あらすじ
晴れて美少年探偵団の新メンバーになった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。団長・双頭院学の召集により美術室兼探偵団事務所の改装を手伝うはめになる。しかし、天井裏から発見された三十三枚の絵のおかげで作業は一時中断。描いた主も分からない奇妙な絵画は七年前に学園で発生した不可能誘拐事件に結びつき……? 美しい事件に、より美しい解決をもたらす美少年シリーズ第三作!
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凄く好きなお話。西尾維新先生の美少年シリーズは読んでいて苦にならない。寧ろどんどん次の巻に手を伸ばしてしまう。だから1日で買ってあった5巻まで読んでしまいました。続きは書店に届いたら直ぐに読みます。アニメも凄く綺麗で面白かったから、正直に言えばもっと続いて欲しかった。続編のアニメはずっと待ち続けます。
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屋根裏の美少年、てっきりタイトルから、屋根裏に潜んでた美少年新たに登場かと思ったら全然違った…。今作は珍しく学園内のお話で、面白かった。何となくトリックは見えていたが、読んでいくとまぁ、予想通りだったかなと。そして今回は創作くんがよく喋る(?)巻!創作くん好きには朗報。それにしても、札槻くんもこれからどう関わってくるのか楽しみだ。
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屋根裏で宝探し。と思ったら謎の絵画を発見。美術室だから不思議ではないのだけれど、誰がなんのために書いたのか。それぞれに推測を持ち寄るようにとの宿題。美少年探偵団は宿題が多いことに気づいた。今回も、それぞれの美少年が活躍して、まゆみも探偵団にとけこんできている。前作で登場した札槻嘘も登場するのが嬉しい。さらに、過去、指輪学園で美術を教えていた人物も登場。かなり面白いキャラクターで、これからも登場してほしいところ。
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西尾維新作品の中でもかなりライトな感じの作品。
今回は江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』を下敷きにしての作品。といってもそちらは知らなくても十分楽しめる。
『パノラマ島美談』への期待が高まるような表現がちらほら見られて今後のシリーズ展開がどのようになっていくのか楽しみになりました。
ただ一つ、オチがあまりに予想通りだったので、その点だけは西尾維新作品らしくないなと感じました。
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西尾維新先生の文体が相変わらず面白くて大好きです
それにしても、大きな講堂の絵。上描き説が1番最初に思い浮かびそうですが、会長の「すり替えられた」の一言でミスリードされてしまったのでしょうかね…?
指輪くんの数少ない発言が聞ける良い作品でした
次作を読むのが楽しみです
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今作も面白かったけど、やっぱりちょっと物足りない。
前作でも同じような感想になってしまったけど、もっとボリュームアップしてほしい…できるはずなのにあえてしていないんだろうなとは思うんだけど(若者向けだから?)それでももっと団員たちが活躍する姿を見たいなあ。
さておき簡単な感想。
前作の敵(?)ふだつきくん再登場。今作でなんだかすっかり好きになってしまった。次回も出てほしい。将来的にめちゃくちゃいい男になりそう。
あと眉美ちゃんのひねくれっぷりに拍車がかかっているような?1巻のときのほうが好きだったな。
それから天才児くん、天井に絵を描いた理由がとっても可愛い。いつかもっとおしゃべりしてほしい。
次巻も楽しみに読もうと思います。
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美少年探偵団が部室にしている美術室の屋根裏で見つかった
33枚の絵画。
名画の模写だが人物がすべてとり除かれている。
謎に取り組む間に、さらに講堂にかけられた大絵画「講堂の中の講堂」は7年前に絵の中の生徒がいなくなったという謎が新たに判明する。
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知ってたはずなのに。
ほんと立て続けに読むと胸焼けするくらいのライトノベル。
ページ数はそこまで少なくないのに軽い短編くらいの印象。それでも胸焼けさせるのだから、流石西尾維新。
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謎そのものはわかりやすい感じで、今回は主人公が美少年探偵団の真の一員となるお話。得意のメタ発言や辛辣な心の声が楽しすぎる。ラストは単純に感動する。うまいこと締めてくれました。
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こうやって少年(と少女)たちが集まってわちゃわちゃするの、やっぱりすきだなー。
謎解きが強引でも、予測がついたとしても、私はこのわちゃわちゃ感がすきだなー。
それぞれのキャラがどんどん魅力を増していく。
仲間になってきた雰囲気もかわいいよ。天井の絵の理由になんだか嬉しくなってしまった。
今後もわちゃわちゃやっていってもらいたい。
(ただどこまで続くんだろ…。
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屋根裏の美少年。タイトルからあの有名なミステリを想起させられる。本作は美術室の屋根裏から、三十三枚もの絵画が見つかることから謎が始まる。日常に潜む謎。それを鮮やかに魅力的なキャラクターと共に描く本作。
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読みやすい。
回りくどく、含みをもたせた言い方が多い印象。
人物が抜けている絵画だとわかったとして、その絵画が誰の絵画だとかわかる人そんなにいます?
自分は絵画に詳しくないから誰々の
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美少年探偵団の一員となった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。団長の招集で美術室兼探偵団事務所の改装を手伝っていると、天井裏から三十三枚もの絵が発見された。
有名絵画から人物を排したその奇妙な絵画に秘められた謎とは……?
