西尾維新のレビュー一覧

  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

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    ネタバレ

    ドラマを見てから、今日子さんの声や映像が
    全部新垣結衣さんで脳内再生されるようになりました。
    異質なのに可愛いけれどサバサバしているという今日子さん、
    新垣結衣さんが演じてくれたのははまり役だったなと
    改めて思います。

    ミステリーとして秀逸かと言われたらそうではないかもしれませんが
    読み物としてとても楽しいです。
    テンポも良く、あまり難しいことを考えずさらっと読めると思います。

    シリーズが進んでいるからこそできる
    「その人にアリバイ求めても駄目だよ!」と読みながら犯人に同情してしまう話運びや
    洋服のブランドをひと目で気に入り一揃い買ってしまう
    という普通の女の子みたいな今日子さんが見られて

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    2019年02月25日
  • 少女不十分(3)

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    ネタバレ

    道から外れても面白おかしく生きていく事ができる、という主題と乾いた雰囲気が凄くマッチしているんですよねぇ
    読後感も爽やかで気持ちいいです。

    ただ、全3巻は長かったようにも。
    でも無理に短くしたら最後が軽くなる気がするし、難しいですねぇ

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    2019年02月17日
  • 終物語 (中)

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    ネタバレ

    前に途中まで読んでて、積んでた本。この間出た本だと思ってたのに気付いたら5年前……時の流れの早さが怖過ぎる。

    大好きな羽川さんの猫物語の裏側で起きてたこと。まぁ話としては可もなく不可もなく。あんまり好きではない神原のことを少し好きになる話。一番目も二番手も気持ちがわかる少女の真っ直ぐすぎる行いが忍を少し動かしたも思うと温かい気持ちになる。

    臥煙さんまで忍野の親族だと言い出して。みんな忍野と親族になりたすぎ。その点でも忍野扇は気に入らないな〜。実際に姪っ子だったらすみません。そしたら忍野の親族関係を細かく教えてくださいお願いします。

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    2019年02月17日
  • 刀語 第六話 双刀・鎚

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    雪崩のくだり全然気づかなかった。
    アニメの表現も絶妙だった気がします。
    この状況でなければ今までで一番勝ち目がなかったのでは。

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    2019年01月20日
  • 刀語 第七話 悪刀・鐚

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    かなり明確に七花に人間性のようなものが生まれている巻。七実お姉ちゃんも似たような環境で育ったはずだけど、いつの間に情緒を身につけたんろうか。見稽古?
    刀の意外な使い方。

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    2019年01月20日
  • 忍物語

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    決死にして必死にして万死の吸血鬼、デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスター来日。   
    前もどこかで出なかったっけ? もう覚えてないや。   
    全裸のうつくし姫は是非ともアニメで見たいものです。     
    所々に他作品のメタネタが割り込んでくるが、刀語に懐かしさを覚えたり、りすかを出す気があるのかないのかゆさぶられたり、って言うか自分でりすかのことに触れてくるとは思わなかった。りすかのインパクトが強すぎて全裸のうつくし姫も後輩女子たちのパジャマパーティもかすんでしまうね。   
    あとはみんな大好き老倉さんの出番がこのシーズンでちょくちょくあるようだと私が喜びます。

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    2019年01月06日
  • 宵物語

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     大学生になった暦。
     で、相変わらず巻き込まれる。というか、巻き込まれにいく。

     後輩から、友達の妹が行方不明だという話をきいて、探し始める。

     …物語シリーズは、ふいに生い立ちがどうしようもなくかわいそうな子がでてくるので、びびる。 
     でもって、それが子供ゆえに、自分の立場や境遇がひどいってことに気づいてないことが多くて、切ない。もっとも、気づいたところで、子供ゆえの無力さでどうにもできないのだけど。

     思えば、羽川ですら、あの家庭環境に甘んじていたわけだ。
     そして、それをどうにもできないジレンマに猫になり、打破するしかなかった。
     あの、聡明で行動力のある羽川ですらだ。

     暦

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    2018年12月29日
  • 美少年М

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    クズクズ言われてる主人公のM美さんですが、言うほどクズか?と思ってしまうのは、私自身がさらにクズな証左でしょうか。     
    それにしても結局最終的にいったいどんなM計画が出来上がるのか、気になりますね。

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    2018年12月22日
  • 十二大戦対十二大戦

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    前作のスピンオフ?パラレルワールドで干支の十二人が星座勢十二人と闘うおはなし。
    双方大いに闘って、、、啄んでころされたい

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    2018年12月17日
  • 掟上今日子の推薦文(単行本版)

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    ネタバレ

    今日子さんが忘却探偵であることを読者は知っており
    登場人物の方が知らないという状況を楽しめるのも二作目ならではだなと思いました。
    もちろんこの本から読んでも普通に楽しめるのも良いところです。

    推理小説ですが、人は死なないしちょっと無茶のあるトリックが出てくるようなこともなく
    淡々と読み進められます。

    ドラマも好きで見ていましたが、新垣結衣さんがはまり役で
    小説を読んでいても全部新垣結衣さんのビジュアルと声で再現されるようになりました。
    ドラマでは都合上依頼人は厄介さんでしたが、小説版では親切さんという警備員さんが主人公です。
    記憶を無くす設定が生かされていないという声もありますが
    その設定

