【感想・ネタバレ】掟上今日子の鑑札票のレビュー

あらすじ

推理力を奪われた今日子さんのため、相棒・厄介(やくすけ)が奔走!
シリーズ最大の敵にどう挑む? タイムリミットミステリー!

「天井に書かれていた文字。あれを書いたのは私だ」

殺人未遂事件の容疑者にされた青年・隠館厄介。
いつも通り忘却探偵・掟上今日子に事件解決を依頼するも、
その最中、今日子さんが狙撃されてしまう。
一命を取り留めた彼女だったが、最速の推理力を喪失する。
犯人を追う厄介の前に現れたのは、忘却探偵の過去を知る人物だった――。

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1日経ったらどんな記憶も忘れてしまう特異体質の探偵・今日子さんと、いつもトラブルに巻き込まれるフリーター隠館くんの物語。設定自体はもっとも探偵には不向きと思われるのに、それが逆に物語をスピーディーな展開にしていて…凄いです!

隠館くんが今日子さんとどんなに仲良くなっても、今日子さんは絶対に忘れてしまう…
でも、何だか会うたびに距離が縮まっていく(ように見える )今日子さんに萌え要素あり!!!

明らかにされていない伏線も、今日子さんの忘却の謎も、二人の関係性も含めて次回作が待ち通しい新作ミステリー !
(書店員・DO)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

やっと?! 長らく放置されてきた今日子さん自身の話に触れた内容だったけど。何処まで信じて良いのやら。想像斜め行く内容だったし、まともな環境での会話じゃなかったこと考えると、空想じゃないとも言いきれないよね。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

いきなり頭を撃ち抜かれる忘却探偵・掟上今日子さんΣ(゚ロ゚;)一命はとりとめたものの探偵部分が欠落(゜゜;)そして冤罪探偵・隠館厄介が誕生!!というわけではないけれど、今日子さんの過去を含む謎を解いていく(゜o゜)結局、最後はなんだか煙に巻かれた感じが…(^^;)

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2022年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつもの推理もののつもりで読み始めたら、急展開のお話になんだこれ?なんだこれ?とびっくりしているうちに読み終わった。

ぶっ飛んだキャラが出てきて面白かった。

冤罪王厄介くんがじぶんの部屋を整理整頓する理由が納得できすぎて笑った。

沖縄で里井先生が出てきたのも嬉しかった。

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2022年01月30日

Posted by ブクログ

忘却探偵が、忘却探偵でなくなった。
そんな、シリーズの根底を覆すようなシーンから、今回のお話は始まります。

副題↓
・掟上今日子の狙撃手
・掟上今日子の地雷原
・掟上今日子の自走砲
・掟上今日子の防空壕
・掟上今日子の徴兵制
・掟上今日子の終戦日

今回、探偵でなくなった今日子さんの代わりに奔走するのは、隠舘厄介さん。ワトソン君ではなく、探偵の役割を担おうとがんばります。
FBIの捜査官が登場したり、ホワイト・ホースという謎の人物のことを聞いたり、逃亡すべく沖縄に飛んだり。
今回は、記憶をなくす前の今日子さんのお話がちょっと(いっぱい?)出てきますが、結局、本当だったのか、よく分からず。
今回、新たに知った単語は、ギリースーツ。表紙で今日子さんが着用しているもののようです。

このまま、最終回としてお話が終わるのかと心配していましたが、ちゃんと、忘れることを思い出します。

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2021年07月18日

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冒頭の今日子さんの状態や各事件の結末が予想外の展開でいちいち楽しませてもらえる。あとがきによると、このシリーズは折り返したところのようで、楽しみはまだまだ続く。

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2021年06月27日

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表紙はギリースーツの今日子さん? 光にあてると銃弾痕っぽいのがあるが電子版では出てないかも。
掟上今日子の過去。
掟上今日子の狙撃手で、厄介に呼ばれた病室の現場検証中に脳を狙撃され、探偵の意味記憶を失い、
掟上今日子の地雷原で、厄介が踏んだ地雷原をセメントで処理し、
掟上今日子の自走砲で、天井の落書きとともに事務所が壊滅しARの謎をとき、FBIのホワイト・バーチ捜査官にアパートを荒らされ、
掟上今日子の防空壕で、厄介は沖縄日帰り旅行のあと地下書庫を発見しホワイトホースと鉢合わせ、
掟上今日子の徴兵制で、探偵の掟上今日子となろうとするホワイトホース。
掟上今日子の終戦日で、酸素量の調節で厄介を救う。戦場で助けた出版社社員がもっていた推理小説が最初の一冊目であり開始点であった。