「美少年探偵団」シリーズの三冊目。
今回は探偵団事務所(美術室)で見つかった絵と、それに関係すると思われる過去に学園で起こった「不可能誘拐事件」の謎を追っていきます。
美術に関する謎というだけあって、「美術のソーサク」こと指輪創作くんにスポットのあたる巻。
「謎」として考えると結論は読めやすい気がしますが、少しずつ少しずつ、眉美と探偵団たちの絆が深まっていく感じが良いなと思います。
推理と言えば推理かな…?
今回は珍しく、推理と言えば推理かな…?
ただ、正直に言って三十三枚の絵画の方はともかく、『講堂の中の講堂』の方は簡単に解りそうな物だけど…
しかも、またもや視力チート…
そんなのなしでもたどり着けよ…
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33枚の人間のいない名画の模写の謎を解く.中学の部活動のノリで(トップは小学生だけど)美しく楽しく,意外と深く思いやりながら,人間関係がこんがらがっていく.ニヤニヤ面白い.
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事務所な美術室の天井に絵を描き始めた所天井裏から発見された人物不在の絵画たち。眉美以外は団体の手足的に個性を受け止める読み方になる。個人的に著者が巻を重ねると陥ると思っている、隅々まで満遍なく描こうとするあまりの薄く伸ばした感、冗長感がまた来てしまった。二巻は凝縮されているように思ったんだけどなあ。
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「あれは、人間を描かなかったんじゃない」
と言った。
これまでのしきたりを大胆に破る、ひとつの事件内における、無口な彼の二度目の発言だった。
「神を描いたんだ」
(P.187)
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ここまでのシリーズ三作の中で一番好きでした。自分が美術作品が好きだというのもあるかもしれませんが…。何だかんだで、美少年探偵団がそれぞれマユミを気にかけている様子が見えて微笑ましかった。謎も前二作より現実的で想像しやすかった。
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美少年シリーズ第3弾
晴れて美少年探偵団のメンバーとなった主人公
男装しながらだけど(笑)
根城にしている元美術室の天井裏から見つかった
33枚の絵の謎
最後にできあがった天井絵は・・・
主人公が仲間として定着していく感じがほほえましい。
不良君がいい味だしてるし(笑)
Posted by ブクログ
シリーズ三巻目、秋田へのグルメ鈍行列車旅中に一気読みのもよう。
美少年探偵団の天才、指輪創作は脚立の踏面を背に当てて器用に天井画を描いていた。
ある部分に差し掛かり筆を当てたとき、天井が外れた。
天井裏のスペースには絵画が33枚残されていた。
その絵画のモチーフには見覚えがある。それが何かと気が付くと、名画から人だけを抜き取った背景画であることに気が付く。
その絵を描いた人物は芸術家然とした破天荒な元教師で、最期には指輪学園から追われることになる。
その元芸術教師さ最後に言い残したのは「全校生徒を誘拐する」という脅迫めいた言葉だった。
今巻で元美術教師の永遠井先生が登場。またパノラマ島で出てきます。
ぶっちゃけまだあまり面白みを感じないのだが、感じないのだが...。
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前回、他校へと赴いた感じからすると、校内と眉美ちゃんの帰宅路だけで、多少地味なイメージ。
しかし、札槻君が現れてみたり、創作くんがややフューチャーされてみたりと、いつも通りに面白い。
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【気に食わない。何がって食い物じゃないから】
はっきりいって、ずるい商売ではないだろうか。作品を売るにあたって、もちろん書き下ろしであることには代わりがないのだけれど、一つの作品を五等分にも六等分にも分けて売るのはどういった理りだろうか。
もちろん稼ぎ頭であるとはおもう。でもだからこそ、言葉汚くなるがこんなSSみたいな量を小出しにするよりも、ガツンと読み応えのある1冊を出して欲しい。
こんな短くて軽い作品を評価できますか?回想と戯言と改行と、西尾作品が好きだからこそ憎いです。これじゃ定価じゃ買えない。(買ったけれど)
ある程度売れて速さが魅力の作家さんなのはわかりますが、もう少しだけ考慮していただけると読者にありがたいです。
だったら、買うなと言われたらその通りなんですがね。
Posted by ブクログ
美少年探偵団が活動拠点としている、学園の美術室の天井裏から発見された三十三枚のカンバス。いずれも古今東西の有名な絵画の模写だったが、どの作品にもオリジナルからは欠けているものが。更に調べを進めると、七年前に学園で発生した不可思議な事件とも繋がりがあるようで……。
果たして七年前の事件の真相は。作者が天井裏にカンバスを隠した理由とは。そして密かに眉美に接触してきた意外な人物とは。探偵団より先に真相にたどり着くことができるか!
美しくあること、少年であること、探偵であることが団則の探偵団が、目の前に現れた謎に立ち向かうジュブナイルミステリー、三作目。
カバーは天才児くんと生足くん。生足くんの生足にどうしても眼が吸い寄せられる私はHENTAIか?
事件の真相はNHKで放送されるアニメのように健全で「美し」かった。話の展開、そして真相に「弱さ」を感じる人がいるかもしれないが、読書歴が浅く、この世の美しくないものを見聞きした経験も浅い"少年"ならば、もしかしたら「弱さ」ではなく「美しさ」を感じるかもしれない。
本筋以外だと、ヒロインのバス停でのエピソードがなかなか少女漫画っぽいロマンスが。ただヒロインも作者もひねくれまくってるから、そう簡単に恋愛ものには行かないんでしょうね。
そしてコントにメタネタと、話が進んでいくごとに西尾維新の趣味が強くなってきている。次巻では更にコント枠が多くとられるかな?