平岡敦のレビュー一覧
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ネタバレ# 天国でまた会おう
戦争で味方を殺すことによって実績を上げ、戦後は死者を冒涜することによって利益を貪ろうとした中尉は、悪事が発覚し、孤独のうちに死亡する。
中尉の悪事を目撃した兵士アルベールは、注意によって殺されそうになるが、エドゥアールによって助けられる。
エドゥアールはアルベールを助ける際に大けがを負い、二度と人前に顔を出すことも話すこともできない姿となる。エドゥアールは恨みから、戦没者記念碑の詐欺を思いつき、国中から金を集める。国外へ逃亡するというその日に、自分の父が運転する車に飛び込んで死亡する。
アルベールはエドゥアールの詐欺に手を貸し、大金を持って恋人とともに植民地へ逃亡する。
それにしても長すぎるのではないか。
アレックスのような劇的な展開がないだけに退屈感が否めない。
文章や構成は洗練されているとはいいがたい。 -
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ルパンの赴くところ事件あり。宝くじ争奪、老男爵殺害、青いダイヤ、謎の金髪美人・・・警察は翻弄され、ガニマール警部は苦虫を噛み潰す。事件の関係者たちはついに英国の名探偵シャーロック・ホームズに出馬を要請した。勇躍フランスへと乗りこんできたホームズとワトスンだが、その出鼻にルパンの強烈な先制パンチが・・・神出鬼没の怪盗対不世出の名探偵、世紀の対決が始まった!
「金髪の女」「ユダヤのランプ」の二篇を収録。やはりルパンの方がカッコよく描かれていますね。原作ではコナン・ドイルの許可が下りずSを後ろにつけて改名していたという解説に驚きました。まあ確かにドイルからすれば微妙な気持ちだったんでしょうね。ルパン派の私としては逮捕されかけてもやっぱりカッコいいなあと思いますが。どちらの作品でも女性がキーパーソンとなりホームズを手こずらせますが、金髪の女の方がトリック的にわくわくしました。なかなか新訳が出ないのが悲しいですが、平岡さんの訳は読みやすくて好きなので是非とも全作揃えてほしいところ。 -
Posted by ブクログ
休戦間近の戦線において、主人公アルベールは上官が敵の攻撃に見せかけ部下を撃ち殺し、戦意向上させようとしていることを目撃する。
そして上官に生き埋めにされそうなところをエドゥアールに救出されるが、エドゥアールは大怪我を負ってしまい、戦後のアルベールはエドゥアールの世話に追われてしまう。
上巻はほんとに舞台設定の説明のみという感じ。
出てくる人々が大抵駄目で、いわゆるきれいなヒーローやヒロインは存在しな
い。特にエドゥアールの姉のマドレーヌがすごい。なんだこの迫力は。
エドゥアールのうつろな穴というか、なんだろう、モンスター化しているとこ
ろが怖い。あと運命の皮肉さ。
下巻が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
小・中と大好きだったルパンシリーズ。
ハマったのはホームズよりも先。ホームズはなんか
怖そうだったので、結局まともに読んだのは高校なんだよなあ。まあ、ドラマは観てたんだが・・・。
奇厳城・青い瞳の少女・813の謎、などなど何度も何度も読んだなあ。とにかくわくわくした。
つーわけで楽しみにして読んだのだが・・・・。
うーん・・・・。まあおもしろくない、とはまではいかないんだが、正直あんまわくわくしなかった。
子どもの心を失ったから???
同時収録の一番最初の短編の方がおもしろかった。
コラさん、四人のお友達、別に誰が好きとかでなく
楽しく過ごしていたいだけ、とか言ってたわりに、
ルパンなら愛するようになるとか、意味分からん。
つーか、なぜ湖に飛び込む、そしてまんまと浚われるんだ??あのへんの展開の突然ぶりがなんだかなーっと。
ルパンもルパンで、コラさんがあなたが好きですビームをだしまくってるのに、なぜ王妃にしたがるのだ?
ここもまた意味わからん。
まあ、犯罪者の連れにはできない、とか、まあいろいろ葛藤はあるんだろうが。
でも、結局最終的にはらぶらぶやし・・・・。
うーん。
ホームズって映像化とかしてもおもしろいけど、
ルパンってあんま映像化とかきかないし、確か映画もあったような気がするけど、ヒットしてないような気もする。作品としては両方ともおもしろいと思うんだけど、
やっぱホームズの方が世界が広がりやすいのかしら? -
Posted by ブクログ
ネタバレようやく!ようやく読むことができました。
でも、あれれ?
私の愛しのルパンはこんな?
私が年取っちゃったのー!と寂しく思っていたら、推敲途中の原稿だそうで、ちょっとホッとする。
骨格だけだったんだな。
花の盛りの40歳になったルパン。
自分とは世界が違うとか言いつつ、唇を奪ってしまうあたり、むふふ。
ルパンだなー!
最後の恋のお相手は箱入りなのに大胆な怖いもの知らずのお嬢様、コラ。
肉食になったクラリス(アニメの)って感じ。
あー、このお話にガッツリ肉がついていたらどんなになったんだろう。
サー・ドースンとの駆け引きもきっともっとスリリング。惜しくて仕方がない。
これを世に出してしまったこともちょっと悲しい。これ一冊でルパンを語る人がいるかもと思うと。
同時に初収録の最初のルパンがあるのに慰められる。
もう一度シリーズを読み直して、もう一度惚れ直そうかな。
「これがアルセーヌ・ルパンの最後の冒険になるかどうかはわかりません。でもわたしは確信しています。これが最後の恋に…ただひとつの恋になると」
きゃー!