感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年12月30日
忘却探偵シリーズ12作目。
犯人が明らかになって以降の展開が面白くて一気に読んでしまった。
シリーズの中でもだいぶ好き。
厄介さんとのコンビ、安定感あって個人的には1番落ち着く。
次の五線譜も楽しみ。
Posted by ブクログ 2020年08月19日
堂々の長編で、内容的には、本格派ミステリーでもおかしくないものでした。記述は、いつもの忘却探偵なのでつい騙されてしまいますが、この作家さんは、やっぱりすごいです。
Posted by ブクログ 2020年08月09日
忘却探偵シリーズ12冊目。
今回はなんと爆破予告した動画サイトにアップされることから始まる。
相も変わらず冤罪体質の厄介が警察に捕まったことで、この事件にかかわってくる。
何度読んでもテンポをつかめないけれど、今回は最後だけで全部気持ちを持っていかれてしまった。
なので久々の☆5。
美術館に久しく...続きを読むいってないなと。
久々にゴッホのひまわりでも見に行こうかな(もちろん爆破予告がないときに)
Posted by ブクログ 2020年06月23日
制限時間内に、誰がどこにどうやって爆弾を仕掛けたのか(仕掛けていないのか。しかも現場は密室状態?)を解明するというこのシリーズにはうってつけのテーマ。登場人物の属性からラストの展開までがきれいにつながっていてうまいなと思うのです。
Posted by ブクログ 2023年06月09日
最初から立体駐車場での爆破事件で展開が早く、読んでいて面白かった。犯人がどんな家庭環境で、どんな風に感じたのか。最後に日常の中での少しの優しさに犯人の心情が変わったのが印象的だった。
Posted by ブクログ 2022年05月26日
美術館に爆破予告をしてきたある人間。
冤罪体質厄介氏と今日子さんのいる中で
その犯人はあっけなく正体を現します。
だけれどもその犯人がその犯行に至るまでは
誰にも何も吐露することのできない
やるせなさがありました…
犯人の正体は明かしてしまうと
本当に物語をスポイルするので明かせないです。
で...続きを読むも切なさはシリーズ随一だと思います。
Posted by ブクログ 2021年11月23日
久しぶりの掟上今日子シリーズ。
伏線回収が楽しかった。登場人物と一緒に推理していく感じが良い。犯人がわかってからがさらに面白かった。犯人が誰かを推理するのは言うまでもなく、動機が何なのか早く知りたい衝動に駆られた。
Posted by ブクログ 2021年05月06日
このシリーズ最近は惰性で読んでたが、あまり面白くなかったと云うのが正直な感想。それが久しぶりにこの12作目は面白かった。特に犯人が分かってからが面白い。そうなんだよな、時々面白い作品があるんで読んでしまうんだよなあ、私。とにかく、これは当たりだった
Posted by ブクログ 2020年11月10日
立体駐車場を爆破し、さらに美術館爆破を予告する動画がYouTubeにアップされた。投稿者の名は「學藝員9010」冤罪体質全開な厄介は駐車場爆破の犯人と何時ものように疑われて拘束され事件の解決を今日子さんに依頼。投稿者の正体は?そして午後8時と宣言された美術館爆破は止められるのか?今回は一気に真相に迫...続きを読むるのではなく推論の上に推論をきちんと重ねていく感じで読ませる。要所要所の閃きやぎりぎりまで迫った爆破をどう止めるのか、も偶然と思わせて実は…が上手い。締めの明るさや今日子さんの見せ場も充分でとても面白かった。
Posted by ブクログ 2020年08月30日
このシリーズは、もはや惰性で読んでるようなものであり、あまり期待もしていなかったですが、本作は個人的に当たりでした。
何冊かに一回は当たりがあるので、たぶん今後も出版されたら読んでしまうことでしょう。
Posted by ブクログ 2020年06月30日
普段からタイムリミットミステリな今日子さんですが、今回のはいつも以上にタイムリミットサスペンス。例のごとく冤罪をかけられてしまった隠館だけど、犯人の狙いは今日子さん!? 爆弾魔の狙いと正体、そして仕掛けられた爆弾を時間までに発見しないといけない極限状況。最速の今日子さんはタイムリミットに間に合うのか...続きを読む……いや、間に合うよねたぶん。
と思っていても、はらはらどきどきは半端ありません。視力を失った爆弾処理のエキスパート、扉井警部補もこれまた凄い。息をつかせぬ展開に一気読みです。そしてやがて明らかになる動機には、ものすごく納得させられてしまいました。だからといってこの犯行を許せるわけではないけれど。理解はできるなあ。
そしてラストの今日子さんの一手が素晴らしい。やはり良心というのは大切にしなければいけませんね。
Posted by ブクログ 2020年06月06日
爆破犯人との対決。犯人はいくつもとトラップやフェイクを使って探偵を翻弄。
