平岡敦のレビュー一覧

  • 恐るべき太陽

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    フランスの作家さんは初めて。
    登場人物が「マルティーヌ」「ファレイーヌ」「アスティーヌ」と「イーヌ」だらけで、どの「イーヌ」なのか混乱する。
    登場人物を何度も見返して確認するから全然前に進まない…。

    海外ミステリーが苦手なので、今までもほとんど読んでこなかった。
    でもフランスのクローズドサークルってどんな感じなんだろうと興味が湧いて、チャレンジしてみようと思った。

    叙述トリックで騙されるということだけは知っていたのでドキドキしていたけど、最後まで読んで、自分は全く騙されていなかったことに気が付き呆然となる…。

    トリック部分は「え!?ずっとそうだと思ってたけど…(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)」と逆

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    2024年05月29日
  • 恐るべき太陽

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    フランスのミステリ作家・ビュッシがクリスティの『そして誰もいなくなった』の向こうを張った意欲作。

    ベストセラー作家ピエール=イヴの創作教室に参加するため、南の島ヒバオアへ集った5人の女性たちが一人ずつ消えていく。膨大な応募者の中から選考の結果選ばれただけの彼女たちがなぜ? 一癖も二癖もありそうな参加者たち、島の至る所に設置された石像…ミステリファンならば「二ヒヒ」と笑いたくなる舞台装置の数々。そして、語りの魔術師とも称されるビュッシがここぞとばかりに本領発揮をしている。翻訳は相当苦労したのではないかと想像される。

    軽いポップなミステリをご用向きな場合には避けた方がいいかも。何が何だかわから

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    2024年05月05日
  • 死が招く

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    ネタバレ

    火のついた鍋に頭を突っ込んだ状態で発見されるという、なかなかショッキングなシチュエーションで始まる。
    構成自体は良くあるミステリーだけど、犯人の動機が読者にしか知らされないなど、ちょっとひねった演出が面白い

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    2024年04月21日
  • オペラ座の怪人

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    怪人エリックの秘話。エレファントマンのジョン・メリックが浮かぶ。せけんへの復讐心もありながら、普通の人でありたいと願う。巨大な建造物オペラ座の奈落への冒険譚もはらはら、わくわくする。2024.3.14

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    2024年03月14日
  • 恐るべき太陽

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    初読みの作家。
    構成がうまくて、誘導していく技巧が凄い。ゴーギャンが愛した南の島での展開も面白かった。
    ただ、登場人物たちの誰にも共感できなくて、ロマンスを搦めたのもあまり興味なかったかな、と思う。

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    2024年03月14日
  • 恐るべき太陽

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    南国のフランス領 マルケサス諸島にあるヒボオア島が舞台。
    作家志望者の女性5名はフランスの有名小説家であるピエール=イヴ・フランソワ(PYF)が開催する創作セミナーに参加することになった。
    「4日間のセミナー中何が起ころうと書き続けろ、全てを書き残せ」というPYFからの課題を忠実に実行する5名の女性たち。
    そんな中過去にパリで起こった連続殺人との関わりが浮上し、またPYFは失踪してしまった。

    大多数の応募の中から選ばれた5人の女性たちの思惑は?

    ・構成
    一人称視点で書かれた5名それぞれの小説とその合間に参加者以外(外部)の人間の視点が差し込まれている。

    ・感想
    叙述ミステリー

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    2024年02月22日
  • オペラ座の怪人

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    長かった…
    ミュージカルを観に行く予習として読んだ。
    はじめは超簡潔にまとめられた英語本を読んでいて、ついていけなかったので副読本としてこちらを呼んだら理解が深まった。

    オペラ座の怪人って、お化けじゃなくて人間だったんだ、というのが意外。
    オペラ座に行ったら本当にカラクリがあるのかな?

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    2024年01月08日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    ネタバレ

    ルパンが20歳の頃の恋と犯罪の物語。
    男爵令嬢でピュアなクラリスを手に入れた途端、峰不二子ちゃんのモデルのような魅惑的な大人の悪女「カリオストロ伯爵夫人」にのめり込む「ラウール・ダンドレジー」こと血気盛んな若きルパン。

    本作のルパンは若いから「俺さま気質」が鼻につくレベルで、このルパンのキャラクターが好きになれないと冒険譚も彼の都合の良い自慢話にしか感じられないかも。
    クラリスもカリオストロ伯爵夫人ことジョゼフィーヌ・バルサモも男性目線からの都合の良い女だものね。

    しかし、ルパンの最初の奥さんがクラリスで、クラリスとの間の息子が生まれて早々にカリオストロ伯爵夫人に誘拐されていた設定だったこ

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    2023年12月24日
  • ルパン、最後の恋

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    ポケミス、装丁買いです。
    ルパンよりホームズ好きで、今更ながらの初ルパンでした。めちゃくちゃ紳士で格好いい。
    でもやっぱりホームズの方が好きですが、これを機に他のルパン作品も読んでいこうと思います。

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    2023年12月14日
  • 恐るべき太陽

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    出版社が主催する南の島での人気作家との創作アトリエ参加当選者5名は違うタイプの美人揃い。しかし、皆、何かを隠している気配がある。パリ主任警部のファレイーヌだけが夫婦で訪れ、マリ=アンブルは娘連れ。作家、参加者五名、随伴2名、宿泊所オーナー、その娘二人。あとは庭師とタトゥー彫師が登場人物。まず作家が行方不明に。そして一人ずつ殺されていき、残った人たちは疑心暗鬼に。警察も呼んですぐ来る環境ではない。生き残るのは誰?真犯人は?作家は生きているのか?ファレイーヌが追っていた事件の犯人はこの殺人と関係あるのか?
    この本、私はすごく相性悪かったです。読んでいて語り手がすぐわからなくなり、そこで寝落ち…。ま

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    2023年10月23日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    密室ミステリの古典的名作。
    当時としては画期的なのでしょう。
    斬新な密室ものが数多く現れてきた現在の視点では「なんだそんなことなの」と肩すかしを受けるかもしれません。
    それでもミステリがお好きなら一度は読んでおくといいかもと思います。
    新訳になって格段に読みやすくなってます!

