あらすじ
十年前に一度だけ見た星を探す少女――私立指輪学園中等部二年の瞳島眉美。彼女の探し物は、学園のトラブルを非公式非公開非営利に解決すると噂される謎の集団「美少年探偵団」が請け負うことに。個性が豊かすぎる五人の「美少年」に翻弄される、賑やかで危険な日々が幕を開ける。青春ミステリーの新機軸!
2021年4月10日~TVアニメ放送開始!
ABC テレビ・テレビ朝日系列全国 24 局ネット(『ANiMAZiNG!!!』枠)
毎週土曜 深夜2:00
CAST
瞳島眉美:坂本真綾
双頭院 学:村瀬 歩
咲口長広:坂 泰斗
袋井 満:増田俊樹
足利飆太:矢野奨吾
指輪創作:佐藤 元
麗:七海ひろき
札槻 嘘:鳥海浩輔
STAFF
原作:西尾維新
キャラクター原案:キナコ
総監督:新房昭之
アニメーションキャラクターデザイン:山村洋貴
監督:大谷 肇
アニメーション制作:シャフト
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
西尾維新先生の作品の中でも非常に読みやすくて面白いシリーズです。アニメから入って小説を購入しました。西尾維新先生の作品はどれも素晴らしいですが、全巻購入は今までになかったです。だけど美少年シリーズは全巻購入しました。あとは届いた連絡を待つだけです。アニメも続編が出るのを心待ちにしています。
Posted by ブクログ
これまで読んだことのない作家さんで斬新な内容を読みたくて選んだ西尾維新の美少年探偵団シリーズ、人が死なないミステリー。序盤は雰囲気をつかむのに苦労したけど、登場人物のキャラ立ち、ミステリーの方向性が分かった途端に一気読みでした。アニメチックだけど、江戸川乱歩・怪人20面相と少年探偵団のオマージュ的内容でそれを知っているので、さらに楽しめた。依頼人・瞳島眉美の面倒くさそうだけど愛嬌のあるパーソナリティは飽きがこなかった。また、5人少年探偵団の特殊能力には笑った。シリーズ3冊は積んでいるので、早く読みたい。⑤
Posted by ブクログ
この本は「かつて児童文学を読んでいた人」にぴったりな本なのではと思った。作品の中の設定の突飛さとか、雰囲気とかが、上手く言えないけれどあのころ読んでいた懐かしい児童文学に近いような感じがする。
現実的すぎる本に疲れてしまった時も、昔に読んでいたような雰囲気のこの本を手に取ってみるといいのかもしれない。
残念な点
作品の内容に関してではないが、残念な点がひとつ。詳細目次が無い。本編が短めの章に分かれているので、各章のタイトルを目次にしてくれると、読み返して確認したい場所を探し出すのに便利なのだが。
Posted by ブクログ
レビューを見る限りではそんなに好評価されてないけど、わたしにはとても面白かった。西尾さんの小説はこれが初めてだったので、「初心者向け」ではあるのかもしれないけど。
内容は「ミステリー」というよりは学園ものの色合いが濃い感じ。
(かなり)個性的な登場人物たちの繰り広げる軽妙な掛け合いも心地好く、わたしにとっては新刊を楽しみにしている作品のひとつになっている。
とても読みやすい
とても読みやすいというのは、文庫で物量が少なく、サクサク読める。ということで、西尾先生の文章が苦手な人にはやはり、読みづらい作品になってしまうと思います。
私は今作のアニメの1話を観てみました。
それを機に改めて読み返すために電子版で再購入しました。
11冊を纏めた上に、キナコ先生のイラストが載っている。
割引期間の特別価格で、11冊を個別に買う金額より1円高いだけ。
というとてもパフォーマンスの良い商品もありましたが、「1冊読み終えた」という読後感と余韻?みたいなものが薄れそうだと思い、個別での購入です。
アニメが土曜深夜、購入が日曜深夜で、
既読とはいえ会社の休憩時間と就寝前に読み進め、木曜日現在4巻目を読んでいます。
西尾作品は文章量が多く、クセもあります。
アニメやドラマから興味を持った、活字慣れしていない人にもお薦めの1冊です。
私の記憶では、西尾先生は一月に最高3冊出るほど筆が早く、読み手にもスピードが必要です。
無理に他のシリーズに手を出すと「積み本」ができますので、お気をつけて。
Posted by ブクログ
アニメ化ということで再読
瞳島眉美ちゃんの十年前に見た星を探すお話
西尾さんらしい、独特な名前とキャラクター
続きも出てるのは知らなかったので読み進めようかな
美味しい紅茶飲んでみたい!
