして誰も複雑さゆえに把握できない)。 -
Posted by ブクログ
ベースとなる主張は、「直感」や「主義主張」ではなく、データなどの事実に基づいて考えるべきというもの。こうしたバイアスにより、本来の問いに行き着けてないというのが著者の主張である。
そうした観点から事例を取り上げて、自らの主張をサポートさせている。
特に、考えるべき問題がちゃんと設定されずに、課題が解決していないことを指摘している。
目次に著者の主張がほぼ要約されており、そこから本の中身が大体わかる。
特に目を引いたのは、ザッポスの人事採用方法である。本来考えるべき機会費用を人事に反映されているが、一般的な基準や考え方の企業ではまねできないように思う。
全体的には読みやすく、参考になる点も多々あるように思う。 -
Posted by ブクログ
アメリカにおいて「富裕層にお金が集中する構造」は、昨今のIT革命等だけではなく、数十年前の政策決定によっても決定されていた。
世の中の大きな流れ、動きは、後から見れば、相当前の決定によって決まっているように感じる。
大きな流れに巻き込まれてしまってからでは、もう対処のしようもない状況となっていることが多いのではないか。
そういったことを考えていたところに、この本の導入部の、著者が巨万の富を得たことに関する考察を読み、納得するところが結構あった。
しかし、この本の主題である、「保証所得」という制度については、なんだかあんまりピンとこなかった。
あんまりお金が貯まると、社会を変えることに興味が行くんだろうなぁ、僕にはよくわからないけど。