林望のレビュー一覧

  • リンボウ先生の書斎のある暮らし~知のための空間・時間・道具~

    Posted by ブクログ

    副題に「知のための空間・時間・道具」とある。 リンボウ先生版の「知的生活の方法」です。 渡部昇一先生の「知的生活の方法」と合わせて読むと面白いと思います。 PCを取り込む書斎、のあり方は何かと参考になるのでは?

    0
    2009年10月04日
  • 知性の磨きかた

    Posted by ブクログ

    読書の幸福(P100〜P173)

    ○読書っていうのは、そういうときに、ここにカッコをつけて

    強調したいんだけど、「その人にとっての意味」があると思う

    んですね。(P105)

    ○どんなものであれ、そのひとにとってモティベーションがある

    のであれば、その本の存在価値はある。(P107)

    ○内的動機なき読書を押しつけるということはね、こういう

    鼻持ちならない人間を育てる可能性すら内包しているといわざる

    を得ません。(P111)

    ○だから、私は、内的動機のないところに、課題図書だの読書

    感想文だのというような制度的な形で、やみくもに本を与える

    ということは、そういう危険をはらんで

    0
    2009年10月04日
  • リンボウ先生の閑雅なる休日

    Posted by ブクログ

    英国式スローライフの味わい。エッセイ集。「田園へ」「暮らす」「旅へ」「歌う、詠う」「ノスタルジア」の全5章。

    0
    2009年10月04日
  • リンボウ先生のへそまがりなる生活

    Posted by ブクログ

    変人大好きです。野球、メンコ、運動会に修学旅行…。幼いころから、“子供が好き”とされていることに、なにかと「ああ、いやだなぁ」という気分になったというリンボウ先生。長じるにつれ、飲酒、煙草、カラオケ、ゴルフ、テニス、電車、旅行、会議、お節介、無神経、怠け者と、「いやな感じ」のするものはますます増えた。そんな「いやな感じ」のするものに、言葉の槍で一矢を酬いるエッセイ94篇。

    0
    2009年10月04日
  • すらすら読める土佐日記

    Posted by ブクログ

    「男もすなる日記といふものを、女もしてみむ、とて、するなり」
    冒頭の有名なこの文章を知っているくらいで、恥ずかしながら土佐日記をちゃんと読んだことはなかった。

    高知に行くことになり、思い立って読み始めた。

    まず、とても読みやすい。本文、現代語訳、そして林望先生の解説がある。
    ふむふむと思いながら頁を進めたり戻ったり。
    林先生の解説がとてもわかりやすい。

    古典を読むと思うのは、千年前の人も今と何一つ変わらないということに気が付かされる。
    紀貫之のセンスの良さ。この虚構日記のユーモアたるや。
    千年前の日本人、やるじゃんと思ってしまう。
    (当時は日本人とは言わなかっただろうけど)
    伊予と土佐で

    0
    2025年11月27日
  • 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良い。
    昭和の頑固爺。英国の影響を受けているんだろうなあと思わされる。慶応大ぽくもある。
    ろくに調査せず株を売買するのは投資ではなく投機である。2%インフレしたらお金を使わないようにする。貯金が良い。
    色々お金を使い、経験したからこそ言えることなのだろう。人それぞれだとは思う。

    0
    2025年08月02日
  • 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由

    Posted by ブクログ

    偏屈には違いないがかなりまともな感覚のことを言っていると思う(ふるさと納税はした方が良いと思うが)。ジャパンナレッジ契約したくなった

    0
    2025年05月30日
  • 孤独のレッスン(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人それぞれの孤独

    17名の著者による孤独論。
    特に興味を惹かれたもの↓

    中条省平(フランス文学者)/孤独と追放――アルベール・カミュ最後の10年
    『異邦人』『ペスト』の作家という程度でしかカミュを知らなかったので…作家にここまでの重圧というのは現代では存在しないのではないかな

    奥本大三郎(フランス文学者)/永井荷風――独身者の悦びと不安
    気ままな一人暮らしが印象的でした。

    新元良一(作家)/ソロー『森の生活』が語りかける声
    この孤独、場所だけなら我が家の近所でも実践できそう。僻地じゃなかったんですね。

    0
    2025年04月29日
  • 源氏物語の楽しみかた

    Posted by ブクログ

    繰り返し読んだ『源氏物語』を、非常に立体的に味わうことができた。

    はじめ筆者は女性ではないかと思っていたほど、細やかで、(こと性に関する)男性特有の穿った見方のない解釈と説明は、読んでいてストレスフリーであった。

    高頻度で登場する命令口調(ex:「見よ」)に、筆者の興奮やどこにどう衝撃を受けたかがこちらまで伝わり、いつしかそれがクセになっている自分がいた。筆者の謹訳も読んでみたい。

    0
    2025年03月10日
  • 節約を楽しむ あえて今、現金主義の理由

    Posted by ブクログ

    面白くて1時間半で読み切りました。
    アナログを見直してみたら、意外と心地良いことに気が付きました。
    本や新聞は紙一択、買い物もなるべく現金にしました。