Posted by ブクログ
実は西尾維新は余り読んでいないのですが、これは楽しかった。特殊能力に秀でた少年たちが集まっているというだけでも楽しい。謎の突飛なところも楽しい。敵役も楽しい。団長が楽しい。こりゃ楽しい。
Posted by ブクログ
いやー。小学校高学年〜中学生が「カッコいい」と思う全てが詰まってるってくらい完璧。古典をカッコよく引いてくるわ、出てくるのは全員美少年だわ、主人公がただのヒロインじゃないわ、最後には「男装して」仲間に入るわ、完璧。西尾維新のすごさを今更思い知る、と同時に、こっちに行っちゃった子はもう(児童文学には)戻ってこないね…。大人の文学の、怪しい世界へ行ってらっしゃい〜。送り出せたことをむしろ誇りに思うべきだな。
Posted by ブクログ
初の西尾維新作品。正直、あなどってました。
10年ぶりくらいのライトノベルということで挿絵があったら外で読むの恥ずかしいな…と思っていたら、なかったので安心してしまいました(笑)
それはさておき、内容の感想。
何を置いても語彙がすごい。なんだこれ。なんの単語だこれ。という言葉がぽんぽん出てくる。文章もテンポが良い。横道を逸れることもあるけど飛び跳ねるよう本筋に戻っていく。
ミステリとしては微妙だけど、個性あふれるキャラクターと彼らだからこその解決法、そして読後感のよさが素晴らしい。すっかりはまってしまいました。眉美ちゃんの今後の活躍に期待しています。
Posted by ブクログ
わりとおもしろい
きっと中学生時代に読んでたら瞳島眉美に自己投影してこじらせてたであろう…
西尾維新を読むのは初めてだったけど読みやすいっちゃあ読みやすいし鬱陶しいっちゃあ鬱陶しい
内輪ネタがウザい
Posted by ブクログ
キャラクターが濃い。そして独特の言い回しや語彙に思わず笑いが漏れる。そんなバカなと言いたくなる物語の流れに、気付けば飲み込まれている。面白かった。
西尾維新作品の系統としては、物語シリーズに近いんじゃないかな?なんて思ったり思わなかったり。
Posted by ブクログ
2作目から読んで途方もない少年たちに呆気に取られたけど、ちゃんと1作目を読んだら素敵なチームの話だった!皆のいいところがわかった!改めて続きを読まなくては。
Posted by ブクログ
さすが、西尾維新。
完全にエンターテイメント。
1、2時間あれば読める手軽さ、強烈なキャラクター、荒唐無稽でありながら小説としてはなんかリアル?と錯覚する展開、ベタで王道、しかしあっといわせる場面もあり。
一生心になんか残らない。
とりあえず今、面白い。
Posted by ブクログ
デビュー作(戯言シリーズ)に近い読み口だけどもっとあっさりしてる!短編だから普段読まない人でも読みやすいなーって思った 西尾維新がぶっ飛んでんのはいつも通り
結構終わり方あっさりしてるなとは思った 麗さんが普通に諦め良いのとかなんかもっと色々してくるんかなと思ってたらあっさり引いたからこんなもんか、とは感じた アニメにはしやすいだろうな...(実際なったし)
キャラクターが立ってていい!いつものこと
作中で創作くんが喋ったの1回だけなの面白いよな
物語シリーズはもっとなんかぐるぐるぐるぐる考えなきゃだめなとことかあるけどこれはドーンズバーン!はい!みたいなスピーディーな感じ 2時間もあれば読める
私は頭使うやつが好きだからもう1回読むことは多分ないと思うけど読みやすくてストレスがないのがよかったです。
Posted by ブクログ
現実的に見せかけて非現実的で、私はんーなるほど!といった読後感にとどまりました。この突飛さは西尾作品の中でも結構珍しいのではないか?いや、めだかや戯言後半のように吹っ切れて書いたと捉えるのが正しいか。
学園ミステリって人が死ぬわけじゃないし何を謎とするのか?って感じで、結構作家それぞれの個性が表れるところだと思うんですが、さすが西尾維新というか、この「謎」の着眼点はとても面白かったです。
