ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
※この作品には販売期限があります。2028年01月13日を過ぎると販売を終了致します。
画家ゴーギャンや歌手ジャック・ブレルが愛した南太平洋仏領ポリネシアのヒバオア島。謎めいた石像ティキたちが見守るこの島に、人気ベストセラー作家と、彼の熱烈なファンでもある作家志望の女性5人が〈創作アトリエ〉のために集まった。だが作家は失踪、彼女らは次々に死体となって発見される……。最後に残るのは、誰? 叙述ミステリーの巨匠ミッシェル・ビュッシが満を持して放つ、アガサ・クリスティーへの挑戦作! 手掛かりはたくさんあるのに騙される……。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
うわあ!またすごい作家に出逢えた!! 大ネタがわかったときは、大袈裟でなく声を上げてしまった。自宅でよかった。 解説の阿津川辰海によれば(その解説が読めるのも豪華。ぜひ解説まで読んで欲しい)、フランス・ミステリーの真髄は「かたり」にあるそうで。 気持ちよくやられた〜という、ミステリ好きとしては素晴...続きを読むらしい読書体験だった。シチュエーションもかなりクローズド・サークルに近いし、島での殺人事件なんて面白くないわけがないでしょう。 ミシェル・ビュッシ、わたしが知らなかっただけで、翻訳されている既刊がけっこうあるみたいなので、読破したいと思います。フランス・ミステリーはあまり読んでこなかったからとても新鮮。やはり国によって雰囲気や特徴ってあるものなのだなと再認識。いろいろな国のミステリをこれからも読み比べたくなる、そんな嬉しい発見だった。
なんとなく怪しくて、途中何度もあれっ?となるけれど、まんまとミスリードに乗ってしまってました。 種と仕掛けが巧妙でした。
2024年本格ミステリ10の海外部門1位の作品。そして誰もいなくなったを彷彿とさせる、孤島での連続殺人の話。作者のトリックに私はしっかり騙されました。やられたーという感じ。
なるほど!こうくるか・・・ 確かに、読んでいる間に感じた少しの違和感の正体はこれか・・・と感心。 それにしても、ティティーヌとチャーリーの生涯の恋は1週間寄港しただけだからでしょうね。 猫や犬に対する愛情は決して目減りしないのに(たとえお布団に3日連続でオシッコしても、家具をガリガリかじっても...続きを読む、壁紙をはがしても)なぜ、人間相手だと目減りし変質していくのか。
【2024年203冊目】 作家を生むための創作合宿――南太平洋仏領ポリネシアのヒバオア島に集められた五人の女達。号令をかけたのは人気ベストセラー作家。島で滞在しながらそれぞれが創作に勤しむだけの理想的な環境。の筈だったのに、参加者の一人が滅多刺しの死体で発見されて――。 外国の小説というのは翻訳さ...続きを読むれていても、日本の小説とは全く文体も、リズムも違うので、初めて読む方は戸惑うのではと思います。訳者によっても読みやすさは大いに異なるのですが本作は読みやすいので安心できますし、異国のリズム感を楽しめます。 明示されているようで隠されているようにしか思えない真実に翻弄されっぱなしでした。ミステリーに慣れた読者でも疑いはしても確信はできず、終始居心地の悪さを感じることになるのではないでしょうか。 謎解きは結構明白にされるので、ややこしい設定でもちゃんと理解できますご安心を。信じたり疑ったり、読みながらも一緒に推理できる小説で楽しいと思います。 唯一私的に混乱したのは名前。カタカナに弱いので、適宜登場人物一覧に戻りながら読みました。
南洋の島で開かれる創作アトリエに参加したベストセラー作家と作家志望の五人の女性。しかし五人に課題を残して作家は失踪、やがて殺人事件が起こる。明るい印象のリゾート地だし実は無人島ではないし、だけれどやはり孤島ミステリの風格がある、スリリングなミステリです。 「語りにして騙りのミステリ」とはなるほど。叙...続きを読む述ミステリーの巨匠って、それはもうネタバレでは、という気もしなくもないけれど、だからといって見抜けはしません。参加者が一人減り二人減り、最後の二人になってからでも「え?」と驚かされます。うわ、そういうことか~。そして真相を知ってからもう一度各ポイントをチェック。ううむ、お見事。 物語としてのラストもちょっと素敵。参加者たちが遺した「死ぬまでにわたしがしたいのは」が、切ないながらも少しの優しさをもって思い起こされるのにほろりとしました。死んでしまってからなんだけれど、少しは叶ってるんですよね……。
アガサの「そして誰もいなくなった」のオマージュ。舞台を現代のタヒチに移し、異国らしさ民族のことを含みつつミステリーが完成!もし自分が犯人だったらと考えることはほとんどないけど、この本は考えてしまった。きっと大変だし、ずっとヒヤヒヤしてるだろう…どの犯人もかもしれないけど。 タヒチに行ったことないけど...続きを読む亜熱帯の空気、スコール、海が想像される。映画化したら素敵な場面ばかりだろうな。大きなスクリーンで見たい小説。
美しいマルケサス諸島の風景とタナエの作る地元の美味しそうな料理がとても印象的。それと対照的な凄惨な殺人事件。伏線がありすぎてよく意味が分からず途中までは読みづらかったけど、2転3転する結末に最後までハラハラさせられた。ポリネシアンタトゥーの話やティキと呼ばれる彫像の話、ムルロア環礁での核実験の後遺症...続きを読むの話などもとても興味深かった。
面白かったです。 謎が謎を呼び、もう謎だらけ!全員怪しい! 伏線が回収されていく時はスッキリしました。 しかし… 本の裏筋…書きすぎじゃないかな? 『叙述トリックの巨匠』だとか『クリスティへの挑戦作』だなんて…ネタバレだと思います(ノᗝ˂。)
著者初読み。 翻訳本としては読みやすく、それぞれの視点で書かれた章立てが短く(これがストーリーに重要な組み立てだったのだか)没入しやすかった。 アガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」のオマージュとのことだが、昔読んだはずだがすっかり忘れており、こちらももう一度読みたくなった。 ヒバオア島...続きを読むの自然と歴史、神秘が背景にある中のミステリーに浸れる至福の時間を味わえた。 いつかは行ってみたいところである。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
恐るべき太陽
新刊情報をお知らせします。
ミシェル・ビュッシ
平岡敦
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
怪盗紳士ルパン
カリオストロ伯爵夫人
赤髯王の呪い
オペラ座の怪人
オマル2 -征服者たち-
オマル―導きの惑星―
黄色い部屋の謎【平岡敦訳】
奇岩城
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲恐るべき太陽 ページトップヘ