爆破予告の時間が迫る中、爆破方法がわからないまま時が過ぎる。ファッショナブルで愉快な事件解決ストーリー立った。
Posted by ブクログ 2020年06月01日
今回は最初から時間制限があっただけに、すぐに今日子さんの出番が始まる。
犯人が分かりやすいとか、ストーリーがシンプルとかもあるけれども、一気に読み進められました。
本作では今日子さんの推理がチョコチョコとズレがあったりしたのが、今までの作品との違いかもしれないが、時間制限のため修正する余裕がなかった...続きを読むのかな。最後の最期の賭ける部分などもいつもの今日子さんらしくないような気もしました。
今回は一気に話を進めてしまったがために、犯人の心情などの記載が少しばかり後回しになってしまったかなと言う気がして残念です。
結局、なぜ今日子さんだったのか?が分かりにくいままでした。
Posted by ブクログ 2020年05月18日
今回は厄介のターンの長編。毎度ながら犯人にされ、最速の探偵を呼ぶことに…中々今回は斬新でした。忘却探偵、まさかの『忘却』がキッカケでこんな事になるとは。面白いシリーズですが、いつになったら忘却探偵の過去が書かれるのかなぁ…
Posted by ブクログ 2020年03月31日
忘却探偵シリーズ12作目。
毎度おなじみ一日しか記憶が残らない今日子さんが今回対決するのは爆弾魔。
動画サイトのランキングトップにその動画がなったのは、その動画が爆発事件の犯人からの投稿だったからだ。
立体駐車場の満車の車を全て吹き飛ばした爆弾魔は「學藝員9010」と名乗った。
「早...続きを読むく私を止めてくれ」
果たして疑われて任意同行されたのは、隠館厄介である。
もはや様式美の犯人扱い。冤罪体質。
もちろんすぐに探偵を呼ばせてください!と叫び、読んだのは今日子さん。
今日も初対面の対応だ。
爆弾魔は、次の爆弾をとある現代美術館にセットし、午後8時ちょうどに爆発するようセットしたという。
もうあと一日もない。
最速の探偵が急ぐ!
このシリーズの謎は、どんな理由で今日子さんが探偵やってるのかだと思ってるけど、その謎は全く明かされるそぶりがない。
今日子さんの部屋に書かれた「お前の名前は掟上今日子、探偵として生きていく」の文字の謎が提示されて以来、全くその話は進展しない。
てかこの謎、第一巻以来何一つ進んでない。
次巻は「五線譜」、その次は「伝言板」だそうです。
Posted by ブクログ 2020年03月29日
学藝員9010の正体、予想が外れていてほしかった。
幾重にも重ねられたトリック。
あぁ、そうなのか。
と思う度にひっくり返される。
しかし、あいかわらず隠館くんの冤罪体質は半端ないw
今日子さんのファッションショー、見たいけど、いいの、それ?w
警察関係者も魅力的。
優良警部に扉井さんに、原木くんも...続きを読むなかなか。
で、美術館の館長さん、強烈だ。
信念を持ってるってかっこいいけどさw
最後のあれ、私も見たい!
誰か実際に作ってくださーーーい。
Posted by ブクログ 2021年07月15日
p125「その昔、私服を一着も持っていなかった頃の自分を埋め合わせているんですよ。忘れていますけれど」
ある人を彷彿とさせる気になるセリフ。
忘れてたら言えないし、冗談めかしているから作者の遊び?
Posted by ブクログ 2020年11月21日
置手紙シリーズは短編だったり語り部が隠館厄介だったり刑事さんだったりと色々だけど、今回は1つの事件を追っていく王道なパターン。
優良警部も固そうにみえて融通がきくし、原木巡査もさりげなく有能だし、小気味良く読んで行ける。厄介も出すぎると鬱陶しくなるのでほどいい塩梅。
「略)過去を忘れることと、過去を...続きを読む改竄されることは、まったく違います。(略」
作品紹介・あらすじ
『學藝員9010』と称する人物が、ウェブ上に爆破予告を投稿した。猶予は9時間。火薬探知犬と盲導犬を左右に司どる爆弾処理班のエース『両犬あざな』こと扉井あざなが捜査を進める中、容疑者となった隠館厄介の依頼により、忘却探偵・掟上今日子も参戦するが―ー。
忘却探偵の最速の推理をもってしても、このタイムリミットには間に合わない!?
Posted by ブクログ 2020年07月22日
無理のある展開でなく、推理は外れるが、展開を楽しめた。シリーズ上位のできであろう。學藝員9010 その番号の意味を作者は拾っていない。「9010」ってどんな意味?もやもや・・このような取りこぼしは、西尾氏の作品に多い。
Posted by ブクログ 2020年07月06日
『學藝員9010』と称する人物が、ウェブ上に爆破予告動画を投稿した。いつものごとく容疑者となった隠館厄介は、忘却探偵・掟上今日子に依頼する。どこに爆弾が仕掛けられているのか、どうやって爆破するのか、そしてどうやって阻止するのか、少々強引なところもあるが、ぐいぐい読ませる力があった。このシリーズ中では...続きを読む久々にミステリらしく感じた。