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    2023年10月20日
  • 恐るべき太陽

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    ネタバレ

    最近選んだ本がたまたま主人公が犯人のものばかりで正直お腹いっぱい
    もう少し違う展開を期待して最後まで読んだが、やっぱりクレムが犯人だしエロイーズとかヤンも好きになれなくて何とも言えない終わり方だった

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    2023年09月24日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    「密室」で起こる事件、どれほど多くの探偵や刑事達が数知れないほどの物語の中で、その解明に挑戦しているか……。

    「黄色い部屋の謎」は、そんな「密室」ミステリーの古典中の古典。

    作者は「オペラ座の怪人」の原作者として有名なガストン・ルルー。
    巻末の「訳者覚書」にもあるように、日本で発表されるやいなや江戸川乱歩が本作を絶賛している。

    海外の「古典」と称される「名作」は、日本語への新訳がなされるたびに、新たなファンが生まれ、いく世代にも渡りファンに読み継がれるのも楽しみの一つ。

    また、どんなミステリー作家がどんな「密室」をうみ、どんな解決で物語るのか……読者の楽しみは尽きない。

    それだけでも

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    2023年09月24日
  • 吸血鬼の仮面

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    オーウェン・バーンズシリーズ第5弾。
    バーンズが関わったロンドンの変死事件が、小さな村の吸血鬼騒動につながってゆく。煙とともに密室から消える怪人、鏡にうつらない男、1年以上腐敗していない死体。吸血鬼が跋扈しているとしか思えない怪現象の真相とは…
    吸血鬼と噂される外国の伯爵に嫁いだ友人のもとを若い女性が訪れるパートは、まさにゴシックホラーという感じ。無理やり感もあるが、怪奇現象が論理的に解明されていくのは楽しい。

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    2023年09月22日
  • 赤髯王の呪い

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    ネタバレ

    フランボワーズのブランデーってどんな味か気になる。すもも酒も味見してみたい。

    内容としては複数作品いくつかが「赤い霧」の草稿かと思わせる。普仏戦争とかドイツの支配とか、あの辺の歴史が、当事国と外国とでは全く意味が違うのだろうな。

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    2023年09月03日
  • 恐るべき太陽

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    視点がコロコロ変わって読みにくい…!
    クレムやらクレメンスやらわからん。。。!
    もっと日本的に訳すことはできないんか?
    フランス文学、そのまま訳さなくていいとおもう

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    2023年08月25日
  • 黄色い部屋の謎【平岡敦訳】

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    古典らしい古典、良いところも悪いところも現代の視点からすれば同じように古家具のような輝きと匂いを放っている。それを好むかどうかは読み手次第だろう。
    新聞連載ゆえに必要以上の引き伸ばしはあるが豊かなキャラクターと適度な冒険によって物語が保たれている。犯人が探偵の宿敵的ポジションにあり、変装の達人であるところや、常に助手をけむに巻く探偵などからは二十面相や明智小五郎を連想させられる。江戸川乱歩が今作を高く評価しているのも頷ける。

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    2023年07月12日
  • 第四の扉

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    ネタバレ

    カーをリスペクトした作品だと知り読んでみた。
    舞台設定や雰囲気までならず、本作に登場する探偵役(?)ツイスト博士はカーのフェル博士がモデルらしい。モデルどころか、初めはフェル博士そのものとして書いていたそうで、著作権の問題でキャラを変えざるを得なかったという。

    立て続けに起こる謎に満ちた事件。
    当然、真相も犯人も分からなかったが、実はこのトリック、最近読んだある作品とそっくりで、後から思えばどうして気づかなかったのかと残念だ。

    二部構成になっていて、最後には驚くべき事実が明かされる。おもしろい構成の本だった。

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    2023年07月07日
  • 炎の色 上

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    上下一括感想下巻にて

    しかし、どいつもこいつも……
    嫌なやつがいっぱい!

    読むのが嫌になる……。

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    2023年03月14日
  • 天国でまた会おう 上

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    久々のルメートル
    あれ、でもこれミステリーじゃないんだねとちょっとがっかり、壮大な復讐劇といったところか

    主人公のマイヤールはなんとなくぐずでのろまな印象、機転が利かないくせに、じっくり考えることもせずに自分からどんどん落とし穴にはまっていくタイプ、人はいいけど全くの善人でもないし

    ヒーロー要素のかけらも無い主人公だがそれだけに自分と重なる部分もたくさんあるな

    そんなマイヤールは戦場で上官のプラデルの悪事に偶然気付いてしまい、殺されそうになる
    九死に一生を得てパリに戻った彼だが、何もかも失ってぐすぐずと思い悩んで躓きまくり貧乏生活が続く
    一方でプラデルは悪事を重ねてのし上がって行くのだが

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    2023年02月15日