さてどう語るべきか…
さてどう語るべきか…
本書に普通の探偵物のような推理を求めるべきではありません。
少なくとも、この巻ではそのような物は期待すべきではありません。
そういうのは掟上今日子シリーズに求めるべきでしょうか…
この本は探偵団の少年達、否…
“美”少年達が鮮やかに、華麗に、美しく、事件を推理し、解決に導くような作品ではありません(今のところは少なくとも)。
これは物語の冒頭で語られる通り、瞳島眉美が夢を諦めるまでの物語。
本書をどう捉えるかは本当に微妙です。
個人的には探偵物には付き物の、推理を求めて購入したので、出鼻を挫かれた気もします。
ですが、そこは西尾維新の書く物語、一癖も二癖も有る登場人物たち、そして軽妙な語り口など観るべき物は沢山あります。
結局の所、この物語を是とするか、否と断じるかは個人個人の裁量による所が大きいでしょう…
そして私個人としてはとりあえず保留でしょうか…
西尾維新という稀代の作家への期待は大きいので、今後化ける事を祈るのみ…
という訳で、この巻の評価は風変わりな登場人物と、軽妙な語り口も有り★3つとさせて頂ききます。
今後、化ける事を祈ってます。
Posted by ブクログ
突飛なタイトルであるが、モチーフや各章タイトルから想像できる通り、中身は江戸川乱歩の少年探偵団シリーズのオマージュである。オマージュ、と言ってもそこは西尾維新であるため、著者らしい独特の仕掛けが随所に施されている。メインキャラクターである5人の美少年は、どれもキャッチーで掴みやすいキャラクターをしており、やや記号的であるもののイメージしやすく、依頼人含めて6人という一場面の出演にしてはやや多い人数を、強烈なイメージ喚起で綺麗に交通整理しているのは素晴らしい技量であると思う。前半の推理パートは「星を探す」という依頼にやや退屈さを覚えたものの、中盤を境に事件のあらましはガラッと変わり、依頼人の少女の世界を揺るがす大事件へと直接リンクするのは非常に面白かった。真相の種明かしが終わった後半は少年探偵団らしいトラブル解決の活劇ものになっており、謎の組織まで出てくるという大盤振る舞いである。〆方はややこじんまりとしているものの、広げた風呂敷や伏線の収束はかなり美しい。よもやすれば荒唐無稽な話を、アクロバティックな筆運びと強引な語り口でどんどん現実化させていくさまはますます磨きがかかっていると言えよう。次回も楽しみなシリーズである。
Posted by ブクログ
初手から突拍子もないネタ。(^^;
サブタイトルもちゃんと意味があるってところが良い感じです。
軽めのキャラクター小説だと思って読んでいると、意外な事件の大事さにビックリする感じですね。
探偵団もそれぞれに特長を活かしてしっかり活躍しているし、今後の展開が楽しみなシリーズです。
……、で、これも後半になると西尾節が出てきちゃったりするんだろうか。(^^;
Posted by ブクログ
きみだけに 光りかがやく 暗黒星
西尾維新作品の中でも文庫サイズだし薄めだし、
かなり読みやすい。(常識人寄り←笑)
西尾初心者におすすめしたいな〜
内容はわりと普通。
キャラクターの強さでほぼ内容が構成されている。
なんだろう…一言で表すと「劇場感」が強い。
舞台の上で少年たちが……あ、失礼、美少年たちが演技をしているのを見ているような、大袈裟感がある作品。
(褒めてます。まぁ西尾先生の作品なので今更指摘するまでもないのだが…笑)
ぼやき:
眉美ちゃん可愛い〜〜〜〜
そして袋井満くん超か〜〜わいい〜〜〜〜〜
はい、でも推しは創作くん。
キャラデザまじで可愛すぎ。
咲口くんのキャラデザも相当可愛いけど、彼はロリコンなので創作くん推し。
読みやすさ☆☆☆☆☆
西尾維新感☆☆☆☆
Posted by ブクログ
