西尾維新のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
美少年探偵団シリーズ最終話、後編。
眉美の失明と引き換えに、見つめられたことで我に戻った美少年探偵団たち。
彼らはパノラマ島からの脱出を胎教委員会不名誉会長と三日三晩の激論を交わしていた。
不名誉会長曰く、全生徒を出身校に戻す方法を考えてほしいという、なんとも無責任な話を押し付けるが、それを団長が受けてしまう。
全国から寄せ集めたエリートたちが、集団凡庸化してしまう結末をどうにか収めろという。
彼らエリートが、挫折を乗り越えてそれぞれの場所に戻る手立てがあるのだろうか。
これは美少年探偵団、最後の結束と、そして団の解散の物語。
これにてシリーズおしまいです。
西尾 -
Posted by ブクログ
大学生の暦と、余接の話。
って、大学の先生に頼まれて、その自宅にいって…。
なかなか無茶苦茶な展開なのだけど、まあ、このシリーズなので有りか。とはいえ、全く展開がよめない。つか、そもそも依頼した人間にさっさと確かめろよ、と思うのだが。
まぁ、その辺がなんでもしょいこむ暦くんって所以なのだろう。
で、非常に後味が悪いです。
悪すぎて暦くんが心配。
もうそれは、うっかり足を入れてしまった泥沼、いや、泥じゃなくて、重油の沼って感じがする。彼は、これをぬぐいきれることが、この先できるのだろうか?
なので、撫子にバトンタッチ。
まぁ、撫子も相変わらずといえばそうなので、そんな -
購入済み
いろんな作家を見られる
この本の良いところ:
・いろんな漫画家の作品を読むことができる。マンガに詳しくない人は、お気に入り作家を見つけるきっかけにもなるかも
・西尾維新らしい、ひねりがあって「うまい!」と言いたくなるお話。
・いろんな人がマンガ化していることで、西尾維新の個性というものが浮き上がってくる -
購入済み
会話の掛け合いが面白い
アニメ版を良く見ていたので興味を持ち小説を購入しました。会話の文章や主人公の語りが多いので、読みやすく読書がサクサク進みます。会話のテンポの良さ、掛け合いが楽しいです。アニメを見た時すごい速度で字幕が流れ、ビデオを巻き戻しスローで再生を繰り返した経験がある私としては、小説で再確認出来て良かったです。