西尾維新のレビュー一覧

  • クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

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    ネタバレ

    この本は「ラノベだ」と言う人もいるようで、少し抵抗があったが、読んでみるとミステリーとしてもしっかりしていてとても良かった。
    ペンキのトリックは簡単すぎるように感じだが、死体の再利用、そして入れ替わりは見事だった。
    キャラクターも魅力的だし、文書も面白い。
    読み終えたからこそ感じられることだが、『クビキリサイクル』というタイトルも面白い。

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    2021年04月29日
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    ネタバレ

    メイン人物は今回は出てこないです。
    その代わりなかなか変わり種の事件が出てきます。

    まず1つ目の事件がなかなか深いものがあります。
    一見すると殺人事件か、と思われますが
    そこには大きな秘密が隠されているのです。

    それと、ラストの事件。
    暗号が出てくる事件です。
    でも実はこの依頼人というのは…なわけでして。

    1日で記憶を失うことはリスクでもあります。
    だけれども、まっさらだからこそ
    使える戦法もあるのだと思いました。

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    2021年04月05日
  • 悲鳴伝(1)

    購入済み

    乾いた残虐さ

    西尾維新のコミカライズである。普通 コミカライズの欠点として長台詞や長い説明文が挙げられるのだが、西尾維新の原作の独特の言い回しがこのコミカライズ版にも出ていてそれが逆に魅力になっている。ストーリー展開は乾いた残虐さが溢れているが、私には不快感は感じられない。他の作品のように中途半端なヒューマニズムがないところが反って良い。絵柄は同じ西尾維新のコミカライズである化物語のような繊細さ妖艶さはないがシンプルで読みやすい。

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    2021年04月02日
  • 美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星

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    アニメ化ということで再読

    瞳島眉美ちゃんの十年前に見た星を探すお話
    西尾さんらしい、独特な名前とキャラクター
    続きも出てるのは知らなかったので読み進めようかな
    美味しい紅茶飲んでみたい!

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    2021年03月30日
  • 掟上今日子の備忘録(文庫版)

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    短編で読みやすかった。
    1日で記憶がなくなるのに度胸あるなーと思った。
    ドラマとちょっと違うくて面白かった!

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    2021年03月26日
  • 掟上今日子の推薦文(文庫版)

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    “掟上今日子”シリーズの主人公は毎回変わる。真面目で気弱で、こんなはずじゃなかったのに事件に巻き込まれ、忘却探偵・今日子さんに頼ることになってしまう主人公。神木隆之介みたいな風貌を想像しながら読んでいたけれど、今日子さんの踏み台になってもびくともしないぐらいガタイのいい青年なのですね(笑)。

    驚くような事件は起こらず、何か凄い謎解きがあるわけでもない。なのに彼らのやりとりにしばしばクスッと笑わされ、最後の頁をめくり終えたときには「私はやっぱり本を読むのが好きだ」と思えるのです。

    「記憶は忘れますが、ゆえに初心を忘れない」という今日子さんの台詞が好きです。次に巻き込まれるのは誰ですか。

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    2021年03月26日
  • 悲鳴伝(1)

    ネタバレ 購入済み

    他の人のレビューを見てみましたけど、実際に読んでみても主人公は、理論でしか物事を考えられない感情の欠落した人間ですね。

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    2021年03月12日
  • 少女不十分(1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    子どもを監禁するのではなく、子どもに監禁される大人の物語です。結末はあっさりしているけど、まあよかったと思えました。

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    2021年03月12日
  • 化物語(2)

    購入済み

    アニメも原作も好きですが、マンガもいい!絵が綺麗だし、クオリティが高いです。原作ファンなら買って損はないです。

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    2021年03月01日
  • 掟上今日子の挑戦状(文庫版)

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    毎回なるほどなあってなるから面白い作品。
    このシリーズは初めから犯人が分かっていたり、お話毎の登場人物が少ないから犯人の予想が容易いので、どの発言が伏線になってるんだろって部分を楽しめます

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    2021年02月21日
  • ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯言遣い

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    再読。戯言シリーズ最終巻。これにて大団円のハッピーエンド。失ったものも無くしたものも多いけれどそれでも「めでたしめでたし」で終わる物語。それにしてもこの時の潤さんは本当かっこいいよなぁ…。最強シリーズの潤さんも味があってそれはそれでいいんだけれど、やっぱりこの戯言シリーズの潤さんのかっこよさとは比べられない。昔読んだ時も「いーちゃん、頑張ったね」って気持ちになったけど今回も同じく「いーちゃん、頑張ったね」で終われる話だったと思う。

