西尾維新のレビュー一覧
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大胆な試みに敬意を表したい。
眠ると記憶がなくなるという大変に無理な設定をあえて推理小説に組み込んだ という大胆な試みに敬意を表したい。推理小説のコミカライズは細かいトリックや伏線を仕込むのにはやや無理があることが多い。しかし、この作品は前提条件が「一日で解決しなければいけない。」なのであまり込み入ったプロットは使えないのがかえって幸いして、分かり易い展開になっている。やや物足りないともいえるが。
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結局は最後まで読んだ
無料公開部分を読んだら、やっぱり最後まで読んでしまったほど面白かった。物語の展開も登場人物たちにも惹きつけられた。娯楽性には富んでいるので、好きな人は好きだと思う。
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面白いといえば面白い
続きが気になって、あっという間に読んでしまった。つまり面白かった。間延びすることなく、物語の展開にも登場人物にも惹きつけられた。ドラマを映像で見ている感覚に近い。だから、読者として立ち止まっていろいろ思索はするべきではないのだろう。また振り返ってもいけないのだろう。私の好みでは星3つ。娯楽性でいえば星5つ。平均で星4つ。
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試食するみたいに
異なる作者さん達の短編漫画集。試食するみたいに、それぞれの味をちょっとずつ楽しめます。
『恋ある道具屋』が好きでした。
『どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い』は、願いの案とその否定がずらっと書かれたページがあった。ネガティヴな否定も、ちょっとズレた否定もあり、面白かった。(p.178〜179)
『友達いない同盟』は、生還フラグの話が印象的だった。本や映画に詳しい人たちに、思いつくフラグはあるか、聞いてみたくなった。(p.225)