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2021年06月05日

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今日子さんの過去が分かる!という帯にドキドキ
結局定かでなくとも本当でも誰も分からない。何方にせよ面白いから構わない。

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2021年05月31日

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あとがきにもありますが、原点なお話でございました。
そして、本を紙で読めることの幸せを感じたのでありました。
して、酸素がない空間では銃から弾は出ないのでしょうか。
前半のナンジャコリャ展開でちょっと戸惑いましたが
後半はこれまでにないスリリングというかワクワク展開で
あっという間の鑑札票ストーリーでございました。
それにしてもいつもながらに言葉の扱いに敬服いたします。

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2021年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うーん
今日子さんの過去に迫った話?
人違い?

人違いなら何となくわかる
羽川翼のように感じたから
結局謎は謎のまま

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2025年06月18日

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掟上今日子の過去が少し垣間見える回。
今回も面白かった。
そしてスケールが大きかった。
掟上今日子シリーズには掟上今日子の相棒が約2人いるのだが、私は隠館厄介の話の方が好きだ。

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2022年08月04日

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今日子さんが何者かによって狙撃され一命を取り留めるも推理に関する「意味記憶」を全て失ってしまう。忘却探偵でなくなった今日子さん、相変わらず冤罪王の危機にさらされまくる厄介。とうとう今日子さんの過去を知る人物が現れる!という今作、いつも通り軽やかにストーリーは運びつつも、今日子さんの過去の話から戦争や読書体験という深い部分が描かれていて読み応えありました。
エンターテイメントが戦争より弱いなんてことはないんだと固く信じる厄介、同じ本を同じ人物が読んでも初期条件だけでいくらでも感想が変わることについて熱く語る厄介、どちらも素敵だったわ(今日子さんの過去についても敵にペラペラ話しまくってたけどな)。酸素って大事。

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2022年07月30日

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今日子さんらしさは無かったが独特の雰囲気など所々に似た所を感じたのがこれはこれで良いなと思ったがやはりいつもの忘却探偵の今日子さんが一番魅力的で良いと思った巻だった。

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2021年08月07日

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シリーズ1番の謎である忘却探偵の秘密、今日子さんの過去を知る人物が出てきて色々明らかになる。まだ気になる部分は残るけど意外すぎる過去に驚き。
ミステリ好きが思わずニヤリとするやりとりがあったり、戦争に触れていたり、好みは分かれそうだけどいつもとは雰囲気の違う特別な回。
このシリーズは第24弾まで続く予定との事なのでまだ楽しめそう。

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2021年07月07日

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今回は厄介くんが大奮闘。
探偵でなくなってしまった今日子さんのために。
冤罪体質は健在で、今日子さんにまであんな扱いをされちゃうとは不憫、不憫なんだけど、くじけないのが大長所。
地雷の一件はどうなるかと思った。
今日子さんの活躍をほとんど見られなかったのがちょっと残念だったけど、過去を知る人物の登場に期待度急上昇。
クライマックス間近か、と思ったら、シリーズ24巻までは続くということで、まだまだ楽しませてもらえそう。
次はどんな趣向でくるのかな。

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2021年04月27日

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今回も厄介回!なんならほぼ厄介!

今日子さんの過去に迫っているようで、迫ってない、、?って感じだった。最後の今日子さんはどっちなのか確かに疑わざるを得ないよね。

ていうか伝言板と五線譜!!!いつなの!厄介たちは解決してる口ぶりだったけど?!笑
気まぐれな西尾さんだからいつか出るのかなー

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2025年09月17日

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忘れることを忘れる。忘却探偵のアイデンティティが失われる。そして徐々に明らかになる今日子さんのルーツ。厄介青年の活躍も見所の今作。今までの忘却探偵シリーズのミステリーと少し趣向の違った物語だった。

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2025年08月05日

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ヤクスケが真理に気づくとき私も同時に気づかされた。

“兵器など遊び倒せ
人を駄目にするのは娯楽より、戦争だろう”

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2024年05月25日

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ネタバレ

 読み終えてまず攻殻機動隊のパズと物語シリーズの貝木泥舟を思い出しました。個人的に好きな題材ではあったのですが★3にしました。

 戦争ゲームが好きな身としては心苦しい内容もありましたが、結果的には胸を張って今後も遊ぼう思えました。とりあえず最後のシーンを3日くらい妄想で堪能しようと思います。