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    2021年02月19日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    ネタバレ

    全3編。全部つながっている作品で
    あるみょうちくりんなパトロン男(?)に起きる
    奇妙な事件が出てきます。

    犯人も疑える要素が1択しかないので
    どうしてそうなったかを読み進める形となります。
    なんというか、突き抜けたものの悲しみを
    感じる結果となりました。

    なぜパトロン男が途方もない不自然な行為を取ったかは
    終盤に明らかになってきます。
    ただ、これは新鮮なものではなくて
    案外ニュースでも時折取り上げられるものが
    扱われています。

    今回、今日子さんのそばにいる人間は
    いつもの人ではないです。
    どうこれから彼らが関係していくのやら。

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    2021年02月06日
  • 掟上今日子の婚姻届(単行本版)

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    ネタバレ

    隠館厄介が好きなので、出ているだけで嬉しい!
    今作は今日子さんとの絡みが新鮮だった。
    事件は起こらないが、なにかと巻き込まれる体質は変わらず健在で、右往左往する厄介さん。
    過去の記憶を上書きなり美化することは、大抵の人は無意識にしているよなぁ。
    それが意識下で、それも極端な方へ進んでしまうこうもなってしまうのか。
    “晴れ女”、“雨女”なんてかわいいもんだな。

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    2021年02月04日
  • 新本格魔法少女りすか3

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    シリーズ第3巻。戦いはいよいよ本格化してきて、休むことなく立て続けに戦闘、それぞれ全然違うタイプの魔法使いで面白いです。特に水倉鍵は何を考えてるのかわからない掴み所のないキャラで、かなり引っ掻き回してくれます。物語も佳境でかなりの強い引きに、次巻文庫化待つつもりだったけど買うか迷う。みんなはここから14年待ったんですね。。

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    2021年02月03日
  • デリバリールーム

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    ネタバレ

     西尾維新作品にしては異色の、性的な話題が多い作品。しかも主なテーマが妊娠。
     幸せな出産を保証すると言うデリバリールームに集まった妊婦5人の背景がみんな深くて重い。いつもの言葉遊びが救いなくらいに重い。しかも「幸せな」と言っておきながら、数々のゲームが待ち受けている。めちゃくちゃダークじゃないか!と思ったけど、要所要所に子どもを産むことの大変さ、生きていくことの大変さ、でも大変なことばかりではないこともあって、希望もある。
     なによりも主人公補正か運か強い。家族もやばそうだけど、強く生きていきそうだし余生が長そう。

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    2021年02月01日
  • デリバリールーム

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    妊娠エンターテイメント。
    妊婦同士が戦うデスゲーム。
    ライバルは父親の違う双子を宿してルミ子アイドル、借金を抱え弁護士との子を宿すも捨てられた脱獄中の年配者、暴力に慣れすぎたダメンズのヤンキー。
    キャラとストーリーがぶっ飛んでる作者らしい作品。

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    2021年01月30日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    今回は1話完結タイプ。

    相変わらず動き回る探偵、今日子さん。
    名誉の死とは、不名誉の死とは?
    理想の死に方とは?
    考えたけど、何も思いつかない。
    まだ死にたくないってことかな?

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    2021年01月20日
  • デリバリールーム

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    センシティブな題材だけど、読み終わったら、いつもの西尾維新で安心した。
    エンタメ性の高い、テンポがいい展開でした。
    登場人物たちは、相変わらずちょっと変わってて、個性がすごい。
    変わった妊婦たち、現実には居ないような妊婦たち。
    こんなエンタメ作品、現実じゃありえないし、こんな妊婦達も存在しない。
    でも、読み終わったら、何故か妊婦や妊娠について、考えてしまう。
    本当に、こんな妊婦居ないよね?
    各々、読んだ人は何かしら、妊婦やら妊娠やらについて考える時間ができるんじゃないかなーと思う。
    直接的な問題提起でないから、考えちゃう感じ、本当に好きです。

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    2021年01月16日
  • 扇物語

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    謝罪という行為は人や場面によって変わってくるのだと思えるような話で確かに普段謝罪することのない人が謝ってくると気味が悪いよなと共感しました

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    2021年01月09日
  • 化物語(6)

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    ・千石撫子の物語。なでこスネーク。駿河のヌードのサービスショットあり。撫子はロリコン好きにはたまらない。

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    2021年01月02日