西尾維新のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
斬新というのも生ぬるい…
今回は永久井 こわ子先生のところに合宿です。
美少年探偵団は五つの美術館に隠された作品を探す事になります。
隠された作品については斬新というのも生ぬるい物でした…
そして最後のショートショートで登場した人物は…
まさか本人じゃないよね… -
Posted by ブクログ
本屋で装丁に惹かれ手に取った。作中には招待状が挟まっていて凝っている印象。この本のテーマとしては「妊娠」「親子関係」だろうか。
著者は「化物語」、「掟上今日子の備忘録」の原作。「化物語」はアニメで見た記憶がある。本作でもやけに文字数が多く、登場人物の名前も特殊。
概要としては本作主人公の宮子は15歳中学生で妊婦。そんな宮子にデリバリールームへの招待状が届く。癖の強い訳あり妊婦たちが集まり、優勝を目指してゲームを行う。優勝者には幸せで安全な出産と、我が子の輝かしい未来が報酬として与えられる。「デスゲーム」という単語を使っているが、負け=死というわけではない様子。
主人公が中学生で妊娠して -
ネタバレ 購入済み
ストーリーを紡ぐための動機の話
実話として描かれるこの話が実話ではないだろうということは、読んでいくと分かると思います。
実話だという前提で感想を書くなら、あまりにもやる瀬なく過酷な話です。
ただ、成長した少女が社会に溶け込み生きる姿を描いた最後は救いでもあります。
それが同時に物語らしく出来すぎているところでもありますが。
この話が何に主軸を置いているのか考えると、やはり物語を作り出すにはそれなりの動機がないと難しいというところでしょうか。
この話自体はフィクションだと思うのですが、もしかしたら作者があれだけのストーリーを書き上げるにあたって人生の分岐点となるような、物語を作り上げるための切実な動機ができる出 -
購入済み
とても読みやすい
とても読みやすいというのは、文庫で物量が少なく、サクサク読める。ということで、西尾先生の文章が苦手な人にはやはり、読みづらい作品になってしまうと思います。
私は今作のアニメの1話を観てみました。
それを機に改めて読み返すために電子版で再購入しました。
11冊を纏めた上に、キナコ先生のイラストが載っている。
割引期間の特別価格で、11冊を個別に買う金額より1円高いだけ。
というとてもパフォーマンスの良い商品もありましたが、「1冊読み終えた」という読後感と余韻?みたいなものが薄れそうだと思い、個別での購入です。
アニメが土曜深夜、購入が日曜深夜で、
既読とはいえ会社の休憩