平岡敦のレビュー一覧

  • 殺す手紙

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    二段組みが一段組みになって死ぬほど早く読み終えた。

    友人からの不可解な頼みごと、それに沿って行動した結果、不可思議な事件に巻き込まれる。

    話の展開もよろしくて、どんでん返しまで満足いく作品でした~

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    2011年05月27日
  • 虎の首

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    新作が出ていたことに気づかず今頃になって読んだが、期待に違わず面白かった。年二回のペースで訳が出るのは非常にありがたい。

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    2009年10月04日
  • 七番目の仮説

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    物語はロンドン警察の巡査が中世風のペスト医者を発見することから始まる。いかにも怪しい風体に加え、ゴミバケツになにかを隠していたように見えたので、巡査はその男を呼び止め、ゴミバケツを確認してみる。だがそこには何も見つからなかった。男は落ち着いた風で、自分は犯罪学博士だと名乗る。てっきり頭がおかしいのだと思いその男を解放するが、もう一度ゴミバケツの中を見ると、そこには死体があった。
    事態はありえないような状況からさらにありえない状況へとエスカレートしていくのが、最後には綺麗にまとめ上げる手腕はアルテならではのもの。途中どう収拾をつけるのか楽しみでしょうがなかった。

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    2009年10月04日
  • 奇岩城

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    有名な怪盗アルセーヌ・ルパンが登場する、モーリス・ルブランの代表作。展開の速さと次々と登場する謎。読み応えのある名作。

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    2009年10月04日
  • 怪盗紳士ルパン

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    名前は知っていてもほとんど読んだことがなかったので、だいぶ想像と違ったけれど嫌いになれないキャラクターで読んでいて楽しかった。
    完璧超人という感じではなく、失敗もあるし、恋もするし、その感じがいいね。他の作品も読みたくなる一冊だった。

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    2026年08月07日
  • オペラ座の怪人

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    オペラ座の構造部分で挫折しかけた

    怪人の過去が気になった(扶桑社から怪人の過去について取り扱った作品が出ているとの事なので後日読もうと思う)

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    2026年07月21日
  • 死が招く

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    密室で見つかった死体とありふれてはいるがありえない環境で始まるミステリー。
    冗長さも感じずテンポ良く読めながら、イギリスの空気感も感じられる心地よい雰囲気で、二転三転する事実。王道ミステリーとしてとても楽しめた。
    たっぷり十分後ってたっぷり?

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    2026年07月03日
  • エマ

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    フランス、マッサージ、ロマンス、オマーン、極秘任務、逃避行。
    オマーンを舞台にしたロマンスと危険な任務。
    マッサージの感触、施術家の感覚の面白さと馴染みのないオマーンという国が印象的だったかな。
    もし映像化したら見てみたい。

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    2026年07月02日
  • ミゼレーレ 下

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    まず、上巻についても言えることだが、誤植の多さに呆れてしまっている。校正が行われずに発行されるとは思えないだけに、校正者の怠慢に苛立ちを禁じ得ない。このようなものを商品として販売できるとは。しかも下巻だけで1300円。

    内容は悪くない。ストーリー自体、展開、登場人物のいずれも。

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    2026年07月03日
  • ミゼレーレ 上

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    登場人物が個性的で尚且つ嫌味がないので、抵抗感なく読み進めることができる。

    カスダンは62歳ですっかり年寄り扱いされているのが意外。でも考えてみれば、フランス人って「リタイア」を目指して生きているようなところがあるから、リタイアというのは結構重要な境界線になるのかもしれない。
    ヴォロキンはちょっと現実離れし過ぎているような… そこがフィクションのいいところかもしれないけれど。

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    2026年06月28日
  • 地底旅行

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    ネタバレ

    J・ヴェルヌの地底旅行。
    地下都市に地底人が出てくるファンタジーかと思いきや、考古学や地質学、生物学や進化論的なSF冒険小説だった。

    子どもの頃から何度となく観た映画『BTTF Ⅲ』の劇中にて、19世紀の西部に暮らすドクが洞窟に隠したデロリアンを、1955年のドクとマーティで掘り出すシーンで、ヴェルヌの地底旅行を話題にしていたのを思い出し、その点は映画のそのシーンとの相乗も合ってわくわくした。

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    2026年06月09日
  • 欲望の大地、果てなき罪 下

