あらすじ
推理力を奪われた今日子さんのため、相棒・厄介(やくすけ)が奔走!
シリーズ最大の敵にどう挑む? タイムリミットミステリー!
「天井に書かれていた文字。あれを書いたのは私だ」
殺人未遂事件の容疑者にされた青年・隠館厄介。
いつも通り忘却探偵・掟上今日子に事件解決を依頼するも、
その最中、今日子さんが狙撃されてしまう。
一命を取り留めた彼女だったが、最速の推理力を喪失する。
犯人を追う厄介の前に現れたのは、忘却探偵の過去を知る人物だった――。
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Posted by ブクログ
いつもの推理もののつもりで読み始めたら、急展開のお話になんだこれ?なんだこれ?とびっくりしているうちに読み終わった。
ぶっ飛んだキャラが出てきて面白かった。
冤罪王厄介くんがじぶんの部屋を整理整頓する理由が納得できすぎて笑った。
沖縄で里井先生が出てきたのも嬉しかった。
Posted by ブクログ
読み終えてまず攻殻機動隊のパズと物語シリーズの貝木泥舟を思い出しました。個人的に好きな題材ではあったのですが★3にしました。
戦争ゲームが好きな身としては心苦しい内容もありましたが、結果的には胸を張って今後も遊ぼう思えました。とりあえず最後のシーンを3日くらい妄想で堪能しようと思います。
Posted by ブクログ
今回の今日子さんはいつも以上に忘れてる
最速の忘却探偵こと掟上今日子さんがミステリー用語の意味記憶を最速の推理力を失ってしまう
冤罪王こと隠館厄介が犯人を探して足と手を動かし奔走するが圏外で地雷を踏んで
忘却探偵になったきっかけが明かされる物語
事件発生からの今日子さん狙撃されて意味記憶失うからの厄介地雷踏むまで前半だけでもかなりの急展開で面白い
Posted by ブクログ
何時もの様に冤罪で捕まった厄介が何時もの様に今日子さんに助けを求め、即解決…と思ったら今日子さんが狙撃され、頭を撃ち抜かれる。命に別状はなかったが(凄すぎる)目覚めた今日子さんは記憶を失わなくなった代わりに探偵である為の知識が失われてしまっていた…。今回はそんな設定なので元々の冤罪事件とか後に起きる掟上事務所幽霊戦車による壊滅事件とかが推理前提ではないので拍子抜け。代わりに今日子さんの過去の秘密が一挙公開。そして「備忘録」の意味にも繋がる展開にもなってシリーズ的には重要な回だと思うけどどうも置いていかれた感が拭いきれない。ラストの今日子さんは今日子さんなのか?はいい感じ。しかし過去エピソードを見ると某シリーズの某委員長と今日子さんは同一人物?時代が合わない気がするんだけど。