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2022年10月21日

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記憶喪失を忘れるところから、厄介目線で物語が進んでいく。
警備員はどうしていたのか?真犯人はどうして探偵そっくりなのか?本当に入れ替わりはなかったのか?どうやって記憶喪失を取り戻したのか?
なかなか気になる終わり方です。

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2022年08月28日

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主人公が狙撃されるとか事務所が戦車砲で破壊されるとか、荒っぽい展開の割にはストーリーは動かず、厄介の観念的な独白に終始する。

主人公と瓜二つで主人公の元部下という女兵士が、主人公の過去や忘却探偵となった経緯を語る。
素直に読めば大きな秘密が暴露された巻なのかも知れないが、本巻のそれまでの展開に説得力がなさすぎて、刺さらない。

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2022年06月22日

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ネタバレ

今回の今日子さんはいつも以上に忘れてる

最速の忘却探偵こと掟上今日子さんがミステリー用語の意味記憶を最速の推理力を失ってしまう

冤罪王こと隠館厄介が犯人を探して足と手を動かし奔走するが圏外で地雷を踏んで

忘却探偵になったきっかけが明かされる物語

事件発生からの今日子さん狙撃されて意味記憶失うからの厄介地雷踏むまで前半だけでもかなりの急展開で面白い

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2022年01月02日

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今日子さんの直接的な出番が少なく、シリーズの中では異質な展開となってしまった。失礼ながらそろそろネタ切れかなと思う。この後どうなるのか楽しみでもあり、心配でもある。

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2021年11月17日

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ネタバレ

何時もの様に冤罪で捕まった厄介が何時もの様に今日子さんに助けを求め、即解決…と思ったら今日子さんが狙撃され、頭を撃ち抜かれる。命に別状はなかったが(凄すぎる)目覚めた今日子さんは記憶を失わなくなった代わりに探偵である為の知識が失われてしまっていた…。今回はそんな設定なので元々の冤罪事件とか後に起きる掟上事務所幽霊戦車による壊滅事件とかが推理前提ではないので拍子抜け。代わりに今日子さんの過去の秘密が一挙公開。そして「備忘録」の意味にも繋がる展開にもなってシリーズ的には重要な回だと思うけどどうも置いていかれた感が拭いきれない。ラストの今日子さんは今日子さんなのか?はいい感じ。しかし過去エピソードを見ると某シリーズの某委員長と今日子さんは同一人物?時代が合わない気がするんだけど。

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2021年09月19日

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いつのまにか出ている新刊。
ちょっと毛色が違いますが、今日子さんの過去に迫る・・・?のか?
ホワイトシリーズはまた出てくるのかなあ。
全24巻だそうなので、半分は出たことになるんですね。

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2021年08月31日

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今日子が記憶喪失であることを忘れ、忘れることを忘れてしまう。

なんか、治ったのならこのままで良いような気がするんだけど、隠館さんはそれでは気が済まず、元にもどって欲しい様子。(どこが元なのか分かりませんが)

全て覚えてる今日子さんが新鮮な話でした。

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2021年08月15日

Posted by ブクログ

シリーズ13作目。あとがきに拠ると、全24巻の予定だそうで、まだ折り返しなんだ・・・ う~ん、微妙。このシリーズ、毎回いろんなパターンだけど、今回はまあ割とマシな方かな。今日子さんの過去が少し見えてきた。どこまでホンマの話やら分からんけど・・・

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2021年07月07日

Posted by ブクログ

天井の文字を書いた人物がわかるとのことで、ものすごく楽しみでした。
が、話が壮大しすぎて今回はちょっと。
今日子さんの活躍もイマイチ。

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2021年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】第一話 掟上今日子の狙撃手/第二話 掟上今日子の地雷原/第三話 掟上今日子の自走砲/第四話 掟上今日子の防空壕/第五話 掟上今日子の徴兵制/第六話 掟上今日子の終戦日
 正直、忘却探偵の過去が意外すぎてのみこめないし、いろいろ不審はある。が、戦争と平和、本の存在意義についての語りが重く、それが全ての本なら納得できる。
 ところで、警備員の親切守はどこに?

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2021年06月19日

Posted by ブクログ

今回はいろいろあってあまり本に集中できないまま読み終わってしまい、かつ相変わらずまわりくどい文章が続くので、いまいちディテールが記憶に残ってないのですが、このシリーズの不思議なところで、読み終わると何となくおもしろかった感じがするというか、次も読んでみたくなる感じがしました。

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2021年05月13日

Posted by ブクログ

今回のCMはずいぶん思わせぶりな感じでやってたけど、結局のところどうなのはは、わからないまま。ところで親切さんって今どうしてるんだっけ?

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2021年05月08日

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