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    ネタバレ

    あとがきで知ったけれど、これ災厄の子供たち三部作(未購入)の続きだったんだな……こちらから読んでしまった。いやしかし、それでも面白かった。曲者揃いのペルティエ一家を軸とした圧巻の群像劇。
    全員異なるベクトルで狂人というか……。中でもスペック的には最も冴えない長男ジャンが冒頭からさらっと通り魔殺人をかましており、もはや悪癖のように語られるそれに戦慄。しかも弟フランソワは新聞記者で、兄が起こした殺人事件をそうとは知らずに取り上げ、出世街道を邁進するというスリリングすぎる展開。ジャンの妻で毒婦ポジションのジュヌヴィエーヴも絶妙に憎めないところがある。
    三男エティエンヌのエピソードだと、シエウ・リン教

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    2026年05月23日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    むむ、黄色い部屋だと。なぜ黄色…。落ち着かないやろなあ。居心地の悪さでは徹子の部屋と双璧であろう。
    さておき、最古典の密室ミステリーだそうで。
    まあ、スゴかったですよ。
    とにかく神作品を作るぞって気概をガストンルルーから感じました、そうビンビンにな!
    なにせストーリーテリングが上手い、推理小説以前に読み物としてのレベルの高さが尋常じゃないです。
    謎をもったいぶって、値打ちこいて、まあ自らガンガンハードル上げていくタイプのルルーさん。最後の法廷のシーンでのテンションはこっちが心配になるほどに期待感を高めてきます。
    基本、主観は助手役の弁護士視点なんですが、探偵さんが書いた書簡を引用して探偵目線で

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    2026年05月08日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    新訳版
    記号論理学を操る少年記者ルールタビーユが、完全な密室である「黄色い部屋」で起きた令嬢襲撃事件に挑む。不可能犯罪の謎を論理的に解明する、ガストン・ルルーによる本格密室ミステリの金字塔。
    続編『黒衣婦人の香り』では、本作で示唆されたルールタビーユ自身の出生の秘密や過去が明かされるとのこと。彼の出生に関わる謎と、再び幕を開ける不可能犯罪にどう立ち向かうのか期待が高まる。こちらは新訳版はなさそう。

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    2026年04月11日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    名作古典密室ミステリの一つ!
    小説内に度々探偵の手記があり、探偵の名フレーズが多い。

    「理性の正しい側面によって描かれた円に、犯人の顔が収まるか」

    ラストの名残も素晴らしい!

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    2026年04月11日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    読書を始めたばかりの頃に読んだ作品。
    「当時どう思ったか」は詳細には覚えていないが、非常に面白かった印象。一方で、読んでいて疲れた印象もある。
    1作品中に形を変えた密室殺人が3件詰まっているのでボリューム感があり、そんな作品は今なお見かけないため、時代を考えるとなお凄い。
    2件目だかの廊下のくだりについては「どういうことか」がわかったが、それはミステリ初心者の自分でも「こういう方法だ」というのをなんとなく知っていたため。
    逆に言えば、まさにトリックの手本となったのが本作だったのでは、と思わせられるという意味で、古典の傑作と感じた。

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    2026年04月10日
  • 誰が星の王子さまを殺したのか?

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    星の王子さまを書いたサン・テグジュペリの死の真相を追い求め世界中を飛び回る。星の王子さまの内容や、サン・テグジュペリ自信の人生や遺品をもとに仮説を立て、こうだったらロマンチックという内容にまとまってた。

    星の王子さまの魅力に取り憑かれ、愛し、人生をかけた人たちの物語。

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    2026年04月10日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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     ルルー氏はあの有名な「オペラ座の怪人」を書いた作者であると言う事で御座いますが、年代的には「黄色い部屋の謎」の方がどうやら先に書かれた作品の様であります。

     こちらは早川書房様からも「黄色い部屋の秘密」として発売されており、散々悩んで私は創元推理文庫の方をを購入。

     勿論ハヤカワ文庫も数多く所有致しておりますが、如何せん合うカバーがないのがデメリット。

     ただ私は大好きな水色のA4カラーコピー用紙を文房具店で購入し、それをカバー代わりに使っておりますので、まあ問題ないと言えばないのでありますが(笑)。

     では、あらすじを。

     勲章を授与されるほど有名な科学者であるスタンガルソン教授

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    2026年04月04日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    面白かった。推理そのものはある程度現代のミステリーに親しんでいればわかりやすいものだし、背景も想像しやすいものだけど、なんというか「面白くしようとしている」「手がかりを与えようとしている」感があった。

    ところで某探偵漫画の某作でこれのトリックがあったが、読み終わってから「あー、だからか」と気づいた。

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    2026年03月29日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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     科学者とその娘が住む城の一室で起きた完全密室による犯行、再び起きた怪事件に人間消失、二人の探偵による推理合戦など本格ミステリーど真ん中と言っても過言ではない作品で、密室の感想は現代では解説でもかいてある通り古式蒼然と捉えられがちでありながら、この作品が発表された時代は画期的だったと考えれば感慨深いものだとも思えた。

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    2026年03月20日