校内のトラブルを解決すると噂の五人組と、彼らに内心で突っ込みを繰り出す十年前に見た星を探す中二の瞳島眉美。美声の三年連続生徒会長、天使長的可愛さと美脚の肉食少年、風刺が強い美食コック、美術の無口少年、美学の小五郎が子供ということを忘れる立ち方で、お陰で危険な大人たちとのやり取りも違和感がなかった。
Posted by ブクログ
久しぶりに西尾維新読みました。相変わらずの独特な言い回し(若干おとなしくなった?)を楽しみながらもあまりストーリーは気にしてなかったが読み終わったら不覚にもおぉと思ってしまってさっそく次巻が読みたくなった。#講談社タイガは1冊が短いのでゴッテリした長編のあとにサクッと読むのに最適ですね。
Posted by ブクログ
美少年探偵団シリーズ第一作。
謎解き要素も多少あるけれど、ミステリーというより探偵活劇といった趣き。美学を語る団長の話し方が、古き良き探偵たちの傲岸さを彷彿とさせて、読んでいてニヤニヤさせられる。
Posted by ブクログ
私立学校に存在する美少年のための探偵団のキャラクターは個性があって面白かった。
ただ、瞳島眉美の見た軍事衛星の核による撃墜を巡って大人たちと戦うのは現実的ではなかった。
小説なんだからフィクションだけど、核融合とか現実のものが出てきて、変なリアリティが出た。
大人たちが眉美のことを諦め、眉美が男装して美少年探偵団に入るのは、乙女ゲーや少女漫画っぽかった。
Posted by ブクログ
去年から積んでいた美少年探偵団シリーズを消化にかかる2017年正月。
子どものころ、見上げた空の一瞬の瞬きを忘れずに宇宙飛行士になることを夢見た瞳島眉美は、その夢をあきらめる日に校舎の屋上で星空を眺めていた。
「探し物かね?」
誰もいないはずなのに声をかけられ、驚いた悲鳴が絶望的に可愛くない私。
「そうだとすれば、この僕は手伝うにやぶさかではないよ」
こうして、指輪学園にまことしやかに流布する噂、美少年探偵団に関わることになってしまった。
子どものころに見た瞬きを一日にして解き明かす探偵団。しかし、それは眉美にしか見ることができないものだった。
彼女を追う犯罪集団「トゥエンティーズ」、連れ去られた眉美を探偵団は奪還できるのか。
というわけで新シリーズです。最近読む小説はシリーズものばかりが床に積み重なっていく。消化不良だ。
キャラクターが西尾維新らしい。
とはいえあまりパンチが効いた面白さがまだあまりない。
とりあえず、シリーズあと4冊重なってるから次巻以降に期待。
Posted by ブクログ
番長から生徒会長までタイプの違う学園の有名人が集う美少年探偵団!それぞれの特技を生かして軽やかに依頼を解決するのを楽しんだけど、星を探すという依頼とか真相判明してからの活劇ぶりとか、漫画的で充分派手なのになんか温いと思うのは他のシリーズの人外っぷりに毒されているせいか?でも他も一話目は大人しかった記憶あるなー。
Posted by ブクログ
どうしてももう一度見たい
そうじゃなきゃ夢が終われない
シリーズ一作目、早いペースで刊行されている。
さらりと読める正しく「ライトノベル」
語り部女の子が妙に斜に構えているようだけれど続く話では美少年たちにフォーカスが当たるようで楽しみ。
シリーズ追いかけていくので「今読んでる」状況で
Posted by ブクログ
10年前に1度だけ見た星を探す少女
彼女の探し物は、校内のトラブル解決(実はいちばんのトラブルメーカー?)の「美少年探偵団」が請け負うことに
5人の美少年たちがそれぞれキャラ立ちがよく
魅力的なのは、さすが。
西尾維新の作品としては、軽めで読みやすいかも
Posted by ブクログ
「同様に、きみが十年間、星を探し続けていた日々も決して、無駄ではない――それゆえに出会えた、僕たちが決して、無駄にはしない。きみは必ず報われる。たとえその星がなくとも、だ」
(P.163)
Posted by ブクログ
新しいレーベルでの西尾維新1冊目・・・めっちゃライトノベルテイストやん。普段の西尾維新好きの人たちにはどうなんだろうか??
てか、この新レーベルは講談社版電撃文庫なのか・・・?