平岡敦のレビュー一覧

  • オペラ座の怪人

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    映画への愛で読み切れたといっても過言ではない。
    小説だけだと刺さらなかったかも。(私の読解力の問題も関係しているが)
    映画では、怪人が世の中の全ての悲しみを知っている雰囲気があったのだが小説の怪人からはそれが読み取れなかった。もう少し怪人の描写が必要なのでは?と思う。なんだかラウールの話が多過ぎな気がする

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    2024年09月04日
  • 恐るべき太陽

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    ネタバレ

    トリックのためのトリック。なるほど〜、とは思わせられて、え〜そうだったっけと何ページも読み返させられる。
    だけど今一つ技巧以上のものがない。フランス人の文学に関する思いはあるのかもしれないけどそれにはあまり心を惹かれなかった。

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    2024年08月16日
  • 地底旅行

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    子供の頃にこのような探検物の本を読んでいなかったので新鮮。でも途中からそんな事あるのか?っていう方向に進むからびっくりしたけれど、子供だったらワクワクするのかも。インディージョーンズ的なドキドキもあって。やっぱりこういう本は子供の時に読むべきなんだね。

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    2024年08月13日
  • 恐るべき太陽

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    ネタバレ

    本格ミステリ2024年1位。
    南の島で作家と作家志望の5人の女性の合宿中に一人ずつ殺されていく。
    文章に違和感を感じつつも、トリックにはしっかり騙されました。ただ、作家志望の5人といっても実際にはそのうち2人だけ。あとの3人がこんな状況でも文章を書くとは思えないのだが、、、。
    そのあたりがちょっと消化不良。

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    2024年08月13日
  • われらが痛みの鏡 下

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    前2冊のようなサスペンス要素やどんでん返しを期待しながら読み進めていたのだけれど、ストレートな歴史活劇だったので結構肩透かしを食らった。
    歴史状況の方が大きく動きすぎて、人物一人一人がそこに埋没してしまった感じはある。
    ドイツに侵攻されるフランス大衆の様子はとても興味深く面白く読んだ。
    追記
    主要キャラクターにカート・ヴォネガット作品へのオマージュがある気がしたが、どうだろうか。

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    2024年08月10日
  • オペラ座の怪人

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    四季の舞台鑑賞がきっかけで読んでみた本。

    分厚い上に昔の作品なので、読む前は抵抗感がありましたが、めくってみると翻訳の文章が読みやすかったからか意外と一気に読めました。

    中学の頃に読んでたエドガー・アラン・ポーなどの怪奇小説?と似た空気感かも。

    フランケンシュタインの怪物と同じく、こちらの怪人も可哀想な印象を与えるのですが、最後の最後でこっちの怪人の方がまだ救いはあったのかな、と思える読後感でした。

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    2024年06月23日
  • 恐るべき太陽

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    フランスの作家さんは初めて。
    登場人物が「マルティーヌ」「ファレイーヌ」「アスティーヌ」と「イーヌ」だらけで、どの「イーヌ」なのか混乱する。
    登場人物を何度も見返して確認するから全然前に進まない…。

    海外ミステリーが苦手なので、今までもほとんど読んでこなかった。
    でもフランスのクローズドサークルってどんな感じなんだろうと興味が湧いて、チャレンジしてみようと思った。

    叙述トリックで騙されるということだけは知っていたのでドキドキしていたけど、最後まで読んで、自分は全く騙されていなかったことに気が付き呆然となる…。

    トリック部分は「え!?ずっとそうだと思ってたけど…(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)」と逆

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    2024年05月29日
  • 恐るべき太陽

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    フランスのミステリ作家・ビュッシがクリスティの『そして誰もいなくなった』の向こうを張った意欲作。

    ベストセラー作家ピエール=イヴの創作教室に参加するため、南の島ヒバオアへ集った5人の女性たちが一人ずつ消えていく。膨大な応募者の中から選考の結果選ばれただけの彼女たちがなぜ? 一癖も二癖もありそうな参加者たち、島の至る所に設置された石像…ミステリファンならば「二ヒヒ」と笑いたくなる舞台装置の数々。そして、語りの魔術師とも称されるビュッシがここぞとばかりに本領発揮をしている。翻訳は相当苦労したのではないかと想像される。

    軽いポップなミステリをご用向きな場合には避けた方がいいかも。何が何だかわから

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    2024年05月05日
  • 死が招く

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    ネタバレ

    火のついた鍋に頭を突っ込んだ状態で発見されるという、なかなかショッキングなシチュエーションで始まる。
    構成自体は良くあるミステリーだけど、犯人の動機が読者にしか知らされないなど、ちょっとひねった演出が面白い

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    2024年04月21日
  • オペラ座の怪人

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    怪人エリックの秘話。エレファントマンのジョン・メリックが浮かぶ。せけんへの復讐心もありながら、普通の人でありたいと願う。巨大な建造物オペラ座の奈落への冒険譚もはらはら、わくわくする。2024.3.14

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    2024年03月14日
  • 恐るべき太陽

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    初読みの作家。
    構成がうまくて、誘導していく技巧が凄い。ゴーギャンが愛した南の島での展開も面白かった。
    ただ、登場人物たちの誰にも共感できなくて、ロマンスを搦めたのもあまり興味なかったかな、と思う。

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    2024年03月14日
  • 恐るべき太陽

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    南国のフランス領 マルケサス諸島にあるヒボオア島が舞台。
    作家志望者の女性5名はフランスの有名小説家であるピエール=イヴ・フランソワ(PYF)が開催する創作セミナーに参加することになった。
    「4日間のセミナー中何が起ころうと書き続けろ、全てを書き残せ」というPYFからの課題を忠実に実行する5名の女性たち。
    そんな中過去にパリで起こった連続殺人との関わりが浮上し、またPYFは失踪してしまった。

    大多数の応募の中から選ばれた5人の女性たちの思惑は?