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    2018年12月04日
  • 宵物語

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    八九寺真宵が神として活躍し神になりきるお話。

    両親に絶望し死に向かおうとする子どもへの言葉に八九寺真宵だからこその力が宿っていた。
    撫子に対して伝えた言葉にも八九寺真宵らしさがあった。

    八九寺真宵が活躍する話は愉しい。
    このシリーズは贅沢だなぁー。

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    2018年12月02日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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     忘却探偵、掟上今日子シリーズの4作目。

     冤罪体質の主人公、隠館厄介。厄介の名が体を表すとばかりに次々と災難が降りかかる。何か災難がある度に、有能な探偵、掟上今日子に世話になっている。掟上今日子は、依頼を受けた仕事はその日のうちに必ず解決する。なぜなら、記憶を一日で失ってしまうからだ。
     隠館厄介は仕事場の古書店が入っている雑居ビルから外に出たとたんに、屋上から投身自殺する女子中学生の直撃を受ける。
     厄介は辛くも命をとりとめ骨折ですんだが、女子中学生の方は意識不明で生死の境をさまよっているという。
     女子中学生がなぜ自殺を図ったのか、その一因に関わっている理由から、掟上今日子に依頼するこ

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    2018年12月02日
  • 美少年М

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    2018年124冊目。単体でもクズの破壊力は抜群。クズの話でこんなに心動かされるなんて。ただ、流石に本編が短過ぎるなぁ。個人的には短編は短編で一纏めにして欲しい。

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    2018年11月27日
  • 緑衣の美少年

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    リーダーの作った作品が美しすぎて、美少年パワーに触れ伏すのでありました。

    あの美しい作品をまゆのために作ったというのがたまらない。その心意気が美しすぎて拝んでしまいそう。
    パノラマ島美談においてもそうだったけど、西尾維新、文章で芸術を表現するの上手すぎでは。

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    2018年11月26日
  • 美少年椅子

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    ツイートそのままはりつけ(横着…笑)

    心底キャラクターが良すぎる。みんな個性的でいとおしい。あと西尾維新ほんと文章のテンポがいい、使い方によってはくどくなる言葉もスラっと読ませるのすごい。前巻から続いてさらに次巻へ続く。毎回ボリューム足りないって言ってたかいがあった(笑)

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    2018年11月26日
  • 美少年探偵団(4)

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    『屋根裏の美少年』。
    大きな絵のイメージは、原作だとぼんやりしていたので漫画で具体的に提示されるとなるほどこういう感じなのかと非常にわかりやすい。
    ラストのエピソードがベタながら非常に好きだ。

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    2020年12月01日
  • 刀語 第七話 悪刀・鐚

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    予告されていた展開とはいえ、とうとう西尾の本骨頂というところでしょうかね。
    姉弟対決の詳細とか、とがめさんの作戦とかも、いろいろ読み応えあったけれど、やっぱりお姉さんの最後の一撃のくさりが西尾らしく相変わらず涙を誘います。
    前巻に予告があったから良かったものの、予告無しで読んだらショックだったろうなぁ。

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    2018年11月12日
  • 傷物語

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    ここ最近では非常によい吸血鬼物だったのではないかと。
    旧来の設定に乗っ取りながらこういう話になるとは思いませんでしたね。
    二転三転する終盤の盛り上がりがとても良かったです。
    そうか、前日譚として、こういう話があったから、主人公がああいう性格になったのだなぁとしみじみと思える作品でした。

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    2018年11月12日
  • 宵物語

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    いやあ真宵は良い神様やってるんだなあ。
    なんか嬉しくなったよ。

    物語的にはかなり悲惨な境遇の子供キャラが登場する今回。
    こういう展開は物語シリーズ的に久々だなあと思った。
    最近は既存のキャラの掘り下げ的なお話が多かったからね。
    だから久々に新しい怪異の登場でなんだか初期に戻ったような印象だ。
    暦が昔できなかったことをやり直そうとしていることにも関係しているのかな?

    ハイライトはやっぱり真宵が紅孔雀ちゃんの言う事を全肯定してあげる場面。
    読んでてぐっと来てしまった。

    そして撫子ちゃんはもしかしたらシリーズ最強能力者になろうとしているのか?(笑)
    次巻(かな?)での派手な活躍を期待している。

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    2018年11月09日
  • 傷物語

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    アニメ「化物語」の第1話冒頭に一瞬だけ、前日譚である本作品のダイジェスト映像が流れる。
    私は、羽川のパンツが見えてしまうシーンしか記憶になかった。きっと同士は大勢いるだろう。
    などという私は、この「傷物語」(来年劇場版公開)が気になり、初めて西尾維新氏の原作を手に取った。
    講談社BOX文庫は、通常のラノベと異なり、イラストはボックスカバーと冒頭のイラストのみである。
    絵師さんは、台湾の方だという。知りませんでした。
    文章も二段組みと珍しい体裁である。
    作風は、非常に読みやすい。ほとんど雑談、冗談(文字あそびが多い。アニメ化しにくいw)が多い。
    しかし、主人公の一人称スタイルで内省するポイントも

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    2018年10月29日