    0
    2025年01月20日
  • 夕顔の恋

    Posted by ブクログ

    夕顔、男性に好かれますね。
    私は登場人物の1人という認識です。
    でも、夕顔がいたから玉鬘がでてくる。
    こんなふわふわした(←ごめんなさい)お母さんから、しっかりした娘が生まれるのね。

    0
    2024年04月11日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第四帖 夕顔

    Posted by ブクログ

    ちゃんと読むのは初めての「源氏物語」。林望さんの謹訳シリーズが読みやすいと聞いたので挑戦。
    学生時代に国語の授業で習ったような…気もするけれど、国語が大の嫌い&苦手だった自分には記憶に残っておらず(笑)
    こうして読書好きにかわった今となっては楽しく読み進めることができました。林望さん、様々。
    時代的な考えや見方、男女観が反映されているので、あくまで古典として楽しめばいいかなと。いまの時代には即してない部分もあるので。
    まだまだ始まったばかりなので続きが楽しみである。

    0
    2023年12月12日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第二帖 帚木

    Posted by ブクログ

    ちゃんと読むのは初めての「源氏物語」。林望さんの謹訳シリーズが読みやすいと聞いたので挑戦。
    学生時代に国語の授業で習ったような…気もするけれど、国語が大の嫌い&苦手だった自分には記憶に残っておらず(笑)
    こうして読書好きにかわった今となっては楽しく読み進めることができました。林望さん、様々。
    時代的な考えや見方、男女観が反映されているので、あくまで古典として楽しめばいいかなと。いまの時代には即してない部分もあるので。
    まだまだ始まったばかりなので続きが楽しみである。

    0
    2023年12月12日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第一帖 桐壺

    Posted by ブクログ

    ちゃんと読むのは初めての「源氏物語」。林望さんの謹訳シリーズが読みやすいと聞いたので挑戦。
    学生時代に国語の授業で習ったような…気もするけれど、国語が大の嫌い&苦手だった自分には記憶に残っておらず(笑)
    こうして読書好きにかわった今となっては楽しく読み進めることができました。林望さん、様々。
    時代的な考えや見方、男女観が反映されているので、あくまで古典として楽しめばいいかなと。いまの時代には即してない部分もあるので。
    まだまだ始まったばかりなので続きが楽しみである。

    0
    2023年12月12日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第五帖 若紫

    Posted by ブクログ

    ちゃんと読むのは初めての「源氏物語」。林望さんの謹訳シリーズが読みやすいと聞いたので挑戦。
    学生時代に国語の授業で習ったような…気もするけれど、国語が大の嫌い&苦手だった自分には記憶に残っておらず(笑)
    こうして読書好きにかわった今となっては楽しく読み進めることができました。林望さん、様々。
    時代的な考えや見方、男女観が反映されているので、あくまで古典として楽しめばいいかなと。いまの時代には即してない部分もあるので。
    まだまだ始まったばかりなので続きが楽しみである。

    0
    2023年12月12日
  • 謹訳 源氏物語 一

    Posted by ブクログ

    ちゃんと読むのは初めての「源氏物語」。林望さんの謹訳シリーズが読みやすいと聞いたので挑戦。
    学生時代に国語の授業で習ったような…気もするけれど、国語が大の嫌い&苦手だった自分には記憶に残っておらず(笑)
    こうして読書好きにかわった今となっては楽しく読み進めることができました。林望さん、様々。
    時代的な考えや見方、男女観が反映されているので、あくまで古典として楽しめばいいかなと。いまの時代には即してない部分もあるので。
    まだまだ始まったばかりなので続きが楽しみである。

    0
    2023年12月12日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第三帖 空蝉

    Posted by ブクログ

    ちゃんと読むのは初めての「源氏物語」。林望さんの謹訳シリーズが読みやすいと聞いたので挑戦。
    学生時代に国語の授業で習ったような…気もするけれど、国語が大の嫌い&苦手だった自分には記憶に残っておらず(笑)
    こうして読書好きにかわった今となっては楽しく読み進めることができました。林望さん、様々。
    時代的な考えや見方、男女観が反映されているので、あくまで古典として楽しめばいいかなと。いまの時代には即してない部分もあるので。
    まだまだ始まったばかりなので続きが楽しみである。

    0
    2023年12月12日
  • すらすら読める風姿花伝

    Posted by ブクログ

    ほんとにこれを室町時代の人が書いたというのに驚くしかない、
    理論的で実践的で、ずっと変わらない人間の教訓がたくさん詰まってる

    0
    2023年05月04日
  • 孤独のレッスン(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    感想
    どれだけの才を持ち合わせても、どれだけの美貌を手に入れても。孤独は人間に付きまとう。耐えるという態度を捨てた楽しむという付き合い方。

    0
    2023年04月26日
  • 知性の磨きかた

    Posted by ブクログ

    昔の人特有の決めつけてかかる口調に少し苛立ちを覚えるのは図星をつかれたと思うからなのか。
    「趣味は片手間でやるものではなくプロを超える気持ちでやらないとものにならない」「本をたくさん読んだからといって偉い人なるわけではない」などは何をやっても中途半端で長続きしない私には耳の痛い話だった。

    0
    2022年08月26日