    ・構成
    一人称視点で書かれた5名それぞれの小説とその合間に参加者以外(外部)の人間の視点が差し込まれている。

    ・感想
    叙述ミステリー

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    2024年02月22日
  • オペラ座の怪人

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    長かった…
    ミュージカルを観に行く予習として読んだ。
    はじめは超簡潔にまとめられた英語本を読んでいて、ついていけなかったので副読本としてこちらを呼んだら理解が深まった。

    オペラ座の怪人って、お化けじゃなくて人間だったんだ、というのが意外。
    オペラ座に行ったら本当にカラクリがあるのかな?

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    2024年01月08日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    ネタバレ

    ルパンが20歳の頃の恋と犯罪の物語。
    男爵令嬢でピュアなクラリスを手に入れた途端、峰不二子ちゃんのモデルのような魅惑的な大人の悪女「カリオストロ伯爵夫人」にのめり込む「ラウール・ダンドレジー」こと血気盛んな若きルパン。

    本作のルパンは若いから「俺さま気質」が鼻につくレベルで、このルパンのキャラクターが好きになれないと冒険譚も彼の都合の良い自慢話にしか感じられないかも。
    クラリスもカリオストロ伯爵夫人ことジョゼフィーヌ・バルサモも男性目線からの都合の良い女だものね。

    しかし、ルパンの最初の奥さんがクラリスで、クラリスとの間の息子が生まれて早々にカリオストロ伯爵夫人に誘拐されていた設定だったこ

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    2023年12月24日
  • ルパン、最後の恋

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    ポケミス、装丁買いです。
    ルパンよりホームズ好きで、今更ながらの初ルパンでした。めちゃくちゃ紳士で格好いい。
    でもやっぱりホームズの方が好きですが、これを機に他のルパン作品も読んでいこうと思います。

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    2023年12月14日
  • 恐るべき太陽

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    出版社が主催する南の島での人気作家との創作アトリエ参加当選者5名は違うタイプの美人揃い。しかし、皆、何かを隠している気配がある。パリ主任警部のファレイーヌだけが夫婦で訪れ、マリ=アンブルは娘連れ。作家、参加者五名、随伴2名、宿泊所オーナー、その娘二人。あとは庭師とタトゥー彫師が登場人物。まず作家が行方不明に。そして一人ずつ殺されていき、残った人たちは疑心暗鬼に。警察も呼んですぐ来る環境ではない。生き残るのは誰?真犯人は?作家は生きているのか?ファレイーヌが追っていた事件の犯人はこの殺人と関係あるのか?
    この本、私はすごく相性悪かったです。読んでいて語り手がすぐわからなくなり、そこで寝落ち…。ま

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    2023年10月23日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    密室ミステリの古典的名作。
    当時としては画期的なのでしょう。
    斬新な密室ものが数多く現れてきた現在の視点では「なんだそんなことなの」と肩すかしを受けるかもしれません。
    それでもミステリがお好きなら一度は読んでおくといいかもと思います。
    新訳になって格段に読みやすくなってます!

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    2023年10月20日
  • 恐るべき太陽

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    ネタバレ

    最近選んだ本がたまたま主人公が犯人のものばかりで正直お腹いっぱい
    もう少し違う展開を期待して最後まで読んだが、やっぱりクレムが犯人だしエロイーズとかヤンも好きになれなくて何とも言えない終わり方だった

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    2023年09月24日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    「密室」で起こる事件、どれほど多くの探偵や刑事達が数知れないほどの物語の中で、その解明に挑戦しているか……。

    「黄色い部屋の謎」は、そんな「密室」ミステリーの古典中の古典。

    作者は「オペラ座の怪人」の原作者として有名なガストン・ルルー。
    巻末の「訳者覚書」にもあるように、日本で発表されるやいなや江戸川乱歩が本作を絶賛している。

    海外の「古典」と称される「名作」は、日本語への新訳がなされるたびに、新たなファンが生まれ、いく世代にも渡りファンに読み継がれるのも楽しみの一つ。

    また、どんなミステリー作家がどんな「密室」をうみ、どんな解決で物語るのか……読者の楽しみは尽きない。

    それだけでも

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    2023年09月24日
  • 吸血鬼の仮面

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    オーウェン・バーンズシリーズ第5弾。
    バーンズが関わったロンドンの変死事件が、小さな村の吸血鬼騒動につながってゆく。煙とともに密室から消える怪人、鏡にうつらない男、1年以上腐敗していない死体。吸血鬼が跋扈しているとしか思えない怪現象の真相とは…
    吸血鬼と噂される外国の伯爵に嫁いだ友人のもとを若い女性が訪れるパートは、まさにゴシックホラーという感じ。無理やり感もあるが、怪奇現象が論理的に解明されていくのは楽しい。

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    2023年09月22日