西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2014年刊。この西尾維新さんという作家の本を初めて読んだ。ずっと前からもちろん名前は知っていて、イメージとしては、かつての赤川次郎さんのような時代の軽薄短小の文化を一身に背負ったような感じで、なんだか読むのが怖いような気がしていた。しかし実際に読んでみて、そう単純なものではない。考察を要する、トリッキーなポップ文学であった。
まず、文体は最近のエンタメ系小説の中にあってはしっかりしている方で、むしろ改行は少なめだ。しかもときどき、辞書を引かなければ分からないような難しい単語も出てくる。
にも関わらず、描かれている中身は日本のマンガ/アニメ文化の世界である。
私はこんにちの日本のマンガ -
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アニメよりもホラー演出〇
アニメよりもホラー演出と言うか、怪異の不気味さがしっかり演出されています。八九寺ってただのロリキャラじゃなかったと漫画で再確認出来ました。
ガハラさん好きなので、今後の展開的に出てくるのめっきり減ってきそうで…恋物語が漫画で読めたら嬉しいです。 -
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圧倒的ガハラさん派
物語シリーズが漫画で読めるなんて、アニメ化が先で成功している作品なので"漫画で描くなら誰か"のハードルは高かったと思いますが…
大暮維人先生は画風も含めて適任ですね。
画力は言うまでもなく、演出もアニメに劣らず魅力的です。絵柄は以前より大人っぽくなった印象です。
個人的にハーレム系は好みじゃなく、正ヒロインのガハラさんが活躍する回の話がアニメでも好きだったので、むしろ他のヒロイン回は嫌いだったので1,2巻読めたらいいと思っていますが、アニメよりも漫画が”作品”としての完成度が高いので悩んでます。 -
Posted by ブクログ
めだかの前に「月氷会」の兎洞武器子(うどう・ぶきこ)と名乗る少女がすがたを現わし、黒神の分家のなかでめだかの結婚相手を決定する「漆黒宴」が開催されると告げます。めだかは、球磨川たちに声をかけて、婚約者たちと戦い、勝利を収めて自由を得ることを決意します。
一方、新生徒会長となった善吉は、めだかが事件に巻き込まれていることを知り、生徒会の役員たちをともなって、めだかの後を追います。
新たに善吉の前に立ちはだかることになっためだかの婚約者たちは、能力ではなく言葉を武器として戦うキャラクターという設定になっています。すぐに思い出されるのは、『幽遊白書』の蔵馬と海藤優の戦いですが、本作も少年マンガの -
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長縄和菜
新たな生徒会長になってしまった堂島眉美を補佐する、副会長として前巻に引き続き登場の長縄和菜さん。
彼女の発案により美少年探偵団がピンチに…
そして札槻嘘も再登場、前巻登場した沃野禁止郎(仮名)の目的とは…
しかし、眉美の行動力は相変わらず凄い…
恥じらいはないのか…
頭の心配するレベル、普通はそんな格好で街中歩けないよ…